タイトルにあるように(大)企業トップは定期的に運動する人が多いようです。
いわゆる健康に気を遣うというのが一般的な見方なのですが、掘り下げればもっと違った「本当の」理由があるのではないかと推察されます。
そこでその本当の理由(わけ)を知るためにあくまで独自目線で、企業トップが定期的に運動する理由(わけ)を探ってみました。
人はなぜ運動をするのか?といった本質的な部分にも共通するこの考え方、あなたも参考にしていただけるはずです。
Contents
なぜ企業トップは運動を継続できるのか?
なぜ企業のトップ達は運動を日課にするのでしょう?
アメリカでは当たり前のことですが、最近は日本でも(大)企業のトップらが運動を継続的な日課にしていることが多いようです。
そもそも目が回る程忙しい大企業の経営者たちは、なぜそこまでして運動を行う必要があるのでしょう?
企業のトップが運動を継続する理由が理解できれば、あなたも身体を動かす意義を見出せるかもしれません。
そこには確固たる理由があったのです。
ある調査によれば運動の継続性を調べた結果、社会的地位が高いほうが運動の継続性は高いということがわかっています。
逆に単なるイメージにすぎないかもしれませんが、現場で忙しく働いて残業もバンバンこなしている一般社員が、継続した運動をこなすのは難しいというのが一般的な共通認識でしょう。
*当ブログで扱う運動とは以下の定義を含んだものです。
・トレーニング/エクササイズと呼ばれるひとりでできる身体を鍛える訓練のこと
・一般的にワークアウトやジョギング等、筋肉を鍛え伸ばしたり、心肺機能を高める運動
・バーベルやマシンを使った内容、ピラティスやヨガ等も含まれる
・グループ/チームでの運動(サッカー・野球等)やゴルフ等は含まない
出典:https://goo.gl/65kIXT
早起きしてジムにいったり走ったりといった運動することが、仕事に良い影響を与えると既述されてます。
運動の有効性はブルーカラーには響かない!?
確かに一般社員にとって継続的な運動をすることは日常的に非常に困難であり、学生時に相当好きでやっていない限り、社会人になってまで運動を継続する可能性は高まらないでしょう。
家事・育児に関しても同じことが言えます。
掃除・選択・子供の世話・保育/幼稚園/塾の送り迎え等、毎日の雑務がひっきりなしにくる状況では自分の身体に気を遣う暇等あろうはずがありません。
こうした状況は子供が小さい、あるいは学生であれば男性・女性であろうと親の責任としては当然のことであり、自分のために使う時間を確保することなど到底できないことでしょう。
世間一般的に使われるホワイトカラーとかブルーカラーといった言葉がありますが、運動を継続的に実施している人はホワイトカラーに圧倒的に多いという印象があります。
実際、(大)企業の経営者達をホワイトカラーと呼ぶ場合もあり、その人達のほうが運動を継続する確率が非常に高いということも現状を後押しする要因となっているかもしれません。
ブルーカラーは心の余裕がない!?
ものすごく大雑把な一般論で恐縮ですが、まずブルーカラーに自発的な運動を推奨しても中々してくれないと言う事実があります。
そもそも明確な目標がなかったり、目標を持てない人は運動などできませんし、その余裕もないのです。
体を動かすことの気持ちよさやその効果にそもそも目がいかないわけで、それは毎日の生活(仕事・家事・育児等)で精神的にも肉体的にもまったく余裕がないことが大きな要因です。
だから定期的な運動に目が行くはずもありません。
仮に運動をしたとしてもそれはそもそもが受動的(やらされる運動)であり、能動的な(自発的に行う)ものではありません。
受動的行為とは、やらされる・誘われる運動であり、みずからが自発的に動いて(やろうと思って)やっていないことです。
逆に能動的行為とは、みずから自発的に動くことであり、そうすることで創造性(クリエイティビティ)も高まり、自分に合ったトレーニングやエクササイズを貪欲に求める傾向があります。
運動を受動的に行う人は他人から誘われたりしたらやることもあるし、やってる最中は楽しいのですが、だからといってその運動を継続するということはありません。
もちろんひとりでできるトレーニング系等はもっての他で、「そんなものいったい何が面白いの???」という考えの一点張りで理解を示すことは難しいでしょう。
みずから体を動かすという気持ちはないため、継続はむずかしいのです。
企業トップには明確な目標がある
「健康の為、病気にならないため、長生きするため」といった理由だと、運動の継続は正直難しいと言わざるを得ません。
