骨盤はゆがまない・ズレない!高さ・捻じれ・傾きの存在を知る~骨格由来の不具合を解消し違和感を除去する簡単な方法~

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「骨盤は歪む・ズレる」という説

この話が世間でことさら強調される背景には骨盤に関する精神不安を煽り、市場を拡大しようとする狙いがあるようです

大切なことはこうした “歪み” ビジネスに左右されることなく、その構造や働きを理解し適切で理想的な体の動きを高めるよう常にケアをする思考です。

『骨盤の本当の想い』を感じ取り、自分の思い通りに動く体への一歩を踏み出しましょう。

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骨盤ってゆがむもの?

骨盤はゆがまない!ズレない!

骨盤って歪むんですか?私の骨盤ズレありますか?

と突然聞いてきたクライアントのMさん。

「ん?な、なんだ???」と思ったのですが、よくよく聞いてみるとたまにいく整骨院で『骨盤が歪んでいるので矯正しましょう?』と提案されたそうです。

その(矯正!?)施術後は確かに腰の重だるさもなくなり調子が良くなるとのことですが、『歪むのかぁ』と考えたときに、「はっ」と気づいたそうです。

『骨盤って本当に歪むもの?ズレるもの?』と。

そこで骨盤が本当に歪むかを“骨盤前傾マニア”の視点で検証してみたのが本稿の内容です。

歪まないけど・・・

骨盤は歪まないしずれることもありませんが、体は常に歪む可能性を秘めています。

考えてもみてください。

上半身と下半身を繋ぐ骨盤が歪んでしまったら、人間はまともに立つことすらできないし真っ直ぐに歩くことさえできません。

実は骨盤自体は歪まないものの、左右の腸骨(骨盤を成す骨の一部)の傾きやねじれを起因とする不具合は誰にでも、しかも頻繁に起こるというのが妥当な説といえるでしょう。

骨格(骨)の不安を煽ればもうかる!というビジネスマインドが市場には溢れている!

それが真実です。

歪みを理解する

骨盤は底のないバケツ!?

真意を探るにあたりまず歪みとは何なのかを調べてみましょう!この歪みの正体が明らかになるはずです。

歪みを定義する

「外力により元の形が崩れ、“いびつ”に変形した状態」

というのが歪みの一般的な定義ですが、この意味に照らし合わせると骨盤は「歪まない」ということになります。

なぜなら骨盤は車と接触する等、外からの大きな力(衝撃)が加わると、歪む前に骨そのものが折れたり破壊されてしまうからです。

ですので骨盤が歪むということは常識的に考えてもまずありえません。

例えば骨盤をプラスチック製のバケツと考えればわかりやすいでしょう。

両手でバケツに様々な方向から圧を加えると、バケツの形がその加えられた力によっていびつに変化します。

歪みとは正にこのことで、骨自体が非常に硬くつなぎ目を強力な靭帯組織で支えられた骨盤がその程度の力でいびつになることなどありえません。

骨盤構造を理解する

出典:https://goo.gl/9gR5nH

骨盤は3つの骨が組み合わさり3カ所のつなぎ目があります。

左右の仙腸関節は関節面自体の凸凹構造だけでも接合部がしっかりかみ合います。

その上に超強力な靭帯による結合によって強化されているので動いても数ミリ程度、関節とはいうものの一体型の骨といってもいいくらいです。

残り1ヵ所、恥骨結合は出産時に産道が開くという意味からすると歪んでもおかしくないとも考えられますが、出産後には数ミリと違わずほぼ元通りに戻ります。

人は不安に駆られると弱い

不安を煽られると人は弱い!?

産後で歪んでしまったからと「○○ベルト」といったものを骨盤周りに巻きつける人を見かけますが、こうした行為は不安を煽って購買欲を搔き立てるあビジネス手法に他なりません。

そういった外部からの圧力ごときで骨盤(恥骨結合)の接合部が影響を受けることはまずありえないのですが、ここには売る側のビジネスマインドが関わっているからやっかいです。

「産後は骨盤がズレてしまい腰痛や違和感、体重が戻らない等の原因になりますので○○ベルトを付けて元に戻しましょう!という不安商法の一種というわけです。

不安にのっかる業者や専門家そしてメディアが沢山いればいる程、それに影響される人達は拡大し商品が売れるという市場構造があるのです。

背後にあるビジネスマインド

人間は脳に依存するもの

人の脳内にパッと浮かぶのがイメージとすれば、それが正にマジックワード!瞬間的に浮かべば浮かぶ程印象に残るわけです。

「骨盤=歪む」というイメージはその人の(痛みや体型等)の悩みが大きければ大きい程、“腑に落ちる”ポイントといっていいでしょう。

便利な“マジックワード

骨盤に目を向けると観えてくる!?

