現在幼稚園は秋の大運動会を迎えています。
我が娘(愛称:PD ピンクドルフィン)も先週の土曜日に運動会を迎えました。しかしその前の4日間、PDは謎の知恵熱(実は39度に達する高熱)に悩まされたのでした。
果してその原因とは・・・、今回は子供の体調変化とその付き合い方についてレポートします。
Contents
幼稚園生活にもある厳しい状況
娘が通う幼稚園は比較的裕福な層が集まる由緒正しき!?幼稚園です。
とはいっても中流階級は存在し、TM鈴木の娘もその中のひとりなのですが。
けっこうしつけやルールに厳しい幼稚園であり、親たちもそれを承知で子供を入園させているのだと思います。
しかし我が娘PDは大らかすぎる程大らかな自由人であり、そんな躾に厳しいところだとちょっと合わないんじゃないかなぁと妻は心配していました。
義母が幼稚園の元園長と知り合いだったこともあり、また兄(小6)がその幼稚園に通っていた関係で何人かの先生達と顔見知りというのもあってPDも通うことになったのです。
まあ、厳しいけど結局それは子供のためになるということもあり、こちらとしては毎日楽しい思いもさせてもらって感謝の気持ち以外には何も言う言葉もないのですが運動会前にちょっとした出来事が!
運動会前の謎の高熱
実は運動会の5日前頃から熱がどんどん上がり様子をみていたのですが、それから2日経っても熱は下がらず、特に夜はひどい高熱になっていたので3日目に内科小児科へ連れて行きました。
また、くしゃみをするとちょっと鼻水も比較的大量にドバって感じででていたのでもしかした本格的な風邪なのかなぁとも心配していたのです。
担当の先生は『喉もそれほど腫れてはいないしなぁ・・・、おかしいなぁ・・・』と首をかしげていたとのこと。
結局『中耳がちょっと腫れてはいるのかなぁ・・・』という曖昧な診察で終わり、熱を下げる薬を処方されたのですが、『PDにはそんなものは必要ない!』と妻は処方箋をバックに入れたまま帰宅。
TM鈴木の妻は風邪を引こうが、熱が出ようが子供達に薬を飲ませることはほとんどありません。
自然治癒力は高める方向で!
身体が戦っている最中(風邪や熱と)でいずれ体調は戻るもの、それを薬で無理やり熱を下げるようなやり方をすれば身体の自然治癒力が弱まってしまう。
その風邪や病気に対する抵抗力があがる機会をわざわざ薬を飲むことで失ってしまうことは、特に抵抗力をつけなきゃならない子供達にとっては良くないことだと考えているのです。
妻を全面的に信頼しているTM鈴木は妻の子供達の体調管理に対する考え方に全面的に賛成しています。
まあ、そのドクターの話や普段の幼稚園生活をみれば「知恵熱かなぁ」というのは夫婦共々想像がつきました。
なのでそのまま様子をみよう!ということに相成ったわけです。
はたして知恵熱?
ネット上で『知恵熱』の定義を調べてみると『生後半年頃から知恵がついてくる頃に出る熱を知恵熱といいます』と書いてありました。
4歳以降でも何かイベント前(遠足や運動会等)は緊張もあり免疫力が落ちてウィルス感染しやすいとのことでした。
ただの知恵熱ならば1~2日で回復するようですが、PDは症状が金曜日まで続きました。
くしゃみをすると鼻水が垂れてくることを踏まえても軽度のウィルス感染があったと考える方が妥当かもしれません。
厳しくも学びがいのある!?幼稚園で過ごすPDにとって運動会やその練習でのプレッシャーは初めて経験する心の大きな変調だったのかもしれません。
こんな状態ですから免疫力が落ちてしまい風邪のウィルスをどこかからもらっていたのかもしれないのです。
毎日色々と経験するのです
断定的なことは敢えて述べませんが、PDはその運動会の練習で少なからずプレッシャーを受けていたのだと思います。
連休明けに妻が幼稚園に送った際、ある“きびしい”先生とPDとの会話を聞いていました。
PD:(蚊の泣くような声で)
『走るときおいていかないでね・・・』
“きびしい”先生:
『・・・・・』
PD:(ちょっとだけ大きな声で、目ウルウルで)
『はしるときにおいていかないでね』
“きびしい”先生:
『だったらさぁ、PDちゃんが間に合うようについてくればいいんだよ』
と味もそっけもない答え。
しかも“きびしい”先生は“大変忙しかったのか”しゃがまず子供の目線にもならず大人目線のまま、そう答えていたそうです。
その会話を聞いていた妻はとてもショックを受けたそうです。
