ハードトレーニングだけではない!その真の目的を問う~マインド(リ)セットがもたらす心変革なくして動きは変わらない~

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あなたはトレーニング(or エクササイズ or ワークアルト)の真の意味を理解していますか?

巷で行われているトレーニングと称する肉体改造や体(健康)作りは少し誤解を生むようなイメージ化された戦略によって顧客を引きつけています。

特にアスリート達の「キツイ・辛い・苦しい」といったハードトレーニングに付きまとうイメージは、ともすれば結果に直接繋がるような印象を与えますが、実際はそうともいえません。

今回はアスリートや一般人が行うハード・トレーニング(技術練習以外の体作り)について、その真の意義を問うてみましょう!

最後までお読みいただければ、あなたの体作りや健康を育むべきトレーニングに対するイメージが激変し、より質の高い持続可能なプログラムの実践が可能となるはずです!(^^)!

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トレーニングの質を見極める眼

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ハードワークは時と場合による!

キャンプインが間近に迫ったこの時期、多くの野球選手が自主トレからキャンプにかけて汗を流すのは当たり前となっています。

その中に映し出される「キツさ」で顔をゆがめながら練習するプロ野球選手達の様子は、いわばこの時期の風物詩ともいえるでしょう。

「キツい!」の誤解を検証

一例ですがよくこういったニュースを耳にします。

 ソフトバンク柳田が、阪神糸井の36歳の肉体に驚きの声を上げた。この日、グアム自主トレから帰国し、ともに練習していた糸井について「また体が大きくなっていました… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

そういえば過去にはこんなニュースもありましたね!

プロ野球2017年シーズンのキャンプインが目前に迫る中、自主トレで姿を現した斎藤佑樹(さいとう ゆうき)とオコエ瑠偉が話題に。斎藤佑樹はケビン山崎氏の指導により...

でも不思議なことに選手も(スポーツ)現場もTV・新聞・雑誌等のマスコミも、そして視聴者でさえ、その「ハードな練習」が“良い”ものだとばかり思っています。

自主トレやキャンプ等で行われる所謂「トレーニング=キツい」という印象(操作!?)は、我々日本人からすれば正当化されたものとなっているようです。

キツいトレーニングになる要因

なぜプロ野球選手等の自主トレやアスリートは「キツい・辛い・苦しい」トレーニングを好む傾向にあるのでしょうか。

それは選手が抱くトレーニング(ワークアウト)に対するイメージと、先導するメディアの視聴率(購買率)、さらに指導側(大抵はトレーニングコーチやインストラクター等)の「トレーニングは体を鍛錬するもの」という誤った先入観です。

また、きつくなる重量(負荷)/辛くなるような強度を扱うことでしか目的が達成できない!という思考に目を奪われ、人間本来の内部変化を観られない指導者にも原因の一端はあるでしょう。

トレーニングの強度には強弱があってしかるべきですが、メディア情報では苦しそうに顔をゆがめる映像ばかりが流され(トレーニング=苦しさ・辛さに繋がり)、これが誤解を与える大きな要因でもあるのです。

ハードワーク編重主義からの脱却

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キツさだけしか残らない!?

「キツくなければトレーニングじゃない!」と言わんばかりの映像や記事を散々垂れ流された挙句、子供達や一般人でさえ「ハードトレーニングが成果を出す!」と思い込んでしまう傾向は非常に危険です。

誤解のないように言いますが「ハードなトレーニング」をしなくていい!「きつさ・辛さ・苦しさ」を否定しているわけではありません。

そうしたトレーニングは各々によって必要なとなるケースもあり、強度をつける等メリハリをつけてやればいいだけのことです。

ですが特にプロ野球の自主トレやキャンプ関連の映像・情報はそのほとんど(全部見てるわけじゃないから全部とは言わないけど)が、きっつ~い顔をした選手が身体を動かしているというものです。

これでは内状を知らない素人がみれば「辛いトレーニングだからこそ成果が出るんだ!」という思い込みができてもおかしくありません。

ズバリ解説!トレーニングの本当の意義

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トレーニングの背後に

あるものを観れる!?

トレーニングを日常的に行うアスリートでさえ、その意義を(簡潔に)説明することは中々できるものではありません。

なぜなら彼ら/彼女らには経験上、「トレーニング=キツい(辛い・苦しい)」というアイディア(固定観念)がインプットされているからです。

考え方を変える行為!それがトレーニング

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考え方を変えると観えるものがある

トレーニングの究極的な目標として以下の2つがあげられるでしょう。

◎今できないことを(トレーニングによって)できるようにする

◎今できていることを、さらに(上手く・力強く・素早く)できるようにする

その上で今実践するスポーツで思い通りに体が動く/パフォーマンスアップすることが、トレーニングには求められています。

そこで必要となるのが考え方に働きかけるトレーニング(マインド・リ・セット)です。

「強度(ウエイト・姿勢変化・関節可動変化等を利用し)によって、普段行わない動きを積極的にとり入れながら、(自身の)考え方を刺激し変えていく行為」こそが、トレーニングの本来の意義である!(TMS’s style)

「ん???なんじゃそれ?」と言われることもありますが、実は体や動きを変える以上に『考え方を変える』『心を磨く』ということがトレーニングで最も大切な意義だとTM鈴木は考えています。

動きを変えるとは意識も変えること

プロ野球選手やアスリートがメディア等を通じてみせる「トレーニング=辛くて・キツくて・苦しくなきゃ!」というイメージとはかけ離れているようにみえます。

しかし肉体改造という“まやかし”にのせられた結果だけを観ていては、その背後にある本当の姿はみえてきません。

身体を動かすのにどうして【思考変革】や【心中変化】が大切なのでしょうか?

