「冷えは万病のもと」体の冷えは人間に様々な影響をもたらします。
秋が深まりこれから冬に向かう時期とあれば、まだ寒さに馴染めず体に変調をきたす場合もあることでしょう。
真冬へ向かう今だからこそ冷えると体はどう変化するのかを深く知り、冷えを乗り切るためのコツや裏ワザを知ることが予防・改善に繋がります。
誰もが苦手な冷えと上手に付き合い寒さを撃退する心と体作りに繋げましょう。
Contents
冷えると変わる体の中身

万病につながる冷えの実態とは?
体温が1度下がると免疫力は30%落ちるという話は多くの人が知っているはずです。
日常生活でさえ動きずらく病気にもなりやすい!体が冷えることによるマイナス影響は生死の根幹を揺るがすいち大事なのです。
その実態や具体的な感覚とはどういったものでしょうか!
どんな変化があるのか?
冷え症は一般的に良く使われる言葉ですが、医学用語ではなく自覚症状(不定愁訴:ふていしゅうそ)と捉えられるため漠然とした指標でしかありません。
手足の末端が冷えるのは冷え症の典型で、特にこの時期普段から厚着をしているような人はその場合が少なくありません。
そもそも冷えるとなぜいけないのか?そしてどんな影響があるのでしょうか?
心(脳)と体が好調か不調かは体温でもわかると言われる通り、体が冷えると人の体にはいくつもの問題が生じ不調に陥ります。
- 疲れやすい
- 動きにくい(伸びにくい)
- 身体が縮こまる感じ
- 体が硬くなりやすい
- 腰痛・頸肩こりになる
- 風邪を引きやすい
- 自律神経が乱れる
- 肌荒れ・肌艶がよくない
- 色々な病気にかかりやすい
- ガンになりやすい
- アレルギー(かゆみ)がでやすい
- 妊娠しにくい
上記は冷えに対する体の反応ですが、一般的には動きにくくなる!考えが鈍くなる(頭がまわらなくなる)!ことにつながります。
健康維持に必要な体温(平熱)は36.5~37度、それ以下(36.4度)だと実はやや低体温気味に分類されることを知る人は多くありません。
ガンを筆頭に重篤な病気に繋がるケースも体温が35℃台の方が36度台中盤に比べ30%以上高まるという結果もあります。
現代では社会・生活環境による変化で体温が低くなる傾向にあることを考えれば、体温を高めておくことは意義深いと考えられるでしょう。
姿勢と冷えの関係
猫背や円背(えんぱい)といった理想とはいえない姿勢だと骨盤が後傾になり、動きや姿勢に不可欠な深部の大腰筋やハムストリングが働かず、動きが大幅に制限されます。
欧米特にアメリカは真夏だとそれこそ20を下回る温度でエアコンをガンガンかけています。
日本のオフィスのように28度設定等という生易しい考えは全くなくTシャツ・短パンで平気で授業や会議をする場合が少なくありません。
お腹を頭上に引き伸ばすような!それでいて肩甲骨を背骨に近づけながら骨盤へ下げていくような意識にすると体幹にある筋肉が姿勢を維持するよう活動してくれます。
筋肉が伸び縮みすることで発する熱量(カロリー)を示す基礎代謝が、冷え症とそうでない人では4割以上もの差になるという報告もあります。
筋肉量と共に筋肉を動かす、つまり運動する質や量に大きな差があることはいうまでもありません。
冷え対策の考え方

お腹の奥に火を灯す
元々冷えている人が急に冷えを解消できるわけもなく、日常生活もそれ程活発に動こうとすることは考えられません。
適度な運動をするべし!といくら言われてみても、運動を苦手とする人が真冬に外出するだけで「ウ”~ッ、サブ~ッ!」となり動きたくないと思うこと必至です。
お腹の奥に“火”を灯す
平熱が35℃台といった体温が元々低い人はそもそも動くことが苦手です。
若年層とは違い中高年になると冷えることで、行動だけでなく考え方もマイナス傾向を示すため、もしかしたら人生においてかなり損をしているかもしれません。
だから運動は苦手でも自分のペースで動くことならあるいは楽しく・気持ち良くできるかもしれないのです。
運動(スポーツ)と動くことは似て非なるものであり、体を動かすことなら自分のやりたい時にやりたいようにできるはずです。
やりたくないものを無理してやる必要はまったくない!但し以下のポイントを考えると良いでしょう。
動かされるのではなくみずから動く
多くの運動指導者は(調査・研究)の事実に基づき結果を求めようと、体を動かすことの必要性を説いています。例えば・・・
運動しなければ老化はさけられない! 運動しないと病気になりやすい!
こうした脅迫観念を植え付けるサービスに動くことが嫌いな人達を誘導し、半ば無理矢理運動させようとあの手この手を駆使するわけです。
またそれに気づかない人達はやっぱりやんなきゃだめなんだ!と好きでもない運動を無理をしながら実践するという悪循環に陥る。
かくして「〇日坊主」で終わってしまうような一過性のブームは高まるものの、一生動くことを好きになれる未来がくるなんて夢のまた夢という現実に直面します。
楽しみは脳内物質の分泌を高める
動物には食欲・性欲・睡眠欲といわれる3大欲求がありますが、それ以外に人にあって動物にないものがあることをご存知でしょうか?

