はっきり言ってカエルは大嫌いです!子供の頃に・・・、まあ、どうでもいい話ですが・・・、だから今回のこの形はちょっと・・・汗。
しかしエクササイズとなれば話は別、なんとかあなたにお伝えできるよう「嫌い」という言葉を切り離して考えネバなりません。
今回の自重トレ+αはこちらの【KaeRu】です(←この言葉さえもあまり使いたくない(>_<)
骨盤から股関節にかけて前面に体重をかけることで、付け根のストレッチ感と内部の歪圧(わいあつ)効果が絶大です!
是非、運動前後や日常生活の中で試してみませんか!
あなたの身体に眠る“骨盤(能)力”を高め、普段の動きに軽快感をもたらし、自在に動く体へのファーストステップとなるはずです!(^^)!
Contents
まずは実践!効果を実感!
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骨盤内部への絶大な効果に期待
まずは映像でじっくりご覧ください!
股関節内部への下方向への荷重によって仙腸関節(腸骨と仙骨を繋ぐ骨盤の要)へも適度なストレスがかかり、日常生活や動きのクセによって高まってしまう内部圧力を軽減し、周囲筋群の最適な張力発揮を促してくれます。
なによりこのポージングをすることで(しっかりとポイントを押さえて実施することが条件)、骨盤内部が「シャキッ!」と気持ち良くなり、見た目にもスッキリする感じなのです!(^^)!
ポイントを紹介
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骨盤前傾姿勢の維持がポイント
基本的には四つん這い姿勢ですが、ポイントは両膝の内側と肘の4点を支点とすることです。
両膝内側に体重がのるようになるため、タオル等をクッション代わりとして利用するといいでしょう。
股関節は90°屈曲(腿をあげる感じ)・水平外転(横に広げる)、足の内側を床につける、つまり[KaeRu]のような姿勢にします(>_<)
この状態で【骨盤前傾位】をできる限り維持することが効果を絶大にしてくれます。
辛いからと【骨盤前傾位】を緩め中間位や後傾位に戻してしまうと、内部への適度なストレスが得られず効果が高まりません!
【骨盤前傾位】にすることで背部の反りも強調され、後はこの状態から開いている股関節をさらに曲げたり伸ばしたりする(頭上⇔足元と縦方向に動かす)ようにします。
股関節を曲げれば曲げる程(足元へ動けば動く程)、骨盤内部;仙腸関節への圧が高まり、日常やスポーツ動作でかかってくる余分な歪圧(わいあつ)が軽減されます。
骨盤前傾位にしやすい!
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自然に骨盤前傾位姿勢へ!
『KaeRu』をした後は【骨盤前傾】姿勢が自然に(無理することなく!?)できる!とチャレンジされたクライアント様達の評価も上々です。
頭⇔足元と体を縦方向に動かすことで最大限の荷重を加えて股関節を開くことができるため、その奥(付け根付近)はさらに伸びやすく/緩みやすくなるわけです。
単なる180°開脚等に比べ(曲げているので膝の腱を伸ばし過ぎない)、膝裏の筋腱移行部等への負担も少なく、股関節の際(きわ)を集中的に伸ばせるという利点にも繋がります。
ハムストリングの柔軟性だけでなく、こうした内転筋群の付け根や荷重によって股関節の可動域(ROM)が広がることから、より【骨盤前傾位】姿勢に移行しやすいのでしょう。
骨盤を理想的な形へ導く
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骨盤は外からの圧力に晒されやすい
骨盤は日常生活やスポーツ時の動きの癖によって様々な方向から様々な強さの圧力が加わっています。
こうした圧力は骨盤そのものを歪める程の力はありませんが、周囲筋群の緊張・弛緩度合を増大させ体の動きそのものを悪化させたり、鈍痛を含む痛みや違和感を引き起こす要因となるのです。
骨盤(能)力を高める
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コツバンを“磨く”と動きにキレが生まれる!
400mトラックは反時計回りで走りますし、フィギアスケーターは特定方向(多くは反時計回り)しか回転しませんし、ピッチャーもまた反時計周りに体を捻じり戻します。
こうした一定方向への回転はそのほとんどに片脚荷重の割合が高まり、骨盤の片方(左右の仙腸関節のどちらか)にだけ負担をかける動きとなるのです。
骨盤はスポーツ時のこうした決まった方向へのストレスに耐えねばならず、そうした荷重負荷を少しでもリセットすることができれば、骨盤がいわゆる“パンク”し体に変調を引き起こすリスクも避けられるというものです。
無駄にのしかかるこうした圧力(=歪圧)が減らせると、動きにもキレとかメリハリが生まれます。
多くのスポーツ動作で必要とされる「ストップ&ゴー:急減速/急加速」や、思い通りの方向へ体を向けて瞬時に移動する「切り替えし」等、パフォーマンスに直結する動作も無理なくこなせるようになるでしょう。
また日常で感じる腰周辺の重だるさや動きの辛さも改善可能なことから、アスリートだけでなく一般人にとってもこの『骨盤力』を磨くことの重要性は高いと言えるのです。
【KaeRu】恐るべし!
ですね!(^^)!
このエクササイズの詳細についてご興味ある方は、こちらまでお問合せくださいね!
まとめ
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【骨盤前傾位】を維持
しながらの動作がカギ!
適度な負荷を股関節前面にかけて『骨盤(能)力』を高めるエクササイズ、その名も【KaeRu】をご紹介しました。
このエクササイズでは股関節の付け根奥が緩まり、ハムストリングの緊張も解れることから【骨盤前傾位】姿勢をとりやすくなるという利点があります。
骨盤前傾位で体を動かそうと考えるアスリートや、日常生活で腰の鈍痛や背部痛が気になる一般人等、「自重+α」であるこの【KaeRu】を試すことでそうした悩みを解決する手段となるでしょう。
骨盤内部に加わる余分なストレスを軽くしキレのある動きやすい体を手に入れることが、パフォーマンスを高める動作にも繋がります!(^^)!
TM鈴木