推進力3割アップを実現する骨盤前傾:歩き方が凄いサニブラウン~力を加えるタイミングと骨盤グライドで踏み込む感覚アップ~

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歩き方を変えるだけで動きが変わる!

100m9秒97日本記録保持者サニブラウン選手の歩き方は他の日本人選手とは全く違います!

メディアは盛んに彼の長いストライドや先を見据えた落ち着いた言動&行動を速さの秘密ととりあげていますが、歩き方の違いにはさすがに気付かなかったようです。

ランニング・スプリント・競歩に取り組むアスリート・スポーツ愛好家必見!

サニブラウン的「究極のグングン前に進む歩き方:骨盤グライド」を真似て、みずからのスポーツに是非生かしてみましょう!

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黒人アスリート特有

黒人選手特有の歩き方の特長を受け継ぐ

日本選手権100m決勝、最後に紹介され悠々とトラックの感触を確かめながら歩くサニブラウン選手の姿に、特別な想いを抱く人(一人を除き)は誰ひとりとしていなかったはずです。

彼の走りはメディア・専門家・関係者に大いに注目されましたが、登場シーンや普段歩を進めるその動き方が他の日本人選手と全く違うという事実は誰も知り得ません。

異なる力を出すタイミング

サニブラウン選手の普段の歩き方には彼の速さの秘密が存分に詰まっていることを、選手・指導者はいい加減気づくべきでしょう。

でなければ彼には一生かかっても追いつきません!

ではどこがそんなにライバル(桐生・小池選手他)達と違っていたのでしょうか?

彼の歩きは脚に力を加えるタイミングと可動域内で骨盤の動きが日本人のそれとは全く違うのです。

歩く瞬間ごとにフォーカス

通常、人は足をついた瞬間に力を加え膝を伸ばし気味で踵付近(②)で着地しますが、実はサニブラウン選手、そこではまだ脚に力をいれていません。

いや!正確に言えば自然な膝の曲がり(曲がりたきゃまがればいい!みたいな感覚)で、どちらかといえば膝を“抜く”感覚で前に進みます。

彼が脚に力をいれるのは②の後半からほぼ③(ミッドスタンス)の直前、普通は①(イニシャルコンタクト)の直後ということを考えれば、タイミングが遅いといえるでしょう。

この時間的な差は片脚に骨盤より上の上半身が“のる”直前、脚に力を入れることで「地面を蹴る」意識が高まることを意味しています。

極端に言ってしまえば広いストライドを実現する彼の走りは、先天的に備わっていたこの歩き方があったからこそ得られた成果ともいえます。

出した脚を突っ張らないで抜く

なぜなら前に振りだした足に力を入れると、太腿前の大腿四頭筋が使われ前に進む勢いにブレーキをかけてしまうからです。

振り出した直後の接地時は“膝に力が入らない”で(膝を)抜く感覚のまま着地しています。

しかも驚くのはあらかじめ足を振り出す直前に骨盤をその最大可動域内でグイッと前にグライドする黒人特有のリード(始動)を効かせ、足がなるべく体の真下に近づくよう接地を遅らせ気味にしていることです。

多くの日本人は(知ってか知らずかは別にして)一歩毎に四頭筋でブレーキをかける歩き方になっていることすらわかっていません。

動きを観る専門家(TM鈴木のこと)からすれば、それは「ただ足を前に出しているだけ!」そこに速くなる秘訣がねむっているに、なんとまぁもったいないことか!と叫びたくなります。

速く歩こうとすればする程、足の前スイングで勢いをつけても着地時に太腿前面でブレーキをかけるという、非効率的要素に気づかいというわけです。

多くの日本人ランナーに共通するこのスピードを上げつつまたダウンさせるという動きの矛盾に気づかなければ、サニブラウン選手の独断場になることは致し方ありません。

生まれ持った動きの質

サニブラウン選手の凄さは知ってか知らずかは別として、歩きにほとんどブレーキがかからず、純粋に推進力を高められるその動きの質にあるわけです。

足をより体の近くで接地し直後に力を入れ始めると、より蹴り足に意識を向けやすくなる!という骨盤前傾の特性を実に上手く利用した歩き方と言えるでしょう。

蹴りを意識できる状態で、脚と骨盤を対にしたいわゆる「へそ下からが脚」の一体型ユニットで実際の地面を蹴る動きに繋げている点もまた、その動きの優位性を示しています。

なぜなら足を振り出す時点で既に同側骨盤のわずかにはやい時間差的リード始動)によって、可動域内を最大に(骨盤)グライドできる高い技術があるからです。

ブレーキをかけない走り(歩き)のサニブラウン選手ですが、100mのゴール直後だけは一瞬だけ太腿前を使って急激なブレーキングで勢いを落として歩きに切り替えます。

若干20歳の若者の歩く技術力の高さ、その巧みさにはもはや驚嘆するしかありません!