実はそれそこがあなたのカラダを(思い通りに)動かし試合・レース・演技の完成度を高める中核の要素だからです。

カラダはあなたの中にある【意志】によって積極的に働き、その“アウトプット(出力調整)”をさらに脳が理解しながら、再(微)調整した結果、洗練された動きに変わっていくのです。

問われる!?トレーニング・センス

多くのアスリートが持つイメージしとして、トレーニングやワークアウトといった負荷を伴ってカラダを動かす行為は、ともすれば「キツい!」という思考が働きがちです。

「キツい!」と感じてしまうのは体にその感情以外を受け入れる体性がない(センサー:受容感覚器が小さい)のであって、逆の言い方をすれば鈍感つまりトレーニング・センスがないということです。

カラダはすべて繋がっているので、設定した主働筋への刺激は全く関係ない(と思われる)部分さえ刺激してくれます。

「きつい!」を感じるだけの受容しか持たないカラダ感覚では、他の部位に入る刺激を感じることはできません!

外から入ってくる感覚(センス:sense)の欠落は、動かすことによって身体に入ってくる情報をできる限り多く脳で処理する能力が低いことを意味し、それではトレーニング成果を技術に生かすことはできないのです。

「このトレーニングきっつ!」で終わってしまっては、せっかくの貴重な情報を得られないばかりか、もしかしたらあなたの目的とする動きを根底から変えてくれるかもしれない要素を掴めるはずもありませんよね。

思考変革の利点

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トレーニングの裏側を探る!

トレーニングという行為は肉体改造や体作りがメインではなく、あなたの中に眠る目標達成への考え方を変えるもの(マインド・リ・セット:MR-S)でなければなりません。

ひとことで言えばあらゆる体の反応や動きのささいな変化に対して敏感になることが、トレーニングの成果を大幅に高める要素と言えます。

動きの仕組みを理解する

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骨格筋の筋腹より

筋腱移行部への刺激を!

重要なことは考え方を変えられるようなトレーニング、例えばカラダへのどんなささいな変化も感じとれるような内容にシフトすることでしょう。

重いものを持つこと/高い強度でしか反応しなくなっている(他の反応を感じられない)カラダを変えるためには、思考を揺さぶる/刺激する発想の転換が必要なのです。

あなたが観えない・感じない筋肉、関連する腱・膜・骨・その他カラダの組織等もあなたの動きを支える大切なパートナーであり、そこに眼が行き届くことは当然です。

従来のハードトレーニングは骨格筋の中央部である筋腹(きんぷく)を短縮させる(刺激する)ことがほとんどですが、これを両端にある筋腱移行部への刺激を伴った内容に変えてみましょう。

また重いバーベルやダンベルを扱うトレーニングは腕や脚、そして肩甲骨・股関節周囲への働きかけが多いので、体幹深部筋群等の動かしにくい(働きにくい)筋肉への刺激も良いアプローチとなるはずです。

成果を上げる考え方にシフト

極端な話ですが、大層な重量物を扱わなくとも、「片脚立ち」をするだけで体が得られる情報は驚く程多いし、洗練された動きに反映させることは可能でしょう。

カラダ感覚とは常に外から入ってくる情報を処理し迅速に動きに反映させる能力で、全てのスポーツにおけるパフォーマンスアップのカギを握る要素といっても過言ではありません。

既述した骨格筋の両端にある筋腱移行部への刺激が有効で、ここは最終的に骨に付着する部位であり、機能的骨盤前傾位という姿勢の変化によってより筋長の変化を感じやすくなります。

速く走るための機能的骨盤前傾位~ただし周囲の筋肉が使える状態にする必要あり!~
速く走るにはいくつかの要素が必要です。例えば100mや200mでは最低でも4つ程の要素が必要になってきます。 ③は中長距離にも生かせる...

さらにゆっくりじんわりと圧をかける・筋長を伸ばす/緩める等の物理的変化を加えることで、単に重りを持ち上げるだけに特化した動きの変化だけでなく、様々な姿勢変化の反応を身体に覚えこますことが可能です。

大腰筋・ハムストリング等の主働/拮抗バランスに着目し、腹横筋・横隔膜・骨盤底筋・多裂筋・内腹斜筋、そして腹空圧等の筋出力を高まることももうひとつの目標となるでしょう。

こういった「MーR-T」に有効なアイテムとしてセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】は非常に有効で、筋腱移行部への圧刺激・骨盤傾斜角の意図的前傾・筋長のコントロールに適しています。

【ツブツブ】って何?
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

考え方を変えるトレーニング:まとめ

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強度を気にすること限界を知る

ハードトレーニングは俗に言う「やった!」感はあるでしょうが、果して競技パフォーマンスに直接繋がるのででしょうか?

多くのメディア等が選手達の苦悶に満ちた表情を追いかけ、ハードトレーニングを正当化するかの如くの語り口で視聴者(読者)を引きつけている現状は、多くのリスクを生みかねません。

トレーニングとは出来なかった動きができるようになることで競技力を高めるものですが、その過程においては考え方を変えていくことが最も重要な作業となります。

ハード・トレーニングのいち面だけを観るのではなく、その裏に隠された本来の意義に目を向けた実践が多くのアスリートに望まれますが、あなたは今回のトピックについてどう思いますか?

TM鈴木

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