走りは運動の基本であり運動能力・運動神経が問われることはいうまでもありません。
短距離種目のジュニアアスリート・子供・親・指導者に向けた走り方教室を開催するにあたり、その一部をご紹介しましょう。
骨盤前傾マニアであるTM鈴木が、子供・ジュニアアスリートの運動能力アップサービスとしてFAPTA(機能的骨盤前傾位)を走りに応用します。
1日5分!1週間あれば約1秒のタイム短縮も可能な絶対速くなる斬新な裏ワザ!という大袈裟なタイトルですが、面白いので是非トライしてみましょう!(^^)!
時間のない人は全てすっ飛ばし「ここさえ読めば誰でもわかる」だけを読んでみてください!1分で理解できます!(^^)!
Contents
走り方が変わる

上手に走れれば速くなる
骨盤前傾にして走ることで走り方は180度変わります!
見た目にそれ程の違いがあるか否かは別として、気持ち的には弾む感覚が高まること間違いなしです。
上手に走る
なぜ走りが変わるのか?
その理由・メカニズムを知りたい方、そして骨盤前傾マニアが提供する実践レッスンんを希望する方は以下の走り方教室の項目をご覧ください。
*注)尚、この方法は元々速く走れる場合1秒以上の短縮は厳しいことをご了承下さい。
まずは上手に走ることが速く走るための第一歩です。
なぜなら走り方が洗練されないと(上手にならないと)非効率でタイム短縮には繋がらないからです。
ですから目指すのはまず上手な走り方を身に付けること!
これが「走りか変わる」唯一の条件です。
上手に走るためには?
上手に走るには体の中心で末端(腕や脚の動き)を操作する必要があります。
これはつまり体の中心から動かすこということに他なりません。
ではその中心がどこか?といえば、ズバリ!骨盤です。
その骨盤が今の(傾斜)角度より+5°傾く(前傾する)と今よりもずっと体が扱いやすくなる(思った通りに動いてくれる)わけです。
骨盤という体の中心から動き始める走りなら歩幅(ストライド)は今より確実に1~3割アップします。
この骨盤を前傾させるやり方も従来の方法とは異なり、完成に13年もの歳月を要した独自の理論&実践法であるFAPTA(機能的骨盤前傾位)を採用しています。
FAPTAは黒人アスリート/スプリンターの動きを長年研究してきたTM鈴木ならではアイディアが含まれています。
詳細については以下をご覧ください
速く走れる人/走れない人の違い
+5°前傾させることができれば、体の上下動による反発力(弾む力)をもっと感じられるようになり、弾むような走りに繋がります。
なぜなら体を一本のバネのように「伸びるー反動で急激に縮まる/固まるーまた伸びる」作用のある大腰筋とハムストリングが、しっかりと働き “バネ” を生み出してくれるからです。
骨盤・脊柱・股関節は体重の3~7倍もの衝撃が加わるトップスピードの走りでは、その荷重に負けて必要以上に折れ曲がりやすくなります。

着地の衝撃を体が支えきれない状態:脊柱が曲がって股関節ガックンが起こっている
つまり背中や股関節が必要以上に曲ってしまうマイナス作用によって、いわゆるドスンドスンという走り方になってしまう速く走れない人の最大の特徴です。
体重+速度が高まった際に起こる荷重衝撃に対し、骨・関節だけでなく中心部分に近い大腰筋やハムストリングを最大限働かせることができなくなる状態。
こうしたウィークポイントを解消すのが、FAPTAを利用した骨盤を前傾する走り方の正体です。
機能的に骨盤前傾することで折れ曲がらない姿勢を維持し、反発力をしっかり受け止め利用できる “上手な” 走りに繋がります。
上手に走る[実践編]

楽しい・面白い「ハシリウカビ」感性を伝えよう!
ではいよいよ上手な走り方の実践編に入りましょう。
既にお話ししてあるFAPTAを使った反発を生む走りにするためバスタオルを利用します。また必ず二人一組で行いましょう。
なぜか?は以降で説明します。
ハシリウカビ
実際に走る人は子供を想定していますが、実は形を覚えるだけなら大人でもOKです。
「ハシリウカビ」という走り方のリアルワークにチャレンジしましょう!やり方の順番をチェックしてください(パートナーが右利きの場合を想定)。
- パートナーが選手(子供)の左斜め後方に立つ
- 巻く位置はおヘソの3横指分下(下腹部)骨盤の骨にかける
- バスタオルを捻じり2で示した位置から後ろへ通す
- タオルを腰の辺りで組みながら捻じり頭上に上げる
- 組んだ両端を右手でがっちりとホールドする
- その状態を維持し最初5割程度のジョギングから
- 慣れてきたら6割、そして8割程度まで速度をあげる
- 注)パートナーも実施者と一緒に同じ速度で走る
- 注)タオルを後方から捻じり+5°の骨盤前傾を実現
- 注)骨盤ではなくその上のウェストにズレるのは間違い
- 注)効果には個人差があります
以下の映像を参考にしてください。
感覚を高め敏感に!
「ハシリウカビ」の目的はただ一つ!
それは「“その姿勢”や動き方」で弾む『感覚』をしっかり掴むことです。
“その”という具体的な感覚とは以下の2つ、実際にこれらを体感できるとあなた、もしくはお子さんのゴールに限りなく近づけるでしょう。
- +5°の骨盤前傾姿勢
- 骨盤前傾で走る(動作)
この2つの感覚を骨盤に巻いた捻じりタオルの絞りと固定(パートナーの掴み方で)という刺激でつかんでいきます。
しっかりと体感できれば1週間で1秒以上の短縮も決して夢ではありません。
少なくとも弾んでも体が折れたり曲がらない上手な走りに繋がり、一生懸命走っているのにまったく前に進む感じがしないといった、今までの絶望感は跡形もなく消えるはずです。
因みに短距離をやっている一般やプロのアスリートでもこの「ハシリウカビ」は、上手な走り方を身に付ける非常に有効な手段ですよ。
是非、FAPTAを利用した新たな走りの感覚を試してみてください!
運動会でヒーロー(ヒロイン)になったり自己記録更新を目指しましょう!(^^)!
ここさえ読めば誰でもわかる

上手に走るには骨盤を前傾させるという発想が大切
- 速く走るためには上手に走れるようになることが先決
- 上手に走るためには体の中心となる骨盤から動かすことが必要
- 骨盤を+5°傾ける(前傾する)と着地の衝撃時に体が安定し“バネ”ができる
- FAPTAなら大腰筋・ハムストリングが働くことで荷重衝撃に負けることがない
- FAPTAを身に付けると反発力(地面反力)が高まり弾む感覚が大きくなる
- そのためには「ハシリウカビ」がおすすめ
いかがでしたか?
骨盤前傾マニアが考案した楽しく実践しながら速く走れる「ハシリウカビ」是非、親子で試してみてください!(^^)!
TM鈴木