多くの同世代ライバルを後目に世界を見据えられるその行動・言動は、黒人トップアスリートに通ずる骨格特性とその動き(歩き方)の妙にあったわけです。

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歩きを見直し一体型ユニットを目指せ

黒人の歩き方は日本人のそれとはまったく違う

普段の動き方を見直すことができなければ、その先の走りや高度な動きには繋がらないことを、サニブラウン選手の歩き方から学ぶことが大切です。

さっそくサニブラウン歩きの実践に加え「ヘソから下が脚」の意味を実際の動きで理解し、速く走る/歩くイメージを高めてみましょう。

“一体化”(ユニット)の優位性

純血の日本人はあまり意識できませんが、ハイブリットには片親から受け継いだ骨盤前傾という骨格的優位性で、骨盤(腸骨)と脚を一体化させて地面を踏みしめる能力が備わっています。

骨盤前傾により骨盤&脚の一体化した動き、つまり「ヘソから下が脚」の感覚が生まれ、上半身の真下に足が位置した時点で、「地面を踏みしめる」という感覚が大幅に高まります。

※注)あくまで彼の歩きについてです!しかしその基本的な動きが大きなストライドを生み出す走りに繋がっていることはいうまでもありません

脚と同側腸骨(骨盤)の“一体型ユニット”のおかげで最後の“ひと押し/ひと蹴り”が生み出され、体全体を前にグイグイと進める推進力(スラスト)が飛躍的にアップします。

日本人も真似るべき!?

地面に力を加える際はつま先で地面を圧す(トゥオフ:離地)ではなく、真下に着いた脚と同側の骨盤(腸骨)との“一体型ユニット”でグワンと地面を圧す感覚です。

サニブラウン選手は、脚だけでなく骨盤を含めた片側ずつの下半身“一体型ユニットで地面に大きな力を加え、比類なき推進力を生み出すポテンシャルを有しているのです。

走りで『まだまだ余裕ありそう」にも観えるのは、ウサイン・ボルト選手のように一歩の生み出す推進力(パワー)が桁外れなことの証であり、そこが純血との大きな違いでしょう。

骨盤前傾の意識を高めれば

ここまで読んでいただいてサニブラウン選手、しいては黒人と日本人・白人の間にはその歩き方(動き方)で明らかな感覚の違いが存在し、それが両者を分ける要素といえるでしょう。

ではサニブラウン選手のような歩き方(動き方)を身に付けるにはどうしたら良いのでしょうか?

そこで考えて欲しいのが自分が持つ感覚(感性)と実際の動きの連携作業です。

特に骨盤ー脊柱ー胸郭ー肩甲骨といった体幹部と股関節や肩関節の鋭い感覚と実際の動きをつかめれば、今の歩き・走りといった動き方が大きく変わる可能性があります。

この感覚を日常や運動時に関わらず色々な動きを通して磨いていくことがおすすめです。

そのためには+5度骨盤前傾トレーニングかるのび~kaRuNobi~』があなたの疑問に答えてくれるでしょう。

特に骨盤や脊柱・その周囲筋という、普段はほとんど考えることのない部位の感覚を高めることが可能な上、全体的な運動能力の獲得に有効な手段です。

かるのび~kaRuNobi~』理論を実践し、究極のグングン進むサニブラウン的「歩き方/走り方」を習得していくことが、あなたの競技能力アップに役立つかもしれません。

サニブラウン選手の歩き方のポイントは以下の通り

  • 力をいれるタイミングが遅い(ミッドスタンス後期に力を入れる)
  • 力を入れ始めるタイミングを遅くし推進力にブレーキがかかるのを防止
  • 足より一瞬速く同側の骨盤を始動させて足のスイング動作に勢いを生み出す
  • 前へスイングした脚の接地直後は力を入れずに膝を“抜く”感覚
  • トゥ・オフはつま先で蹴らない
  • トゥ・オフは同側の骨盤&脚の一体型ユニットでグイッと地面に力を加える
これを読めば一目瞭然

歩き方の感覚を変えれば動きは大きく変わる

普段の何気ない動作もその姿形や動く感覚を改めて見直したり感じたりできれば、動きの本質がわかり運動能力アップにつながるはずです。

歩く感覚に目を向けられると新たな動きの可能性を高めるチャンスが確実に高まるのは、サニブラウン選手を観ていれば走(そう)思います。

彼の走りでも言動でもなくその歩き方を参考に、究極の+5度骨盤前傾感覚で動ける体を身に付けましょう!

TM鈴木

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