体操内村選手の空中感覚ここが凄い!視覚と視認性ではっきりと捉えられる周りの景色

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今日、11/1のメディアにより体操、内村選手(リオオリンピック個人総合・団体金メダリスト)が12月からのプロに転向するというものでした。

日本の体操選手が今までプロになった例はなく、内村選手がプロになれば日本のプロ体操選手第1号ということになります。

実際のプロ活動には相当額のお金(資金)が必要ですが、2大会連続の金メダルを獲得し、特に今回のリオでは個人総合と団体の2冠に輝いている内村選手であれば相当数のスポンサー契約が結べるのではないでしょうか。

今後の内村選手の“プロ”としての活躍が益々楽しみになってきましたね。

さて今回はそんな体操王者内村選手の能力に迫ります。なぜあんなに安定した着地ができるのでしょうか?

カギは空中での【視覚明瞭化】にあるとTM鈴木は感じました。

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空中での身体コントロールの鍵!【視覚明瞭化】とは

鉄棒体操

視覚とは目で対象物を捉える感覚です。【視覚明瞭化】とは目で対象物を”はっきり”と見分けられる感覚です。

内村選手の技術感覚を掲揚する際に適切な言葉が見当たらなかったため、TM鈴木があえて命名させていただきました。

内村選手の得意な種目は「鉄棒・床・跳馬」です。体操はそのすべてにおいて空中に投げ出した身体を上手く地面に着地させなくてはなりません。この時、多くの体操選手はある意味、本来自分が持つ位置感覚で地面に着地させています。

しかし内村選手は従来の選手達とは全く違う空中での位置感覚を持っていたのです。最新の科学分析により明らかにされたのは内村選手が空中で他の選手よりも明らかに多くの視覚情報を収集し処理していたという事実です。

空中での位置感覚を捉える基準は周りの景色

空中姿勢

例えば鉄棒のバーをフィニッシュで離してから着地するまでの1秒に満たないわずかな時間で、空中での自らの【位置感覚】を周りの景色・対象物をはっきりと見ることによって認識しています。さらにはっきりと見える景色や対象物を基準として位置感覚の修正を行っているのです。

「1回目のひねりの時はあそこにある柱が視界の斜め上のこの角度にみえて、2回目の回転の時には天井のライトが自分の目線よりかなり下に見える・・・」など万事こんな感じで空中での景色をはっきりと自分の視界に捉えられると言います。

わずか0コンマ数秒間の出来事ですがそこには沢山の景色の中からみずからの空中姿勢の基準となる対象物をはっきりとその視野に捉えた状態で身体を完璧にコントロール能力が備わっているということがわかりました。

因みに他の選手は内村選手のようにはっきりと景色を捉えることはできないそうです。多くの選手は空中で視界に入る“景色”をおぼろげながら見ていることがほとんどで、内村選手のように視覚情報として捉えられてはいないのだそうです。

こうしてみると内村選手は他の選手と違い空中での【視覚明瞭化】に優れ、さらに脳に入ってきたその視覚情報を処理する能力にも並外れた能力を持っていることが伺えます。

科学データの分析によれば内村選手の動体視力は人並みはずれた結果とのことで、空中での視覚に関する情報のやり取りに秀でたある意味理想的な能力を有している選手だと考えられます。

絶対の自信を兼ね備えた脅威の勝負強さ

絶対の自信

リオオリンピック個人総合では最後の鉄棒でそれまで1位だったベルニャエフ選手を抜いて大逆転の金メダルを獲得しました。5種目目の平行棒まででトップのベルニャエフ選手との差は9.901、多くの人が逆転は難しいと考えたはずです。

誰あろう内村選手もほぼ完璧に仕上げた鉄棒の演技後「これで負けても悔いはないとオレグの演技を待っていました」と語っておりそれ程両者の得点差は離れていたのです。

しかし鉄棒の演技に入る際、「着地は絶対決めてやる!」と思ったそうです。さらに演技中は「まったく何も考えなかった、気が付いたら(演技が)終わっていて観客の声援がきこえた」と語っているように【無心】になっていたのでしょう。

【無我の境地】とでもいうのでしょうか。一切の欲や我を捨て去り、ただただ目の前の現時点でできることを淡々とこなしてみせたこと、これこそが内村選手が7年もの間世界王者に君臨している要因ではないかと思いました。

まさしく脅威の勝負強さです!

しかしそれは内村選手の普段の努力と、幼少から培ってきた(本人は気づかないまでも)結果にとらわれず今、目の前にあることに無心になって淡々と取り組む姿勢によって生まれた結果なのでしょう。

まとめ:内村選手のずば抜けた能力

身体を自在に操る能力、視覚明瞭化に優れ視覚情報を脅威のスピードで処理する能力、さらに結果にこだわらず目の前の仕事を淡々とこなす感情コントロール等、内村選手は心も身体もアスリートとしてはやはり超一流だったのです。

日本人としては初めてプロの体操選手になり今後はどういった局面を迎えるのでしょうか。

そして内村選手のプロとして新たな目標、さらにどのように日本の体操界を発展させていくのでしょうか。

今後益々注目しなければなりませんね(^^+

TM鈴木

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