Mさんを観た治療家のように『骨盤が歪んでいるので云々・・・』という説明とその対処法、現状では確かに受ける側の心を揺さぶるマジックワードかもしれません。

ネットで「骨盤 歪み」で検索するとその数の多さに驚くし、それだけ「骨盤」と「歪み」はセットとして販売!?され実際売れ続けているといっていいでしょう。

但し医学的・機能解剖的に「骨盤が歪む」というのは本当ではないとしても、「歪む」という言葉を別の意味で使用するケースもあり単なるウソと結論づけることもできません。

その種の専門家が使っている「歪む」の意味であっても、受ける(患者)側にとっては意味を捉えやすくみずからの状態を把握しやすいわけです。

「ハッ!」とする“気付き”を生む

人体の立体的基本面

上のイメージは人の体・動きを観る時に必要な考え方を示しています。

①前額面(人を前後方向から観る):左右腸骨の高さの違い

②矢状面(人を横方向から観察):腸骨の前後傾斜角度

③水平面(人を頭から観察):腸骨の捻じれ具合

この立体面での考え方を患者が混同し理解しづらいと思えば、それを一言で片付けられる歪みというキーワードは説明をより深く理解してもらう上で最も簡単な解決策かもしれません。

患者にとっても理解しやすいとくれば便利なことこの上なく、「あっ!なるほど~!」と手をポン!と叩いてしまういわばマジックワードといったところでしょう。

そもそもどこのだれが「骨盤は歪む」と最初に言ったのでしょう?

こうしたある意味噂の範疇はそのほとんどが出所不明ですが、患者側からすればこの「骨盤&歪む」はとても腑に落ちた!体験なのかもしれません。

骨盤周囲筋の再教育

骨盤周囲の余分な圧を取り除く!『ツブツブfit』“のる” &ごろごろ

骨盤のねじれや高さの差が腰痛(鈍痛)や活動時の動きの違いに関わっていることは、様々な調査で明らかにされています。

これは普段の生活環境や日常の癖に起因する不具合・違和感ですが、骨盤周囲筋群を再教育・再構築・リフレッシュすることで大幅に改善可能なのです。

筋肉はバランスをとり合う

(骨格)筋には主働筋と拮抗筋があり、前者が縮めばその動きに関係する後者が伸びるという筋の長さに関わる関係が生じます。

こうした互いに伸縮関係を有する筋肉に縮み過ぎる/伸び過ぎるといったバランスの崩れが生じると、それが原因となり骨盤には余計な圧力がかかるのです。

先述の通り余分な圧力あるいは一般的に現す「歪み」によって強固な骨と靭帯結合からなる骨盤が、いびつになったりその形が変形することはありません。

周囲筋で縮み過ぎたり/伸び過ぎたりする箇所は、筋の中央部(筋腹)または筋腱移行部・腱の筋端等、様々な部分に現れるため改善していくことは中々困難です。

骨盤と他の部位との理想的な位置関係を探る

前後・左右・捻れの不均衡(アンバランス)を放っておくと骨盤への圧(力)差は徐々に大きくなり、結果的に骨盤の正常な位置が崩れた状態で動くことになります。

すると理想的な動作からは逸脱、しかも腰や背部等へ継続的なストレスが加わり、最終的に痛みや違和感が出現するというわけです。

骨盤は上半身と下半身を繋ぐエネルギー伝達の“仲介役”であり、周囲筋群の(筋長)張力バランスの崩れは地面反力を利用する際の力のロス(逃げてしまうこと)にも繋がります。

この全体的/部分的に骨盤にかかる圧の不均衡は、スポーツ動作にも多大なストレスを与えるため、自在に動かそうとする身体操作においても大きなマイナスとなってしまうのです。

骨盤の動きにフォーカス

人間が本来動くための最適な骨盤の位置や角度を認識できれば、快適な日常動作やスポーツ時の身体操作感覚を高めることに繋がります。

骨盤理想的位置角度、そして最適動かし方にフォーカスすることで、アスリートも一般人も最高の動き(/パフォーマンス)を引き出せる可能性があります。

そのためにはあなたがあなた自身で骨盤に適切なストレス(刺激)を継続的に加えることが、その可能性を最も引き出す唯一の方法なのです。

+5度骨盤前傾の感覚を高めると骨盤が覚醒する

パワー・コンディショニング・ギア『ツブツブfitは骨盤の理想的な位置と角度をあなた自身で理解し自在な動きを引き出すための最適なからだ調整ツールといえるでしょう。

『ツブツブfit』のりこなし最適な骨盤前傾角とスポーツや日常の自在な動きに繋がる周囲筋の発揮能力を十分に引き出す+5度骨盤前傾メソッド『かるのび』はチャレンジングです。

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アスリートだけでなくスポーツ愛好家やダイエット・アンチエイジング、そして産後の体調にお悩みの方も『ツブツブfit』“のる”ことでその効果を実感できるはずです!(^^)!

まとめ

歪まないが頻繁にある圧の変化に対処すること

▼「骨盤が歪む・ずれる」という表現は医学的・身体操作論的には正しいとはいえない

▼背景には精神不安に付け入り関連市場を拡大させその需要を増やそうとするビジネスマインドがある

▼ただしクライアントや詳細がわからない人が理解できる情報として、「骨盤のゆがみ・ズレ」非常に便利な言葉・表現である

▼骨盤周囲筋に加わる余分な圧を日々のちょっとした工夫で取り除こうとする思考と習慣こそが、動かしやすい体をつくり健康を高めることにつながる

TM鈴木

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