カラダ感覚の探究者たれ!イチロー“生涯”現役には意味がある~引退は“手段”を変えるだけ!本質は変わらず毎日が挑戦~

シェアする

2018年5月4日、MLBから衝撃的なニュースが飛び込んできました!イチロー選手(シアトル・マリナーズ)の会長付特別アドバイザー就任と今季試合出場予定を見送る旨の報道です。

最近は大谷選手(LAエンジェルス)の陰に隠れ!?ほとんど情報が入ってこなくなりつつあったイチロー選手ですが、それ以降メディアが話題の中心のひとつとしている程です。

ただ今回のこの出来事を機に(というか自分ではほどなく感じていることでしょうが)イチロー選手の中で大きく舵を切る決断がなされたのかもしれません。

任される役割が変わることでイチロー選手の気持ちにはどういう変化があるのか?手段となりつつあった選手としてではなく “探究者” としての思考を追ってみましょう!

スポンサードリンク

研究者でいたい!

イチロー選手の真意とは? 出典:https://baseballgate.jp/p/199479/

イチロー選手が(おそらくは初めて!)「研究者でいたい!」という言葉を口にしたのが今回の件でコメントを求められたときでした。

(野)球道はあくまで手段!?

今回行われた記者会見で試合に出られない寂しさを問われたイチロー選手は、以下のようにコメントしています。

僕は野球の、何て言ったらいいですかね、研究者でいたいというか、まあ、自分が今44歳でアスリートとして、この先、どうなっていくのかというのを見てみたい。それはプレーしていなかったとしても、毎日鍛錬を重ねていくことでどうなれるのか、ということを見てみたいという興味が大きいので、それは変わらないと思うんですよね。それを続けられること、仮にこれで終わりだったとしても、僕、それを続けると思うんですよね。だから、なんか喪失感みたいなのは、実はないですよね」・・・イチロー

研究者・この先、どうなっていくのか、を見てみたい・・・、このコメントからイチロー選手の内面に非常に大きな変化と、新たな価値(観)が生まれたと捉えました。

“イチロー”ジャーニーの新たな始まり

現役は続くかに見えたが・・・https://goo.gl/uikQHR

というのもイチロー選手にとって野球は仕事=“球道”であったものが、マリナーズに復帰の前後から「手段」、つまり幹の枝葉(えだは)に変わってきたように思うからです。

今迄は野球(道)こそが本筋(ほんすじ)でもこれからは自分の体と向き合い、そして年齢を重ねるごとに自身の動きがどう変わっていくのか、それを見てみたい!そういう意味で「研究者」と表したのではないでしょうか。

イチロー選手にとって優先事項が野球から自身のカラダ・動きを観る探究者へと正に変化した瞬間だったと考えると、最低50歳まで(現役)と考えていた決意を翻してもおかしくはありません。

野球(道)が手段になったのだから、そして目標が自身への“探究”へと舵をきれたのだから、「選手以外の選択肢はない!」という今迄の信念はある意味捨て去ることができたのかもしれません。

マリナーズ復帰から始まった【Ichiro’s Journey】は、正に “一皮むけた!?” イチロー選手(これからは会長付特別補佐)にとって新たな探究(道)の始まりだと観ることができました。

衰えゆく肉体の現状

全盛期はその見た目も最大の魅力!?

今年45歳を迎えるイチロー選手!?(あえて選手と呼ばせていただきます)でさえ年齢を重ねることの衰えに抗うことはできません。

白くなりゆく頭髪や動くボールを捉える動体視力はその一例にすぎませんが、トレーナー視点だと動かそうとする体を支える能力も当然ながら劣ってきているのです。

格好いいお尻が・・・

その後ろ姿でもファンを魅了してきたが・・・

いつの頃からでしょうか・・・、イチロー選手のお尻まわりの張り具合が気になりだした時期、たしか2015年マイアミに移籍したころ、いやNYヤンキース時代からかもしれません。

