将来性を見出せない女子バレー!独創的思考発揮で面白さを追求せよ~上意下達・忖度・協調性だけではとび抜けた存在は育たない~

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4年に一度のワールドカップ・バレーボール(女子)が日本各地で開催されている。

しかし同時期開催のラグビーワールドカップや㈮開幕の世界陸上ドーハ大会と比べ、正直盛り上がりに欠けると思うのはなぜだろう。

理由は明らかで全日本女子チームがどうにもこうにも“弱い”からに他ならない。

どうしてこうも勝てないのか?そしてどうすれば勝てるようになるのか?を独創的な視点から探ってみよう。

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様々なマイナス要素の弊害

接戦はもういらない!

世界のトップと日本を比べるとあまりに違うのが勝利に対する個人の考え方である。

その大元は日本人独特の思考に由来すると思い、各々の捉え方について知見を述べるとする。

組織バレーの大きな弊害

組織バレー、組織サッカー等、組織〇〇という名がついてまわる言葉を良く耳にする。

バレーでいえば「コンビバレー」もその類だ。

ひとりでは体格・体力差で世界と勝負にならないからチーム一丸となって相手と戦おうという発想だが、もうその時点で勝負にはなっていない。

ひとりでコートにいる相手6人と戦える!くらいの“気概”がなければ世界で勝つことはできないのである。

しかし今の全日本にそんな気持ちを持つ者は存在しない!もっと言えば指導する側(監督・コーチ)にその考えが全くない。

40年以上絶対的エースがいないのは致命的

かつてモントリオールオリンピックで金メダルを獲った全日本のエース:白井貴子は絶対絶命のピンチになるときまってこう言い放ったものだ。

「全部もってきて!私が決めてやる」

女子バレーなぜ弱いのかを考えてみた!勝てない常識思考を考察~協会の変わらない体質を打破し絶対的エースの発掘を急げ~
2018年10月現在、バレーボール女子世界選手権が日本各地で開催されている。 全日本女子(日本代表)は3次ラウンドでセルビア(3位)イ...

レセプション・ディグ・セット・スパイク・ブロック等、すべてのプレーにおいて緻密さ・連携を求められる今の状況では、ひとりで相手をねじ伏せられる選手が育つはずもない。

だから観ていて爽快じゃないし面白くない!何よりバレーとしての魅力がない!

観客はむしろ(ワールドカップ恒例の)ジャニーズを観に来て“ついでに”バレーも観ていくという有様だ。

ブラジルサッカーやアメリカのNBAが面白いのは、時には監督を無視(する度胸)があり、自分が行ったプレイに責任を持つからであろう。

みんなが同じ(軍隊式とでも言えばいいのか)ようにに育てられる、日本人的思考だと正直それは無理な話である。

戦術の格差

全日本の攻撃は(極端なはなし)素人でもだれが打つかがわかってしまう!

レフトからの攻撃にライトとバックアタックを絡めるというスタンスは監督が変わろうが全く変化なしである。

セッターにクイックを使う勇気がないし、使われなかったミドルも「なぜこっちにあげないの?」と意義を唱える者もいない。

速攻がないため特に “高い壁” を持つチームにとってはブロックフォーメーションがとりやすく、ワンタッチをとって切り返しやすいのである。

特に世界トップには切り替えして「キル・スパイク」を打てる絶対的エースが控えている。

日本の速攻は(たとえだしたとしても)相手の息の根を止めたり、流れ(モード)を自チームに引き寄せる “キル“ スパイクにはなっていないのである。

相手にとってみれば「痛くもかゆくもない」得点にしかならず、ダメージを与えられないのだから後半の競り合いで抜け出せるのは必定である。

的確な指示を出せる外国人コーチも退団

そして監督から試合の山場のタイムアウトで具体的な指示が発せられることはほとんどない。

自身の知見から得た情報がほとんどで、何をどうすれば現在のムードを変えられるかの具体案といえば「声出して」と「サーブカットしっかり」しかないのである。

こうしたプレーの良し悪しを決める戦略的思考(勝つための考え方)が選手にも、そして指導する側にも決定的に欠落している。

2017年から中田監督と共にチームを牽引しタイムアウトでは的確な指示をだす役割を担ったフェルハト・アクバシュ氏は様々な事情からチームを去った。これで全日本は強化委員会・チーム含め外国人は在籍せず純日本人だけ。諸外国のバレーをとり入れない今の日本バレーは鎖国制度をとった江戸幕府と同類!?

マスメディアの祭り上げ

そうした全日本チームに対し良いことしか言わない/書かないメディアには正直うんざりである。

メディアも含めまわりは「世界を相手によくやってるね」と現状で満足しているが、それでは世界一獲得など絶望的であろう。

スポンサーの意向には逆らえないメディアがチームを掌握!?

ワールドカップを協賛するフジテレビしかり!アナウンサーは社員だし解説はそのテレビ局に雇われている身、批判をすれば次からは呼ばれなくなる!

百歩譲ってそれを良しとしても「ここをこうすべき!」といった改善案も監督の指導方針やチーム戦術の批判と受け止められかねない。

だからコメントや実況全てを現状の戦術の良い点でしかしゃべらない。それも中継自体が面白くならない要因とも知らず負けても延々と褒め称えるのは滑稽にさえ見える。

仰天の思考改革プラン

海外の未完の大器を探せ!