まあ、普段からその“きびしい”先生とはこういった状態が多少なりともあったということでしょう。
教える側の責任の重さ
PDだけでなく年少さん達は運動会というお初のイベントに対して大きな不安を抱えていたはずです。
心の不安が体調を狂わせたとしても不思議ではありません。ましてやこんな小さい子供達なのですから。
そのことを指導する側であればよほど注意を向けて園児に気を配るべきことではなかったのかとTM鈴木は思ってしまいます。
例え“普通”あるいは“それ以下”の関係だったとしても、不安を抱えたひとりの園児が話をしてくれたのです。
指導する側とすれば、どんなに忙しい状況でもそこはきちんと心を開いて(その話を妻から聞いた時、その“きびしい”先生は心を開いてはくれていなかったのだと思いました)子供と同じ目線で話をすべきでした。
PDがその“きびしい”先生と“もっと”仲良くなる数少ない機会を失ってしまったことはとても残念でなりません。
しかし同時にその“きびしい”先生に今回のことを学んでいただき、大きく飛躍できるかもしれない数少ない機会を逃してしまったこともとても悲しい限りです。
せっかく縁あって先生と生徒という関係になったのです。
親としては1日の1/3を過ごす幼稚園で少しでも楽しい時間を過ごしてほしいと願うばかりです。
その“きびしい”先生にとってPDは園児の中の単なるひとりにすぎませんが、親からすれば彼女は園児の中で最も輝いている存在なのです。
自分の子供がもしそういう態度を先生からとられた場合、その“きびしい”先生ははたしてどう対処するのでしょうか?
*1誤解しないでくださいね!“きびしい”先生のことを批判しているわけではありません。この幼稚園が他の幼稚園に比べて躾やルールを重視しているので先生達もそのルールに従っているだけなのだと思います
『幼稚園楽しい?』 『うん、楽しい!』
それでも!PDは幼稚園行くのが大好きらしいです!
TM鈴木が仕事から帰るとよく幼稚園での出来事を話してくれます。
妻は今回のその“きびしい”先生とPDの会話については静観するようです。
PDにとっての救いは別の“やさしい”先生がPDのことを大好きで常に気にかけてくれていることです。
今、時として多少窮屈であったり辛いことがあるPDですが、こういった“やさしい”先生(達)の助けもあり、“きびしい”先生以外の幼稚園生活は伸び伸び過ごしているようで親としてはホッとしています。
さらに水曜日のスイミングではコーチの言うことをほとんど聞かずひとりで水と戯れております(^^+
プッカ~ンと水面に浮いて楽しそうにあっちこっち動いているみたいで、まだ上のクラスにはいけない!昇級テスト不合格ばっか(・_・;)けど、まぁそんなものでいいのです!
TM鈴木はPDに『楽しく・面白く・大胆に』今できることをしてもらいたいと思っています。
年齢問わず色々な世代にもあるプレッシャー、人生楽しいことばかりではないのは当たり前でしょうが、せめて幼稚園生活は楽しく伸び伸び過ごさせてあげたいと思うTM鈴木なのであります。
まとめ:体験をどう生かすか!?
今回の件、PDは初の運動会、もっと言えば練習の段階からプレッシャーを受けていたようです。
彼女は根っからの“自由人”なので上(先生)から統制されるのが決して心地良いものではなかったのでしょう。
幼稚園側としてはそういう園児もいることを承知で運動会という年に一度のイベントに向けた練習を行わざるを得なかったという事情もあるかもしれません。
そういった少々苦い経験も通して人は成長していくのですから、今回のこともPDにとってみれば良い(悪い方かな^^;)経験になっていると思います。
次の日、登園する前にママから『今度は何かあったらやさしい(PDのことを大好きな)“やさしい”先生のところに行くんだよ』と何度か諭されておりました。
そしたらさっそく朝、その“やさしい”先生がきて2人でなにやら話あっていたとのこと。
“やさしい”先生はちゃんとPDの目線になって話をきいてくれていました(^^+
今回経験した様々な出来事は来年の運動会に生きると思います、必ず!
育成中の親としては、プレッシャーとはどういったものかを彼女が初めて経験できたことはとてもよかったことと考えている次第です。
さて、PDは今回の件、どう思っているのでしょうか!
もしかしたら『次はどうやって楽しもうかなぁ~』と考えているかもしれませんね(^^+
TM鈴木