それまで特にシアトル時代には細めのイチロー選手にしてはシェイプされつつもわりとしっかりとした土台(臀部付近)に観えましたが、特にマイアミ時代は(サイズの影響もあるかもしれませんが)お尻の貧弱さが目立つようになっていました。

臀部付近は動く際に体を支える体重支持の役割を担っているため、この付近は見た目にもしっかりシェイプされている必要があり、ユニフォームの上からでもわかるいわゆる “かっこいい” お尻であることが望まれるのです。

シアトル時代のイチロー選手はもちろん全盛期ということもあり、からだ的にみても特にお尻周りのシェイプ(シルエット)は尋常ではない程の仕上がり具合でした。

体重支持の影響は?

しかし年齢が上がるに従い筋肉は細く硬くなりやすく、伸縮性能ももちろん低下するのはイチロー選手にとっても例外ではないでしょう。

そういえばイチロー選手、初動負荷マシンでのコンディショニングはそれこそ毎日していると聞きますが、いわゆる筋トレは全くしないとか、この辺りも微妙に影響しているかもしれません(あくまで予想ですが・・・)。

歩く・走るといった基本動作もしかり!しかし最も影響を受ける要素のひとつは “安打製造機” としての彼のバッティング・メカニクスではないかと考えます。

打つ際の片脚支持での安定性、特に左脚に一旦体重を乗せてからボールの変化や軌道に合わせて右脚に7~8割程体重を移していく流れやタイミングがイチロー選手の真骨頂でした。

その間彼(の体重)を支えるべき土台がわずかに揺れ動くようになることで、ボールを思い通りに捉えられなくなってきたのかもしれません。

彼の打撃スタイルにとっては臀筋群や股関節周囲筋群の見た目にもわかる衰えが、こうした神業の打撃技術を微妙に狂わす結果となることは容易に察しがつきます。

現実を受け入れる精神的余裕

イチロー選手はシアトルに復帰するにあたりここ(マリナーズ)こそが我にとっての安住の地と悟り、野球人生を終えるとするならこの街のファンが見守る中で!と考えたとしても不思議ではないでしょう。

肉体的な衰えは現実、抗いようがありませんし、リーグには大谷選手をはじめどんどん新たなスターが誕生しています。

“血”の入れ替えはリーグを活性化し、未来永劫そうやってファンを魅了する野球文化が発展し続ける、そんなマクロ的考えがあったかどうかはわかりませんが、そうした全体的思考は成熟すればするほど考える余裕もでてくるとも言えます。

みずからは体の変化を微妙に感じとれる優れた才能を持ち、今度はその変わってゆく様に視点を移すようになってきてのこのタイミング、イチロー選手にとって決してマイナス要因ではなく、多くのことを学べる貴重な時間となっていくことは言うまでもありません。

動きを深く捉える探究者として、また(野)球道に精通した経験者として、双方の要素をリーグの後輩たちに伝えられる唯一無二の存在になれる、イチロー選手には今後も極めて稀有な存在としてあり続けて欲しいと願っています!(^^)!

まとめ:

脚でも多くのファンを魅了!

先頃行われた会見でイチロー選手(マリナーズ)の会長付特別補佐就任と今シーズンは選手登録枠から外れる旨の発表がありました。

日頃から最低でも50歳まで(現役)!とする考えからすれば、今回の条件を受け入れた背景にはスーパースターが見据える方向性の変化があるように感じます。

本筋だった野球(道)が枝葉に変わり、(根)幹にはみずからの体がどう変わっていくのかを観続ける研究者たる思考が芽生えた結果なのではないでしょうか。

野球は(まだ引退ではないけど)一区切り、でもみずからに課した探究心は今後もみずからの体を研究することで続いていく!【Ichiro’s Journey】に終わりはないと感じました!(^^)!

あなたにお伝えしたいこと!

スポンサードリンク