楽しく・気持ちよく・わくわくすれば脳内物質が沢山でる
答えは「楽しむ」という感情です(「笑い」と回答した人もいますが)。
動物は動きを「楽しむ」ことはできませんが、人間は動くことで楽しみ笑顔が生まれ気持ちが良くなり高揚感も高まります!
体を動かす理由が「冷えを解消したい」「運動不足」「ガン予防」といった脅迫観念では長続きする習慣はつきません。
運動ではなく『動き』を楽めれば、少しの違いや変化を面白いと感じるようになり、新たな発見をするワクワク感を求めようとさらに自分自身を探究することでしょう。
この感覚が〇〇大学教授うが唱える「適度な運動の継続」よりよっぽど大切なのです。
この方がやる気ホルモン(ドーパミン)や幸せホルモン(セロトニン)といった脳内の神経伝達物質が沢山分泌されて体をより一層動かしやすくしてくれます!(^^)!
動くことの意義

楽しさ・気持ち良さ・わくわく感
冷えと上手に付き合う(個人的な)にはあえて運動するという考えではなく、体を動かす時の感覚にフォーカスしてみましょう。
自分ができる動きそのものを少しでも楽しく・気持ちいいと感じられると、それだけで大きな動きになり自然に熱を発しやすくなります。
そこでTM鈴木のおすすめはパワー・コンディショニング・ギア『ツブツブfit』にのること。
お腹に火を灯し体全体に流す
『ツブツブfit』にのることで+5度骨盤前傾の感覚が身に付き始め従来とはまったく違う頭上への十分な背伸びも体感できます。
のるべき部位は主に背中!ポイントは色々ありますが、まずはビーナスのえくぼの下とお尻の割れ目の上辺り、そして肩甲骨の真ん中の2か所が最適です。
体幹の中で動く感覚が非常に鈍くそして“さびつき”やすい!多くの組織やいくつもの筋肉が層をなす体の中心部として、外から『“動き”スイッチ』を入れるには最適の部位なのです。

ツブツブにのるとお腹に火が灯る!?
指導者・研究者がすすめるウォーキングという適度な運動は、特に冷えに悩むケースでは骨盤・脊柱・肩甲骨はほとんど動かず、楽しさや気持ちよさを感じることはありません。
しっかりとした背伸びができれば、大腰筋を主とする脊柱に近い超深部で創り出された熱源が、末端まで流れる循環を経て冷えの改善に繋がっていきます。
胴体は血流やリンパの流れも腕・脚に比べて格段に多く、発生した熱を運ぶ交通網(まさに“大動脈”)により、もし動かせるようになれば熱循環には最適な環境なのです。
最も動かない部分をできる限り動きやすくする!重要なのは太い管が位置する体幹部から温かな流れを手足に送ってあげること。
冷える人の多くが体が硬かったり猫背だったり、背伸びがしずらくしっかりと体が伸びきらない、動きも小さく結果的に大きな歩き(動き)方にならない人達なのです。
血液・体液が循環していけば体幹と末梢との流れはさらに活性化し動きやすくなるため、ただ歩くより体の芯に熱源を生む力となるわけです。
深部の“熱源”を『ツブツブfit』にのることで生みだし、手足へ循環させるダイナミックな日常の動きにしていけば、人生にとって何事にも替え難いものとなるはずです。
骨盤前傾で動きにくいを動きやすく
骨盤は今より少しだけ前傾にした方が通常の角度より格段に動きやすくなります。
骨盤が動きやすくなれば脊柱も頭上に伸びやすくなり、胸郭と肩甲骨の可動域も広がったまま頭上への背伸びができます。
『ツブツブfit』にのって背伸びをするのと通常の背伸びとでは、骨盤まわり・腰・脇腹・下腹部・胸郭や肩甲骨に至る部位や股関節の動きやすさが格段に違います。
+5度骨盤前傾感覚を生み出すのが背中や臀部でのり、みずから角度や方向を変えて荷重しながら背伸びやツボ押しを実現する『ツブツブfit』なのです。
先述した通りビーナスのえくぼより下で『ツブツブfit』にのることが基本です。

+5度骨盤前傾で本当に伸びる背伸びを身に付ける
ビーナスのえくぼは仙腸関節にあり骨盤の形を構成する骨の出っ張りと隣接し、その奥には脚を制御する様々な神経や血管の通り道になっています。
動きにくい骨盤・脊柱・肩甲骨は反面(もし動くようになれば)体の中で最も熱を生み出す熱源であり、温まった血液をそこから体全体に送り出すことで冷え。
大切なのでそれを楽しみながら習慣づけること。
不安や恐怖からではなく楽しく・気持ち良く・ワクワクしながらみずからの体を探検する!それを実現してくれる『ツブツブfit』にのりたくなる。
運動には一定のルールがあるけど体を動かすことにルールは存在しません!
あなたがやりたい時にやりたいようにできる!だからこそ自分のカラダ探検に繋がるのです。
まとめ:
▼体温が1度下がると免疫力は3割低下するといわれ、実際に体は硬くなり動きずらくなるという自覚症状がでる
▼運動やスポーツ活動より如何に日常生活の動きを体感できるか!そのためには動いている時に『楽しさ・気持ちよさ・ワクワク感』を感じられること
▼動きやすい姿勢を身に付けるために『ツブツブfit』にのる!本当に伸びる背伸びを体感すべき!
TM鈴木