美しく機能的なふくらはぎは、人間にとってとても重要な意味を持つことを知っている人はそれ程多くありません。
脹脛(ふくらはぎ)は胴体と足を結ぶ重要な部位であると共に、腰痛の発症にも深く関わっている体の一部でもあります。
見た目にも綺麗なシルエットでしかも程よく柔らかく、アキレス腱という強力な“バネ”を利用した伸びのある動きがあれば、様々な病気の予防にもなり、健康面からも大いに役立ちます。
今回はこうした『カーフ・ビューティー』を目指すための【ツブツブ】を利用したセルフ・コンディショニング法をご紹介します。
ふくらはぎのコリ・ハリを解消するテクニックで心とカラダをリフレッシュ&リ・チューンしてみましょう(^_^)
Contents
「カーフ・ビューティー」を体感!
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機能性と美しさが「カーフ」の魅力
個人的には美しくそれでいて機能的な脹脛(ふくらはぎ)の状態を『カーフ・ビューティー』とよんでいます。
健康で行動的な生活や動作に直結するふくはぎを中心とした下半身のコンディショニングについて実際に体感してみましょう。
まずは実(じつ)を感じる
なぜカーフが日常生活で大切なのか?後半にその重要性を掲載していますのでご覧ください。
まずは実感するということで「カーフ・ビューティー」のためのふくらはぎコンディショニングにチャレンジです!(^^)!
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カーフ・ビューティーへの第1歩on【ツブツブ】
セルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】は6つの突起(凸部)上に背中・お尻・腿裏等でのり、方向・角度を変えることで様々な圧力を体感できるセルフ・コンディショニング&マッサージギアです。
自分でのり方やその方向・角度を変えるだけで、弱~強圧までの様々なピンポイントの圧力を加えられるため、普段手の届かない背中・臀部といったスポーツや日常生活シーンに必要な筋肉や関節可動域拡大ツールとして最適です。
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6つの突起(凸)が圧をかけるポイント
今回はこの【ツブツブ】を使用した脹脛(ふくらはぎ)のコリ・ハリ解消テクニックをご紹介します。
方法とメカニズム
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筋腱移行部へドンピシャ!の刺激
どのあたりを刺激すれば良いのか?ですが、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)からアキレス腱に変わる筋腱移行部に圧をかけるのが最も効果的です。
この「効くぅぅぅぅぅ~っ!」というポイントに【ツブツブ】の外側から2番目の凸部が当たるように合わせ、動画のように両足、または片脚を他の足の上にのせて体重をかけていきます。
筋腱移行部は最も疲労が溜まりやすく従って凝り・張りの発生ポイントとでもあり、鍼灸では承山(しょうざん)というツボとしても知られ、適度な圧力をかけることで全身疲労や腰痛にも効くと言われています。
筋腱移行部を含め『この辺りは非常に痛いながらも気持ちいい!』というポイントを見つけたら、約1分程お尻を僅かに床から浮かすか片方の足をのせたりして、ゆっくりじっくり体重をかけてみましょう。
さらに足首をゆっくりと色々な方向へ動かしてみてください!筋肉が一旦解れたり緊張したりを繰り返すことで深部への刺激もさらに入りやすくなります。
見た目の美しさと機能性
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見た目以上に効く!
TM鈴木おススメストレッチング
カーフ(ふくらはぎ)は腿裏や臀部・背中と違って自分の手で揉んだり擦ったり等のマッサージテクニックを活用できる部分です。
しかし体が疲れている時等はその行為さえも億劫になってしまい、ケアという点では意外に疎かになってしまう部分でもあるのです。
“第2”の心臓と言われる
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“第2の心臓”には逆流防止弁(バルブ)が!
ふくらはぎは浮腫みと大きく関係しており、悪化すれば筋肉の硬化(かたくなること)を招き(下肢)静脈瘤発症の要因ともなり得ます。
下肢の静脈には動脈とは違い、血流が重力によって足先へ逆流しないように逆流防止弁(バルブ)がついています。
それらの弁が壊れ正しく閉じなくなると、血液の逆流が起こってしまい、うっ血が生じ、血管の拡張や蛇行することによって瘤(こぶ)ができます。これが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤があると、足の血液循環が悪くなっているので、足のむくみや痛み、さらに悪化してしまうと、色素沈着や皮膚の潰瘍などの症状が出てきます。出典:https://goo.gl/FpTQnE「銀座下肢静脈瘤センター」
それは脹脛が底屈・背屈といった足首の動きの影響をモロに受けるポイントでもあり、静脈管内の逆流防止弁(バルブ)が壊れて機能しなくなり、血液の逆流が起こるからです。
ふくらはぎは第2の心臓とも言われる所以は、この逆流防止バルブによって血液が心臓に戻る“ポンプ”機能が破綻するからです。
腰痛の原因とも関連
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足首の動作制限は腰痛とも関係!?
ある調査によれば、腰痛歴のある人のうち実に6割以上にふくらはぎの硬さ(同時に足底の硬さ)が観られるとの報告がされています。
脹脛(ふくらはぎ)の硬さと腰痛の出現には深い関係があることが伺え、逆に腓腹筋やひらめ筋といったふくらはぎ筋の柔軟性や足関節の可動域を広げることで無駄な腰痛は防げるともいえます。
腓腹筋・ヒラメ筋は途中で合わさってアキレス腱を形成し、踵骨(しょうこつ)という踵(かかと)の骨に付着しています。
一方足底は足底筋膜によってアーチ(土踏まず)を形作り、これまた踵の骨にくっついています(下記イメージ参照)。
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脹脛の筋肉と付着部
足首を動かす(背屈・底屈)ことでふくらはぎの筋肉も程よく伸び縮みし、するとその上に繋がる腿裏や臀部、背部(腰)が自然と動くことになるのです。
足首が動かない(動きにくい)ということは、歩行・走行はもちろん、日常生活動作も小さくなり、動きを制限された腰には痛み・鈍痛といった症状が現れることを知っておくべきです。
曲がったり丸まったままの脊柱や腰の状態が痛みを引き起こす要因の一つとされるのは周知の事実であり、足首の動きやふくらはぎの柔軟性が腰痛の予防・改善にとって不可欠な要素となっていることを自覚すべきでしょう。
まとめ:
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機能性と美しさの象徴「カーフ・ビューティー」
脹脛のコリや張りの予防や改善にセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】が効果を発揮してくれます。
【ツブツブ】上で体重を如何に上手く乗せるか(ある意味 “コツ” と言われる)によって、ふくらはぎへ程よく、さらには強圧を含む様々な圧力刺激をピンポイントで加えることが可能です。
見た目の美しさと機能性を維持した脹脛は疲れや(足の)重だるさを解消し、アクティブな日常生活やスポーツ動作のキレを生む要因ともなります。
美容にとってもスタイリッシュな外観に魅力を感じない女性はいないでしょう(^_^)
「カーフ・ビューティー」を目指すあなた、是非【ツブツブ】を使ってその“痛気持ち良さ”を体感してみましょう!(^^)!
TM鈴木