それはいわば「痩せたいからダイエットする」といった考え方と同じだからです。
運動を継続するための秘訣、それはちょっとした思考法の違いによるところが大きいのです。
社会的地位ではなく考え方
当稿は「なぜ(大)企業トップは運動を継続できるのか?」を主題としていますが、大局的視点でみれば「人はなぜ運動を継続できるのか?(できないのか?)」といった話なのです。
運動を継続できる秘密(というか秘訣)は、実はその人の心の中に潜んでいるといっても過言ではないでしょう。
それを自ら理解して初めて、運動する意義とその面白さを高めるためのクリエイティビティ(創造性)が発揮され、継続に繋がるのではないでしょうか。
ブルーカラーとかホワイトカラーというのは実社会での社会的な地位を体現してはいますが、実はその人の考え方によるところが大きいのです。
つまりその仕事を能率的に経営的手腕(如何にはやく終わらせて他の時間に使うかを考える視点)を持って行えば、どんな仕事であろうと○○カラーの垣根はないでしょう。
***ブルーカラーがいけないといっているわけではありません!あしからず***
ブルーだホワイトだというのは世間の評価であり、あなた自身の考え方でどうにでも変化させることができるということです。
運動することは(最)優先事項のひとつ
まっとうに仕事をしようと思えばいくらやろうとも時間が足らないことは多々あるでしょう。
しかしいくら頑張ってみても“無い袖(時間的価値)は振れない”のです。
だとすれば優先順位をつけて、限られた時間でできる以外のことは排除するか、自分の手から離して他に委託するかです。
企業トップはその選択した優先順位の中に『継続した運動』が必ず(といっていい程)含まれています。
それも人によってはかなり上位、2位とか3位とか、少なくとも第5位くらいまでには含まれているはずです。
運動し続けることの【真】の意義
人は寿命を迎えれば必ず死にます!
女性の平均寿命は80歳を優に超え、男性も70代中盤はとっくに超えています。
人生80年としてその間楽しく充実し有意義な時間をすごせるのは果してどれくらいでしょうか?
おそらくは数年から十数年といったところかもしれません。
ではそれ以外の時間は?
多分、苦労や苦しさ、そして辛抱する時間なのではないでしょうか。
そうした時間をもし「(私には)目標がない、そして今苦しくてどうしようもない、だから(前に)進めない!」のか、それとも「逃げないで(この目標に)向き合おう」と考えるのかでその後の人生は大きく変わると言われています。
そう!運動とは自己を確立するためのいわば柱(ピラー)なのです。
(大)企業トップにとって会社を維持しさらに大きくするための努力は並大抵のことではありません。
そうした事態にまさに“藁をもつかむ”かの如く自己を確立するためには、日々自分と向き合い、「もう一人の自分」との対話や駆け引きが必要なのです。
運動を継続することで自分と向き合いながら、自己を確立していくことでその先の(人生における)目標が明確になる!それが運動の本質というわけです。
単に健康維持のためだけでは運動の継続が難しいというのはそういった理由からです。
自身と話せるのはあなたのみ!
もしあなたが世間一般的にいわゆるブルーカラーという仕事に従事している場合、それはあくまで周りからみた仕事の地位であって、あなた自身が時間的・金銭的視点でクリエイティブであれば、あなたの仕事は○○カラーには属さないものでしょう。
さらにそうした視点が仕事内容に優先順位をつけその中に継続した運動を含めることを拒まない心の余裕を育んでくれるはずです。
体を動かすことは気持ちがいいし楽しいし、バラバラになった心の整理もできるし、肉体のスタミナやタフネスも磨き上げてくれるし、新たなアイディアも浮かんでくるし、病気しにくいし、もしかしたら子供の運動会でヒーローになれるかもしれないし・・・、といいことづくめかもしれません。
でもその本質は常に“自分”というライバルを側で感じながら、そのライバルと話合い(体の声に耳を傾け)、どんな困難(な状況)も乗り越えられるための心の有り様をいつも感じとれる日常が手に入るということです。
この考え方はどんなにお金を積まれようと手に入るものではありません。
だからこそ人生において大きな価値があるのです。
運動とはそういうもの、でなければ人は身体を動かすことに惹かれることはないのです。
私、TM鈴木はこの身体を動かす【真】の意義をあなたに知ってもらいたいと思っています(^_^)
運動の本質をね!(^^)!
TM鈴木