パワー・コンディショニング・ギア『ツブツブfit』体験会を初めて関東以外で開催させていただきました。
そこは大きな湖からほど近い昔風情あふれる素敵な城下町でした。
街並みの気品さとたたずまいの奥ゆかしさに観光客のにぎやかさが重なる様は、当時の活況に満ちた街の風景を感じさせてくれました。
今回はこの体験会の模様や独自に得たTM鈴木自身の気づき・想いを綴ってみます。
Contents
見て・効いて・感じる“気づき”

各々が新たな刺激を得る機会になれば嬉しいです
都合3時間(話がはずんだため!?だいぶオーバー・・・)の体験会、間に10分間×2の休憩をいれつつ参加した皆さんとの見て・効いて・感じた貴重な時間でした!(^^)!
『ツブツブfit』のり方を体感
第1部は『ツブツブfit』の基本的な使い方※1)のうち、最も重要な「伸びる・緩む」感覚を体感していただきました。
いつもの“のり方”と少し違ったり体に入ってくる刺激がさらに増えていたら素敵ですね。
実はTM鈴木がおすすめする+5度骨盤前傾の感覚は、この『ツブツブfit』にのることで一番わかるんです。
+5度骨盤前傾に必要な3つの大切な骨の出っ張りのうちのふたつ(座骨・ビーナスのえくぼ※1)を実際にさわって確認することもしていただきました。
※1)数ミリ上(頭上方向)に目印となる骨の出っ張りがあります。上後腸骨棘(じょうごちょうこつきょく:PSIS)という舌をかみそうな名前です。

まずはこの2つの個所を探すところから
まずは座骨、そしてビーナスのえくぼという骨の出っ張りを探していきます。
普段は目線がいかず気にも留めないし触れることのない個所なので、みつけるのは中々大変ですよね(^_^;)
ストレスやプレッシャー等からくる疲れや倦怠感は多くの場合、背中(体の裏側)にその兆候が現れます。
『ツブツブfit』に“のる”ことで骨盤や背中といった視線が届かず痛みや怠さが出現する部分に意識が向くため、体の変化をいちはやく感じとることができるわけです。
それに普段ケアができない部分なので今までにないストレッチ感やリラックス、そして新たな視点も得られるチャンスなんです。
座骨で“のる”

片脚でも両脚でもゴリゴリやってみると違いがわかる
まずは座骨のちょっと前側で『ツブツブfit』に“のり”縦にゴロゴロ横にゆらゆらしてみましょう。
少し内側の筋(すじ)辺りにゴリゴリした当りがあれば効いている証拠です。
『ツブツブfit』にのる前と、のった後の体の変化を体前屈で比較してみます。
この腿裏ゴロゴロをした後、参加者の半分以上が「あら!手が床についてる」という嬉しい反応!
実体感できるとより面白みがでてきますよね!(^^)!

腿裏ゴロゴロの前と後で違いがでるとさらに面白くなる
前屈みが楽にできるようになった!指が床に着いた!等の面白そうな意見を得てさらに進みます。
ビーナスのえくぼで“のる”
座骨はけっこうわかりやすいですが、ビーナスのえくぼ(付近のでっぱり)は中々わかりません。そこで・・・
▲体をすこし前屈させて腰のあたりを触ると左右の出っ張りがわかりやすくなります。
ビーナスのえくぼ(左右)にツブツブの凸(突起)部分が当たるように“のって”みましょう。
あまりにも痛い場合は間に重ねたタオルを咬ませるとクッション替わりになります。
※ビーナスのえくぼ付近は今秋新たに発売する『ミディアム・ハード』タイプが当たり感がソフトで気に入られた方もいらっしゃいましたね(近日詳細を公開予定)。
お尻からウェストにかけて調度カーブしながら細くなるので、『ツブツブfit』が胸方向にずれないよう片手で抑えるのもよいでしょう。

のる位置がわかると+5度骨盤前傾感覚をつかみやすい
そのまま30秒から1分縦にゴロゴロ横にゆらゆらしながら、吐く息を耳でききつつ体がリラックスするのを待ちましょう。

