骨盤横の骨の出っ張りの上にある凹部は忘れ去られるポイント~体重移動・体重支持を受け持つ中・小殿筋の機能に注目せよ~

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走る・打つ・投げる・跳ぶ・泳ぐ等、運動は股関節の上手な使い方がカギになることをご存知でしたか?

股関節に上手く体重をのせることができれば、体重移動・重心移動が容易になり運動能力が飛躍的に高まります。

その体重を支えるための重要なポイントは同時に酷使されやすく、疲労が蓄積し凝り・張りが多く発生する部位でもあります。

日常生活ではもちろん、運動時にもかなり負担のかかる骨盤わきの凹みですが、手が届きにくくセルフケアをすることは中々難しいのです。

しかし仮に自分でその凝り・張りを解消できる方法があればアスリートにとっては非常に有用な手段となり得るでしょう。

そこでセルフ・ボディメンテナンス・ピラー【ツブツブ】を使った大転子上の凹みのコンディショニングについて映像を交えてみてみましょう。

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体重を支える勘所(かんどころ)

股関節の外側にある骨の出っ張り(凸)を大転子といい、その上にある押すとちょっと凹んだ部分は運動時の酷使によりコリや張りが出現しやすいエリアです。

この凹み、実は小殿筋の筋腹と中臀筋の筋腱移行部と重なり、少し前方には小さいながらもちゃんと主張する大腿筋膜腸筋(腸脛靭帯につながる)という筋肉も存在します。

そして今回注目するのは臀筋群の中でも最も小さくて目立たない小殿筋とういう筋肉です。

上の図で言えば左から3番目にとっても小さい(だから小殿筋というのだけど・・・)筋肉です。

小さくてもその役割は非常に重要で、股関節を横方向の変化から安定させるという役割を担っています。

実は小殿筋と同じ役割をもつ中臀筋(上の図一番左)も小殿筋を覆い隠すように骨盤横に位置しています。

体をサイドから支える要

実はこの(中)小殿筋は歩行時に支持脚側(体重を支える側)の脚と胴体を結ぶいわば“ブリッジ”の役割をしていて、この筋肉が弱い場合、遊脚(浮遊している側)の骨盤が下に傾く症状が起こります。

これをトレンデンブルグ徴候(trendelenburg sign)と呼び、中(小)臀筋の機能低下を現しています。

後方からみて地面から離れている脚と同側の骨盤が下がってしまうような歩き方、パッと見はモンローウォークのようにヒップのサイドスイングを強調するスタイルにも見えますが、こちらは意図的に支持脚の根元(大転子ー中臀筋ー腸骨翼)を横にスライドさせているため機能的には異なる歩き方といっていいでしょう。

スムースな体重移動を可能にする股関節の安定機構

股関節に体重がしっかりとのることで体重(重心)移動はスムースになります。

例えば上の図では一番左側です。

キャッチャーに向かって軸足立ちの時、中小殿筋が最も機能し身体がブレないように安定させているのです。

『球速を高める・コントロールをよくする』ための根本的な部分でもあるため、如何に普段からちゃんと働くように調整するかでパフォーマンスが大きく変わってきます。

体を動かすという意味においては片脚立ちで支持脚となるときに最も働くため、『歩く・走る・(片脚で)跳ぶ・サイドステップ』等、ほとんどのスポーツ動作に深く関わる筋肉といっていいでしょう。

いずれの動作も中(小)臀筋により股関節を安定させられることが良い結果を生み出す秘訣と言えそうです。

酷使されるが故の機能低下

この(中)小殿筋群はコンディショニングの際、とても見逃されがちな筋肉です。

耐え忍ぶ、最後に爆発!?

