日本サッカーはゴール欠乏症とか、ストライカーが育たない!などと散々メディアや専門家に言われ続けてきました。
それはどうしてなのでしょう?
専門家!?とは違って目線でみてみました!
残念なり、ゴール欠乏症
『たしかにゴールが決まらんなぁ!』
観ていても『え~っここで決まらんの?』とか、とにかくファンが地団駄ふんじゃうような場面がたくさんあったことは事実です。
といってもメッシやクリロナがいるわけじゃないんだからそんなにポンポン決まらんよなぁと思うTM鈴木でありますが。
単に練習が足りないからだといった解説者がいましたけど、中身は別としてその通りだなぁと思う部分も確かにあるのです。
中身とは練習の方法のことです。
その解説者はどういう意味で言ったかは知りませんが、ゴール前で何人ものディフェンスに囲まれてもゴールするというような練習はやっていないんじゃないでしょうか。
というのも日本では代表でもJリーグでも組織で点を取りにいくという習慣あるように感じます。
あくまで素人目線ですが、傍から観ていてそう強く感じます。
さらに言えば子供のころからうるさくしつこく組織でゴールを狙うという練習しかしてないように感じて、あれではストライカーなんて育たないだろうなぁと思うんです。
考え方・スタイルが凝り固まっている!?
『日本人はひとりでは得点できない!』という考えが根底にあり、ならば組織の力で崩そうという練習法を取り入れ、サイドから崩すとか、数の力で攻めるといった傾向強くないですか!!!
逆に言えばディフェンスと1対1や1対2での場面を設定した練習をしてその中でゴールするという機会がなければ、中央でしかもゴール前で勝負できる選手はいつまでたっても出てこないと思います。
指導する側のそういった組織でゴールを獲るという考え方、いわば視野のせまい考え方なのが問題ではないのでしょうか。
頭がよく賢いけど、カッチカチで融通が利かない思考だとどうしても新たな視点はみつかりません。
なんでも合理的・効率的に物事を考えるといった指導する側の思考とその“常識”を育ててきた環境。
『技術の高くない日本人がそんな練習をしていたら勝てるわけがない!』
とおしかりをうけそうですが、ストライカーを育てるのならそれくらいの時間がかかることを覚悟し、必要なら代表者(多分サッカー協会かなぁ)が関係者やファンにその旨の理由やらなんやらを公表すればいいじゃないですか。
目先の勝利か、未来の栄光か!?
今のように組織的プレーで勝とうとしながら、一方ではストライカーを育てるということ自体、中途半端で無理な話であり、この考え方こそスマートなサッカー指導における“合理的”なモノの考え方にしか見えませんねぇ。
本当にストライカーを育てたいならもっと単純にゴール前で球を触らせる、そういう練習や試合にしていかない限りは無理なんじゃないかと思います。
何千何万回もそういうゴール前での練習や試合をさせて初めて身に付くものだと思いますよ。
ゴールの匂いを嗅ぎ分ける嗅覚とはそういうものでしょ!
組織的サッカーだのとバカのひとつ覚えみたいにスマートなサッカーやらかしているうちはゴールハンターは育ちません!
以上、素人目線でのサッカー界への提言でした!
TM鈴木