おヘソより下がソ径部から頭上に伸びるのがベスト
以下のような感覚があれば大腰筋が伸びて、+5度骨盤前傾感覚が高まっていますよ。
- 下腹部が左右とも頭上に向かって縦に伸びる
- 背中の中央(肩甲骨の下付近)が縮まる
『ツブツブfit』をさらにのりこなす

横向きで荷重できると痛気持ちよさを激感
第2部は『ツブツブfit』のもうひとつの特長、体重をかけて指圧されるツボ押し感覚を引き出す”のり方”を紹介しました。
荷重の要:股関節に効かせる
体の“土台”として働く骨盤は脚と上半身を繋ぐ人の動きにとって大切な部位です。
骨盤は背中や腿裏と並び視線がほとんど届かないため、その動きをほとんど意識することができません(極端にいえばちゃんと動いているのかどうかさえわからない)。
股関節は骨盤の動きに影響されます。
骨盤が適度に動けば股関節の動きも悪くはない!でも日常的な動きのクセに左右されやすく常に疲労がたまり動きにくい個所でもあるのです。
そこで骨盤周り・脚まわりの動きが制限されないよう、『ツブツブfit』に“のり”「動きやすさのチェック」や「解し方」を実践します。

大転子のちょっと上が荷重するポイント
脚の付け根である大転子(だいてんし)という骨の出っ張りが今回の目印です。
大転子のちょっと上で『ツブツブfit』を前側が下がるように配置して横向けになります。
下の脚はまっすぐ、上の脚はちょっと前に出して膝を曲げてください。
縦にゴロゴロ横にゆらゆらしていくと「あ”っ!ぐっ!痛っ~」というような“はいった”感の弾んだ声が何人かから聞こえてきました。
横向きでしっかり体重がかかると大転子の上のその“ツボ”に入り、専門家に指圧されているような刺激を感じます。
普段だとちょっとかためる傾向が強い日本人にとって、股関節の動く範囲が広がり歩幅や移動する速さにも良い影響がでるはずです
硬くなれば動きに影響
股関節と並び最も硬くなりやすい部位が実はお尻なんですね。
背中や腰と同じで体の裏側にありめったに(というかほとんど)自分でみることができない部位ですよね。
TM鈴木はいつも思っています!
自分の体を「自分の子供」だと思って「今日も良い子でちゃんと働いてくれ」とね。
ちゃんと目をかけ手をかけてあげるといつもいうことを聞いてくれますが、気にしてあげないとたちまち不良になっていうことを聞いてくれません。
特に背中やお尻や腿裏といった目に見えない箇所は、ほっといても多少は動いてくれる腕や脚と違って格別の気配りをしてあげないといけないのです。
お尻は座る・立つ・歩く・走る等、日常やスポーツの動きで股関節と強力し体をしっかり支えてくれます。
見た目も大切ですが(見た目が良いということはしっかり使われている証拠)なによりしっかり働かないのでは動きが極端に制限されてしまうわけです。
そこで普段から硬くなりやすいお尻のポイントに効かせるための『ツブツブfit』への“のり方”を紹介しました。
お尻の硬さをほぐす
ちょっと難しいですが参加者の皆さんはここでも積極的に参加してくれました。
『ツブツブfit』に“のる”位置は+5度骨盤前傾を体感しやすいビーナスのえくぼのちょっと下です。
のりながら体の力が抜けてきたら両膝を立てます。次にその状態から両膝を片側に倒してからだを捻じります。
ここでも縦にゴロゴロ横にゆらゆらして、圧(お)されて痛い/痛気持ちいいポイントをさがしてください。

ここが一番こって硬くなるところ
そのポイントは後ろよりは斜め横で画像を参照すると調度中臀筋(小臀筋)という筋肉なんです。
ななめ横で『ツブツブfit』に“のる”から簡単ではありませんが、皆さん好奇心旺盛で楽しみながらチャレンジされていました。
時々「ウ”ッ!グッ!いった~っ(痛いらしい)」といった声も聞こえてきて、皆さんにTM鈴木と同じ気持ちを感じていただくことができました(^_^;)
健康を意識できる!?