マッサージを施そうにも特に小殿筋は中臀筋より奥の深層に位置するインナーマッスルなので指で圧をかける程度では効いてくれません。

中臀筋にしてもその位置が真横でもなく真後ろでもなくその中間、言ってみれば斜め後方に位置しているため非常に治療を施しにくい部位といえます。

中小殿筋は重力下で体(体重)を支えるという役割のため、特定の運動や日常生活動作で酷使されやすく、直ぐにコリ・張りが出現しやすい部位でもあるのです。

さらに痛みやコリ・張りを感じにくいため、症状がでて治療やコンディショニングをして初めてそこが原因だとわかるといったケースも少なくありません。

腰の痛みを引き起こすポイント

中・小殿筋が体重を支えるために大きな役割を担っているのですが、ここが硬くなって動きにくくなればその影響は腰にもおよびます。

様々な調査や独自の視点も交えると、腰痛(明らかな診断のつかない疲労性・筋筋膜性腰痛の場合)を発症したり腰の重だるさを呈する人の多くは、この中・小殿筋のエリアが非常に硬くなっていて、伸ばす・解す・緩めるといったコンディショニングができにくい状況なのです。

この場所はトリガーポイントとも呼ばれ、まさしく腰痛の「引き金」ともなるポイントです。

腰痛や腰の重だるい状態は腰そのものに原因があるのではなく、お尻や大転子上の凹部の中小殿筋が発症元という説ですね。

確かにこの部分にアプローチすると腰痛も軽減し動きも良く、脚の運びが驚く程解消したケースは沢山ありました。

手の届きにくい場所!さてどうする?

位置的に中々手の届きにくい場所ということもありセルフ・コンディショニングは中々難しいといわれてきましたが、TM鈴木おすすめのセルフ・ボディメンテナンス・ピラー【ツブツブ】を使うと驚く程簡単に(中)小殿筋群の症状を解消することが可能です。

【ツブツブ】ご紹介
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

この部位は前述したスポーツでの動作の重要性はもちろん、美容的観点からも非常に重要なポイントといってもいいでしょう。

中・小殿筋が機能低下に陥るとお尻全体が下方に垂れ下がります。

丸みをおびた形が徐々に四角っぽくなり、体重を支えることが難しくなるため立っていることが苦痛になったり歩くのがしんどくなってしまうのです。

さらにお尻から少し上の骨盤周りには余分な脂肪が付きやすくなり、下半身の形はさらに変化するという悪循環に陥ります。

見た目だけではなく機能的に日常生活動作にも支障をきたす可能性があるため、毎日のセルフコンディショニングが欠かせないのです。

ツブツブの基本的なのり方は以下でもご覧になれますよ(^_^)

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スポーツや日常生活動作ではまったく気付かず無意識の内に身体の特定部位を使うということがあります。 その典型はなんといっても骨盤でしょう...

脚の付け根に活力を!

骨盤から股関節に通ずる足の付け根は中・小殿筋という股関節の安定機構が下半身と胴体を結ぶブリッジの役割をしていることを知りました。

この機能が低下すると重力下で体重を支えることができなくなりスポーツ動作(競技力)の低下だけではなく、日常生活の動きにも支障がでるという話でした。

こうした状況を改善するため、TM鈴木おすすめのセルフ・ボディメンテナンス・ピラー【ツブツブ】で中・小殿筋にアプローチします。

映像では中々わかりにくいですがかなりの痛さ(もちろん気持ち良さも!)を伴います。

目標とする部位に【ツブツブ】を当て角度・傾きを調整しながら体重をじっくりとかけていきましょう。

斜め後方の中臀筋から真横の小殿筋、そして斜め前方に位置する大腿筋膜腸筋にいたる一連の動線に圧をかけたりかけなかったりすることで筋肉の収縮と弛緩が繰り返され、得も言われぬいた(痛)気持ちよさを体感することが可能です。

左右ひと呼吸分(ゆっくりとなが~く吐いて、ゆっくりと長く吸う)程度でも十分ですが、あまりのいた(痛)気持ちよさにずーっと続けていたい気分になることをご注意ください(*_*;

体にはこうした手の届かない、だけれでも対処すれば大きな成果をもたらすポイントがいくつもあります。

ここにセルフ・ボディメンテナンス(ピラー)の意味があるとTM鈴木は考えています。

あなたも是非、ご自身のからだ探検を始めてみてはいかがでしょう!?

きっと心と体に大きな変化が起きて世界が変わるはずです(^_^)

TM鈴木

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