体を自在に操ろうと思えば要(かなめ)である腰のコンディショニングは欠かせません!
それは大きな力を瞬時に引出し比類なきパフォーマンスを発揮するアスリートであれ、日常動作中心の一般人であれ何ら変わりありません。
様々な理由から人は腰痛を発症しますが、原因のひとつが腰の中核を成す仙腸関節のロッキング(不動性状態)にあることを知る人は多くありません。
本トピックでは腰の痛みを誘発する仙腸関節を取り上げ、TM鈴木がプロデュースするセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】を使用した、誰でもができる仙腸関節ロッキングの解消法に迫ります。
腰の重だるさや動くと不安になる方(アスリート・一般人とも)必見で、やってみるとその気持ち良さと終わったあとのリフレッシュ感に驚愕するはずです(^_^)
Contents
実践法をチェック&チャレンジ
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のせる(効く)ポイントを知っておこう
なにはともあれまずは動画や画像でチェック、そして実際にチャレンジしてみましょう!
理屈抜きであなた自身で体感していただくことが大切です。
ポイント&ゴール
以下に効果を最大限得るためのポイントを記します。
注)効果には個人差があります、予めご了承ください。
それでは動画でチェックしてみましょう!
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ツブツブ上で仙腸関節ロッキングを改善
セルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】は主に背中や臀部等、手の届かない部位にあてがうことで、体重をかけたり方向・角度を変えて使うボディ・サポート・デバイスです。
あなたの創造力次第でどんな使い方でもできるマルチ・パーパス・ギア(多目的使用可)でもあり、今回は仙腸関節のロッキングを改善するためのやり方を紹介します。
ロッキング解消方法のポイントを以下にまとめました。
動画でも注意点として挙げているので確認しながらトライしてみましょう。
・PSIS(上後腸骨棘)よりも1cm程下半身よりに【ツブツブ】を置き
その上に仰向け
・両手両足を伸ばし、息をゆっくり吐くことで下っ腹周りや下半身が
伸びてくる
・そのままさらに30秒程ゆっくり呼吸をつづける
・のっているポイントが【ツブツブ】に押される
(圧を受けている)感覚
・前側の骨盤(=下っ腹)付近が伸びて開く!?のがあなた自身で確認
できるかも
如何でしたか?
仙腸関節の形やどこが伸びるか?等、イメージと実際の感覚がマッチすれば効果はさらに倍増します!
是非、【ツブツブ】で仙腸関節のストレスを解消してあげてください。
仙腸関節ってなに?
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仙腸関節の外観&仙腸関節(出っ張り)
仙腸関節(Sacroilliac joint)は骨盤を構成する中央の仙骨と左右の腸骨をつなぐ平面関節です。
一般的に「ゆがむ」とか「骨盤の歪みが・・・」といった言い方をすることが多い骨盤ですが、解剖的に観れば骨盤が歪む可能性はほとんどゼロに近いといった方が正解です。
動画と画像で腰痛や鈍痛を改善する際に、その仕組みを理解すると効果は飛躍的に高まります。
是非、以降の内容もチェックしておきましょう!
ロッキングが問題
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腰痛の原因は仙腸関節にあり!
仙腸関節は周囲を膜に覆われて潤滑油としての滑液が循環し、わずかながら(2~3mm)動く関節ですが、加齢や運動不足、不規則な生活習慣等、様々な要因によりその動きが制限されることが知られています。
image4:
仙腸関節は体を支えるユニット
movie2:(出典)https://goo.gl/5pqu2t
仙腸関節機能不全に関する映像
特に59secからのイメージはわかりやすい
実はこの動きが制限される(ロッキング:余計な圧力がかかって動かなくなるという意)と腰の痛みや不定期に起こる鈍痛が出現する可能性が高いのです。
従ってこの仙腸関節のロッキングを解除または解放し、数ミリの動きを復活させることで痛みや腰・腿裏の柔軟性は一気に回復されることがあります。
仙腸関節内運動(accessory motion)の改善法は、本来なら医療従事者により施されるべき技術で、全国でもほんの一握りしかマスターしていない程希少なテクニックと言われています。
TM鈴木はある整形外科医の元でその技術を習得しましたが、なんとか患者自身でもそれに類似する改善法ができればと、セルフ・チャレンジの方法を考案しました。
【ツブツブ】の詳細についてはこちらをどうぞ!