動きに“気づく”ことが動く面白さにつながる
3部制の最後は1部・2部で実践したことのおさらいや、Q&Aを加えて皆さんと健康トークに花が咲きました。
※文字数の関係もありすべての“のり方”を紹介するに至りませんでした。
健康づくりのパートナー
黒人が大好きで彼らのフォルム(スタイル)になりたくて、彼らの動きを真似したい!と思ってから気づくと15年以上が過ぎ、未だに毎日骨盤前傾を実感する日々です。
そうした行動の記録や想いを発信する『かるのび・ライフ』を通じ、皆さんとのご縁が生まれ今回関西で初となる『ツブツブfit』の体験会を開催させていただくこととなりました。

歩く時も“気づき”が生まれる
『ツブツブfit』にのったり体験会でお話する機会を頂く度に「健康・体が動くことって実はとてつもなく大切なこと』と改めて気づきます。
同じように『ツブツブfit』に“のる”ことで参加者の皆さんそれぞれに何等かの気づきがあれば、体験会は大いに有意義なものとなるでしょう(心からそれを願っています)。
ある方は『ツブツブfit』にご自身のお名前を書き入れてましたし(同じ色もあるので混同しないためなのでしょうが)、皆さん「マイ・ツブツブ」と連呼されていましたね。
こんなふうに『ツブツブfit』を日々一緒に過ごす健康作りのパートナーとして扱っていただけてTM鈴木にとってこの上ない喜びでした。
こうした流れをもっと全国規模で広げたい!という想いがさらに強まりました。
日常は動くことで成り立つ
TM鈴木が今回の『ツブツブfit』体験会でお伝えたいことは2つありました。
- ただ“のる”のではなく“のりこなす”
- 日常は体を動かすことで成り立つ
ただのっているだけだと実はそんなに大きな効果は得られないのです。
のってから角度や方向や荷重する力を少しずつ変えて一番効く(伸びる/緩まる・圧される/ほぐれる)形や姿勢を探していくといいですよ。
『ツブツブfit』にのることは自分の体探検みたいなもの。
自分の体は世界にひとつしかないので、その体のことをもっとたくさん知ろうとすれば「なんだか楽しいことが起こるんじゃないか」とTM鈴木は常日頃から思っています。
それが『ツブツブfit』を“のりこなす”コツです。
スポーツ・日常生活関係なく人間は体を動かして事を起こすわけですから、「動きにくい」よりは「動きやすい」方が良いことは言うまでもありません。
『ツブツブfit』を“のりこなす”ことで痛い個所や硬い部分、そして動きづらさ等、なんらかの気づきが生まれたら素敵です。
そうした気づきは「じゃあどうしようか!」という今後の課題になり解決に繋がっていくはずですから。
何かが続く(何かを続ける)には3つの要素が必要なのです。
- 楽しさ(興味)
- 気持ちよさ(感覚)
- 新鮮さ(わくわく)
さあ!自分の体を探検してみましょう!
自分では気づかなかった新たな動きの可能性がたくさんみつかるかもしれません。
年齢なんてほとんど関係ありません。
何歳であっても健康で溌剌として(女性・男性に限らず)美しくありたいと願えば、おのずと道は開けますから!(^^)!
おわりに

昔と今が同居する街並みは必見の価値あり
残念ながら今回は街を散策する時間がありませんでした(ToT)/~~~
でも駅から目的地までの行き返りでちょっとだけ町や行き交う人の雰囲気を楽しめたのはよかったです!(^^)!
今度は奥様と子供達を連れて昔情緒に触れてみたいと思いました。

主君はこの眺めをどう見ていたのか?
そういえば千葉にもお城(千葉城)がありました!
秋の紅葉が見ごろになる季節だからこんど行ってみよう。