延期となった『東京オリンピック2020』は2021/7/23~8/8に実施予定。
仮に今年だったら・・・
五輪後半は “殺人的な!?” 暑さだったことになります。
コロナワクチンが2021年夏までに“必要な人達”にいきわたるのか?
d「全く不透明」とは今専門家の意見。
日本の(特にオリンピックを是が非でも開催したい)関係者は
それまでにワクチンが完成し “必要な人” にいきわたるのか!
を重視することでしょう。
なぜならそれがオリンピック開催のカギとなるから!
でもそこには大きな危険が潜んでいます。
政治(家)がいつもの如くでしゃばり過ぎオリンピック前提でワクチン開発を後押しすれば、
副作用のリスクも飛躍的に高まる可能性があるからです。
コロナは怖いけどワクチンの副作用も同様に危険で恐ろしい。
思えば今回の東京五輪(2020)いわくつきの開催決定と進捗過程での多くの問題が起こりました。
- 国立競技場のデザイン不正入札
- エンブレム盗作疑惑からの再選考
- 招致贈賄疑惑
- コンパクト五輪とのたまわったわりに湯水の如く流れた血税
- 急遽決まったマラソン・競歩の札幌開催移転
疑惑と懸念と突発的決定のオンパレード。
招致当初は当時東京のトップがこんな「とんでも!?」発言をしていました。
しかしその約束は以降の新知事お歴々の元で頓挫、いや当初から夢物語だったと言った方が正確か。
誤解する人がいるので言う。2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するがほとんど40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです。
— 猪瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) July 27, 2012
しかも安部首相の五輪招致最終スピーチでの福島第一原発汚染水問題のウソや「命の危険すらある酷暑での開催」を以下のように述べていることも大きな問題だった。
この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である
さらに何より金がかかり過ぎる!
招致では7000億円で「お金のかからないオリンピック」とのたまわりながら、その後開催費用は1兆3500億円となり、最終的には3兆円を超えることに!
多くの国民がだまされた!と思ったに違いない。
「結局金はかかるわけだ!」
と思った人も相当数いたはず。
だって政治家が本来開催を後押しすべき人達「元・現アスリート達」に変わって先導(扇動!?)しているのだから。
そして世界中コロナ禍での開催1年延期
その影響もまた追加費用負担となり国民の血税(負担)が使われる始末
今一度言うけど
その額なんと3兆円オーバー!!!!!
さらに追加費用は3000億円を超える!!!!!
開催計画・提案・決定のプロセスから延期が下される現在に至るまで
これほど
金がかかり
ウソが横行し
政治主導となるオリンピックも珍しい!
後にレガシー(遺産)として語り継がれるのは
正に“このこと(政治“家”がしゃしゃりでて開催されたオリンピック)”ではないだろうか。
2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長からして政治家である。
延期の話合いにはアスリートの代表ともいうべきJOC(日本オリンピック委員会)会長は呼ばれてもいなかった。
五輪招致の手土産に票を獲得したい政治家がモノ言いやすいようアスリート組織のトップに“イエスマン”を置いたと揶揄されても仕方がない。
もちろん政治家を競技団体のトップに置く慣習は今に始まったことではない。
特に 集金・外交といった分野で群を抜く実務能力なのだからトップに据えてもなんら問題はない。
しかし海外ではそうではない!
2016年リオ・オリンピック、2012年ロンドンオリンピックとも組織委員会の会長はそれぞれ元バレーボール選手と元陸上選手(元世界記録保持者)。
※アスリートがその後政治家へ転身しているというケースもあるけど
当初から東京オリンピックに反対だった理由はそこ。
政治家が幅を利かせ「阿吽の呼吸」とやらを常とする社会習慣で旗振り役を牽引するから、明確な基準もなく招致や開催に関わる費用は雪だるま式に膨らむ。
だっていくら公金使っても自分の懐は全く痛まないのだから始末が悪い!
(政治利用する者たちの)暴走を抑える本来存在すべきリーダーの不在が全ての元凶。
この国には未だその存在が皆無だということが明らかになってしまったわけです。
政治(家)が絡む政治色の強いオリンピック等見たくはない!
是非、
(元)アスリートの想いが反映された大会であってほしい
そしてコロナ時代の新たな「平和の祭典」であってほしい
開催するのなら!開催できるのならね。
それが(開催できないかもしれない)東京オリンピック2020の
果ては古代ギリシャで始まり近代化に成功した五輪の
本来の思想、そして
“新たなレガシー”なのではないでしょうか。
TM鈴木