新型コロナウイルス感染予防には手洗い・うがい・アルコール消毒といった菌の付着・体内流入を防ぐこと!そして十分な栄養・適度な睡眠/運動等の免疫力アップも欠かせません。
中でも運動はただ実践するだけでなく、そこに楽しみを見出すと継続性と効果がぐんと高まります。
こうした時期だからこそ自宅で“楽しみながら”できるホーム・エクササイズを紹介しましょう。
Contents
免疫力アップ的思考

免疫力を高める思考
コロナウィルスに関わらずインフルエンザや風邪にかからないためには免疫力を如何に高めておくかが大切です。
ストレスを回避し栄養・睡眠・運動に目を向けた習慣が中々進まない現状は、日本の(経済優先)社会を反映していますが、そこには日本人的思考という課題もあるのです。
運動が根付かない
多くの人は歳をとると共に体を動かす機会を徐々に失う傾向にあり、コロナウィルスを含め地球上に生息する菌はそんな人間の都合にはお構いなくある日突然襲来します。
例えば仕事や育児が忙しくそれらが一段落するとやっと落ち着いたので何か趣味に講じるかと考えるものの、それが体を動かすことに直結することは稀といえるでしょう。
集団で色々なスポーツをする!とかマラソン大会に向けて走る等を運動として捉えているうちは、体を動かす習慣は中々根付かないでしょう。
体にある一定以上の刺激や負荷があればそれは活動であり運動になる!みんなでワイワイやることやスポーツクラブにいくことが運動ではありません。
今この時期だからこそ『体を動かす』ことの真の意味を改めて考える必要があるでしょう。
人は動かなくなると死ぬ
人はこの現実を知る由もないし聞かされてもなぜか自分事として捉えることができず、キョトンとして対岸の火事としかみないことがほとんどです。
重力下にある地球上ではその下向きの力に逆らい体を動かし続けることが、生きていくための絶対条件なのです。

思い通りに動く体を維持してこそ!
体を動かさないと腹も減らずしっかり眠ることさえできない!動きも考え方も緩慢になり日々の行動・思考に対する意欲が湧きません!
ストレス耐性に弱く「うつ」といった精神疾患やガンのリスクが高まるとも言われています。
新型コロナウィルスに対し感染後の肺炎等を含む病気発症を防ぐには、この日本人的思考が邪魔をし体を動かすことに目が向かないのです。
免疫力アップには日々動くことの実践とともに、そこから生まれる『楽しさ・気持ちよさ・ワクワク感』を体感し得られる思考の改革が必要なのです。
病気をしにくい体作り

動きそのものを楽しむ考え方
コロナウィルスだけでなく病気を予防し発症させないためには、人間が本来持つ免疫力を普段から高めておくことが最も有効な手立てです。
免疫力を高めるための運動・活動の目安は(自分の)思った通りに動く体にすること!
そこでスポーツというより体内の意識的・形態的変化をもたらす“動き”作り紹介しましょう。
ひとりでもできる!がポイント
紹介するのは重りを使わず自分の体重を利用したTM鈴木流自重トレーニング『四足ポーズと体重移動』です。
筋量を増やすというより筋肉の質を高めることを目標にできるプログラムです。
やり方は映像を確認してください。難しいことはまったくありませんよ。
『いつでも・どこでも・誰にでも』できます!
スポーツジムや公共体育施設が開いてない現状を考えると、おひとり様ワークアウトをいかに楽しめるか!は重要です。
楽しむポイント:
- 骨盤を前傾にする『+5度骨盤前傾』で四足ポーズをとる
- お尻と肩を地面と平行に維持する
- 左肩甲骨 ⇔ 右肩甲骨へ体重移動する(荷重)
TM鈴木流自重トレは自分の体重を目的とした関節へしっかり“のせる”(荷重する)ことが重要です。
そこで『+5度骨盤前傾』でポーズや動きをとる!すると従来とくらべ体重をかける(荷重)感覚が30%アップします。
見た目は単純な動きですが『+5度骨盤前傾』すると視点がガラリと変わり、自分の“動き”をしっかり感じるようになります。
今まで全く気にしなかった動きやなんとなく動いていた感覚が変わり、動きそのものに興味が湧きます!
チャレンジする動作に改めて楽しさを見出すことができるわけです。
従来とは明らかに違う+5度骨盤前傾
直前に『+5度骨盤前傾』を意識しながらトレーニングするという点で、他の自重トレとは全く違います!
骨盤を前傾させて動くとより多くの刺激が入ってくるので、動いて生まれる変化が面白くなりチャレンジしがいがでてきます。
スポーツや日常すべての動作やポーズで骨盤の角度(前傾)に気を配る!実はこれがTM鈴木がおすすめしている『かるのび~kaRuNobi~』的理論・思考なのです。

骨盤前傾のイメージが動きを楽しくする
直前に骨盤後傾から『+5度骨盤前傾』に傾斜角を変え、前傾イメージを維持したまま四足ポーズと体重移動(自重トレ)をするわけです。
『+5度骨盤前傾』で動くとそれまでとはまったく違った世界が視えますよ!(^^)!
骨盤傾斜角を気にせずにおこなう従来の動きと比べ、(ほとんど)使われない部位・筋肉がしっかりと動くからです。
免疫力アップに繋がる
『+5度骨盤前傾』のまま動くことで脳(や体)へ入る刺激が従来と比べ数倍に高まるので様々な効果が期待できます。
- 正確な動きを習得しやすい
- 伸びやかで大きく!キレのよい動きになる
- コア(脊柱・胸郭・肩甲骨)の動きを感知
- 下腹部・ハムストリングの“伸び”を感知
- 背中・臀部の動き・緊張を感知
- 股関節に“のる”/“のり込む”感覚アップ
動きやすくなる部位・筋肉を示しましたが、実は『+5度骨盤前傾』のさらなる効果として神経伝達物質や自律神経活性化作用も期待されます。
普段意識することのない骨盤・脊柱を『+5度骨盤前傾』で動かすことで、セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン等の神経伝達物質の分泌量が増え、ストレス増加を抑制します。
骨盤の角度を変えて動くという今までにない考え方と実践法でアスリートはもちろんスポーツ愛好家や一般人にとっても大きな免疫力アップ効果が期待できるわけです。

普段使われない部位を如何に動かすか!
※例えば立つ・歩くを『+5度骨盤前傾』と従来の動きで比較してみてはいかがでしょう?
立ち方や歩き方がまったく違うと感じた方!
あなたには動きそのものを楽しむ素質が備わっているかもしれません!(^^)!
まとめ:

自重トレーニングのコツがわかると面白い!
▼新型コロナウィルスが全国で猛威をふるうこの状況だからこそ、免疫力アップを目的にひとりで自宅でできる自重トレーニングの楽しさ・面白さ・ワクワク感を体感しよう
▼人は体が動かなくなると死に至るのにそれを身近に感じる人は皆無!そして動くことを二の次と捉える人があまりにも多い現実
▼『+5度骨盤前傾』と従来の(前傾を意識しない)トレーニングでは動きやすさ(立ち方・歩き方・走り方)が全く違うし、脳内物質の分泌量に差がでて免疫機能が高まる
TM鈴木