痛くなるメカニズム
image5:姿勢が深く関与する
まずはなぜ痛くなるのか?を知っておきましょう!
「さあ、リフレッシュするぞ~!」と意欲が湧いてきます(^_^)
あなたにとっての不良姿勢
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筋力発揮の影響を受ける姿勢
あなたなら左と右の姿勢、どちらが理想の(良い)姿勢だと思いますか?
おそらくほとんど誰もが向かって右の姿勢を示すに違いありません。
しかしながらここで恐ろしい現実が・・・。
ある調査によれば年代・性別に関わらず日本人の7割を超える人達は左の姿勢、もしくはそれに近い姿勢だということが明らかにされています。
左の姿勢、一目見ただけで肩こりや腰痛になってもおかしくない!と思ってしまうかもしれませんね。
右の姿勢は骨格(脊柱・骨盤・肩甲骨含む)を周囲の筋肉が釣り合うことで支えいて、重力に負けない抗重力筋の働きが高まっている状態です。
重力:地球の中心に向かう(引)力のこと。例えば体重60kgの人なら60kg重という力で(地球の中心に)常に引っ張られている。体重と同じだけの力が真上から足元に向かって常に加わっている。
抗重力筋:大腰筋・腹直筋・脊柱起立筋・大臀筋・ハムストリング等、重力に逆らって姿勢を維持する筋肉を抗重力筋と言う。
体重と同じだけの下向きの力と頭や腕の重量が体に加わる状態を抗重力筋が働くことで維持している。
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自分自身でちゃんと座れている?
体はそのストレス(負荷)を維持するよう頑張りますが、抗重力筋が上手く働かないとその負荷に負けてしまい、立っているときも座っている時も何かで支えてもらわないと生活できない状態となってしまうのです。
様々がストレスによる圧力の不均衡
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環境に左右される自らの癖
写真のような姿勢、あなたももしかしたら経験しているかもしれませんね。
こうした “ついやってしまいがちな、あなたが持つ癖” が日常化している環境が、腰痛の原因だとされています。
因みに足を組むだけで骨盤は3方向(立体的)に「捻れ・傾き・高さの違い」が生じます。
このような骨盤の位置はやがて習慣化し、その周囲にある筋肉や腱、そして靭帯結合の不均衡を招きます。
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骨盤位置が変化する姿勢
するとそのストレスを骨盤を形成する硬い靭帯結合の集合体である仙腸関節が一気に受け止めることになり、元々ほとんど動くことができない仙腸部は、その機能(滑る・転がる・回転する)を失いロッキングするというわけです。
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横からみた脊柱彎曲の違い
こうした骨盤の位置変化とさらなる環境状態の悪化や立位でのアンバランス、そしてその状態で体を動かすことで仙腸関節へのストレスは益々高まり、ロッキング状態は自らの能力では解除できない状態へと変化していくのです。
痛みや鈍痛の要因は日常生活での生活スタイルにあるため、その“癖(くせ)”を改善することは中々難しいかもしれません。
まずはそうした痛み・不具合を起こしている部分とあなたの落ち込んでいる気持ちをリフレッシュさせてみては如何でしょう!
そこで必要なのがセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】を用いた仙腸関節ロッキング改善法です!
バランスボールを用いた脊柱のストレス解消法と合わせて実施することで、心も体もスッキリ!し仕事や日常生活での意欲が改めて高まるはずです!(^^)!
是非、試してみてくださいね(^_^)
まとめ:
image11:
背中もお尻もあなたの視線を欲しているはず
セルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】を用いた仙腸関節ロッキングの解消法を紹介しました。
日常生活での様々なストレスを受け止める仙腸関節は、ロッキングという特殊な状態に陥ってしまうことが多く、それが関節内部の炎症や運動の不具合と相まって痛みや鈍痛を引き起こします。
あなた自身では手の届かない背中や臀部、そして股関節・肩甲骨周辺における筋肉のコリ・張りを、【ツブツブ】にのることで解し体の動きを改善することができるセルフ・ボディコンディショニング・ギアなのです。
同時に人間にとって重要なストレスの受け皿となる仙腸関節の “つまり” 状態を解消するという特殊性も併せ持っています。
一度 “のれば” それこそ「病みつき」になる程の恍惚な刺激をあなたも是非、味わってみてください!(^^)!
あなたには今きっとその感覚が必要なはずですよ(^_^)
TM鈴木