「それ程批判ばっかりするならお前がやってみろ」と言われそうだかが、もしオファーを受ければ喜んで引き受けるだろう。

失うものがない者にとってみずからを選択した協会・強化委員会への忖度もなければ「勝たなきゃいけない」とするメディアや周囲へのプレッシャー等どこ吹く風だからである。

思考を変える

まずは選手達の思考を変えることが大前提、その改革なくして世界一など夢のまた夢。

同じチームスポーツながらラグビーが面白いのは、外国人が半数いて監督がいちいち指示をだせず、グラウンド内で臨機応変に戦術を組み立てる必要に迫られるからだ。

選手個々がその時の状況に応じて自分たちで考えて動くと不思議と大きな科学変化が起こる。

そうした思考を変えていくには小さい頃からの経験を通した考え方が大切なことは言うまでもない。

人材はいても使いこなせない指導者たちが選ぶことはない!?

学校教育は基本的には同じような考えを持つ人間を育成する場なので、そこにどっぷりと浸かってしまうととび抜けた存在になることは難しいだろう。

ただ本人や家族の心掛け次第で思考は変わっていくものである。

そういった意味で指導者の果たす役割も非常に大きい。

残念ながら今の中田監督にはそうした資質はないし、上司に気を使うコーチ陣にそれを求めるのは無理と言わざるを得ない。

勝利を追求するための常識を超える程の人格形成ができていないのである!指導者も選手もそういう意味で代表に相応しいとは言えない。

全日本のブロックがザルだとしたらどういう対策があるだろう?非常識な者ならブロックをなくし6人全員が床にディグできる体勢で寝転がれ!と指示するだろう。常識を超越しない限り金メダル等獲れことを知る必要があるだろう。

キル・アタックに精通

対戦相手がいるのだから当然相手の嫌がることをしなければ勝ちには繋がらない。では相手が嫌がることと一体はなにか?

「今速攻がきたら嫌だなぁ!(マークに)突けないなぁ」というという場面で速攻を使ってこそ、「キル・スパイク」なのである。

相手が嫌がる場面とは味方も難しいことを意味し、ネットから離れ過ぎたり自分達のタイミングじゃないといった場面で使ってこそ「キル」の意味を成すもだ。

日本はレセプションならA・Bパス、ディグならイージーセットなど、クイックへのセットがしやすい状況でしか速攻を使わない。

これでは相手に読まれクイックに的を絞らせることなくサイドやバックからの攻撃に壁を作られやすいのは当然だろう。

例えC・Dパスでも局面によってクイックへセットすることができない日本、逆に同じ局面で積極的に速攻に繋げるトップチーム、どちらが観ていて面白いかは一目瞭然であろう。

中田監督はなぜかそうしたことに注意を払うことはない!一体どういう視点で勝とうとしているのかが全くわからないのである。

今までの監督となんら変わらない攻撃パターンを踏襲しても導ける結果は同じ!現に今大会も5・6位あたりに落ち着くに違いない。

外国籍出身者を積極的に起用

これは先述した思考改革と密接につながる。

近い将来日本の中核となる外国籍の選手を早急に帰化させて少なくとも外国籍出身者を3名以上スタメンに加えるのである。

日本と外国選手の大きな違いは支持されたプレーがその場面で理に適っているか!勝利に向けて良い結果をもたらすか!を吟味しプレイする判断の根拠とすることである。

外国選手は指示されたプレーに納得がいかなければ、断じてその方針を受けようとはしないし、そうする理由をしつこく問いかけ時には異なる戦略戦術を現場判断でアドバイスする。

選手とコーチ(監督)は立場は違えど対等・平等の関係にあり、そこに監督の指示を鵜呑みにしてプレイする選手は存在しない。

今の日本に必要なのは監督のいうことを「はい」と聞く選手ではなく、諸外国のスポーツ文化に精通した外国出身選手と融合する化学反応である。

それこそが議論となり深堀りした上で明確な結論を見出す唯一の道であろう。

コーチも選手達にプレーの価値を説得できないようならプレーヤー側の支持を得られず早晩、現場から去ることになるから自然と指導者の質も高まる。

中途半端なコンビバレーなどいらぬ!全員打てる人材を登用せよ

さらに帰化した選手達とDNAが近いハイブリット選手の潜在的な思考の開花にも繋がるだろう。

例え意識はせずとも肌の色や育ってきた環境は彼女達の潜在意識に根付いており、考え方への共感が高まり勝つための手段や思考改革が進んでいくはずである。

インターネットの発達に伴い海外のスポーツシーンを見る機会が増え、観戦の質も飛躍的に高まっている。

監督が怒り罵声を浴びせてやらされる練習や、「はい」と指示を聞いて一生懸命プレイする姿だけでは視聴者はついてこないことを協会・バレー界全体がしっかりと認識すべきであろう。

我々視聴者は面白くもない試合をみる程暇ではない!

まとめ:

勝てないし面白くないバレーを観る視聴者はいない

全日本女子バレーがなぜこれほど接戦に弱いのか!そしてどうすれば強くなれるか!を紹介。

▼組織バレーの弊害がでて個人で状況を打開できる才能が育たない環境

▼指導者の質が30年前と全く変わっていない!外国人の思考を全くとり入れようとしないから世界との戦術格差は開くばかり

▼ネット環境が飛躍的に発達し海外プロスポーツの面白さが際立つ現状では、いくら世界大会とはいえ面白くもないスポーツシーンを観る視聴者は増えるはずもない

▼斬新な思考変革および外国籍選手の帰化を推進する組織(協会)の大改革が必要であろう

TM鈴木

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