横浜市の大口病院で入院患者が点滴に異物混入により死亡した事件はある意味非常にショッキングな事件でした。
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大病院で起こった不可思議な事件
近隣に開かれた病院、多くの外来患者や関係者が出入りするのは当たり前で、しかしながら出入所が管理されているはずの病棟で起こってしまうこの類の事件は事の根深さを感じずにはいられません。
聞けば今年はこの類の事件が病棟で数件起こっているとのこと、恨みつらみなのか非常に怖いニュースとなりました。
病院との信頼関係はどこに!?
TM鈴木の義父は3年程前にすい臓がんで他界しました。
入院先は○○県がんセンターという県主導の経営をする大病院です。
義父が入退院を繰り返していた頃からあまり評判がよろしくありませんでした。
ある意味お騒がせな、ある意味ほんとうかいな?という事件や事故がとにかく多かったのです。
事実、義父の場合でも曖昧な告知や予後相談、診断の遅れや時には『これって間違いなのでは?』といったような出来事が何度となくありました。
だから正直担当ドクターと家族の信頼関係はまったくないに等しかったのですが、唯一義父が担当医を信頼しているということで他の専門医(病院)のセカンドオピニオンを聞こうとはしなかったのです。
病院による!?ある“しきたり”とは
実は義父が他界する前から薄々気づいていたのですが、最初大部屋に入れられていたがん患者達は“ある時期”がくると大体同じ階に3部屋ある個室に移されたのです。
そこは3部屋連なっていて、それぞれの部屋に独立してエアコンが設置(これは後から知ったことですが)されていて、近くを歩くと時には大きな鳴き声、そして時にはシクシクとした涙声が聞こえました。
その“ある時期”とは人生の終わりが近づいた時だったのです。
『・・・・・・・・、なるほど~、そういうことか・・・』
末期のすい臓がんであった義父も当然そこに入らされました。
その後は・・・。
現実を受け止めなくてはいけないのだから死は仕方がないのかもしれません。
しかし義父の死は『もっと何かできたんではないか!?』という後悔の念と、そしてガンという病気の恐ろしさまざまざと痛感した出来事となりました。
その○○県がんセンターです!
何かやらかしてくれるだろうなぁと思っていたらこれだけの事件事故があったりで、結局国の癌専門病院としての指定を取り消される始末(たしかそうだったと)。
色々と話をきくと私立の病院と違って医者のレベルが極端に低いとか、公務員に毛の生えた程度の人間がやっているからだとか(←決してTM鈴木が言っているのではなく、周りの話ということなのです)、評価がかなり低いわけです。
医者というのは患者との信頼関係、もっと言えば人と人との信頼関係で成り立っているわけですから、それが崩れてしまっている状態では治療もなにもあったもんじゃないということなのでしょうかね。
素敵な“日常”を提供してくれたスタッフも!
因みに身近で接してくれた看護師さんの特に何人かは非常に仕事熱心で事務的な対応など微塵もなく、プロとしてまた身近にいる頼れる存在として日夜接してくれました。
だからその人達に声をかけられたときは、さすがに涙があふれてしまいました。
人の気持ちをわかってくれる人達と心を共有していた場合、感情は繋がるのかなぁと思ったものでした。
それ以来自分もそうだし、TM鈴木に関わってくれた人達には健康でいられる、健康を維持できるような生活を送ってもらいたい、そんな気持ちで自らできるだけ(ですけど)の情報を提供したりしています。
特に自分の身内が死ぬのは悲しいけど、無念を抱いて死ぬことがないよう、どうせなら人生全うして自分の人生を終わりにしてもらえることが大切だなと痛感した出来事でした。
早くこの大口病院事件が解決してくれることを願います!
TM鈴木