実力以前の問題!男子バレー日本代表弱すぎ!問題の深淵に迫る~選手・監督・協会:足並み揃わぬチームワークに大改革を~

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男子バレーがまたまたやってくれました!

残念というか予想通りというか・・・、特になんの収穫もなく、2018世界選手権予選リーグで敗退してくれました。

 バレーボール男子の世界選手権第8日は18日、イタリアのフィレンツェなどで行われ、1次リーグA組で世界ランキング12位の日本は同7位のアルゼンチンに3-2で勝って2勝3敗の勝ち点5としたが、A組5位で敗退した。2大会ぶり出場の日本は16チームによる2次リーグに進めず、1998年大会の15位を下回る過去最低の成績となった...

それにしてもいっこうに強くならない男子バレー日本代表(女子バレーも実は中位をいったりきたり・・・)、なぜこんなに弱いのだろう?と思った方も多いはず。

今回はTM鈴木的に観た男子バレーの強くならない要因を探ってみます!

キーワードは『思考改革』です!(^^)!

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いつまでたってもなんも変わらず

男子バレー弱すぎ問題は解決するのか!?

残念ですが日本が世界で覇権を奪還することは、広い大海原で落としたビー玉を探すより難しいでしょう。

それ程世界トップとの実力差は大きく、相手もある程度余裕を持ちながら日本と対戦できる!いわばカモにされている状態です。

守備やつなぎは世界でも中位以下

歴代監督がみんなが「日本(全日本)は低身長なので守備やつなぎの連携を高め世界と対峙する!」と、まるでオウム返しのように口を揃えていいますが、まずこれがいけません!

バレーボールの日本代表は「全日本」と呼ばれる。他競技では「全日本」と言うと、全日本選手権を連想してしまうことも多いため、「日本代表」と呼ばれることが一般的だ。なぜ、バレーボールだけ「全日本」という呼称が使われているのか。

残念ながら守備でもつなぎでも日本は世界では最も下の部類に入ります!

強いスパイクサーブを3人ないしは4人態勢でレセプションしますが、まずよ~く弾かれて相手にスコアを献上することもしばしば!

やっとA/Bパスが入ってもWS(ウイングスパイカー)がレセプトするものだから、打つ体制がとれず相手ブロック網や守備にかかって切り替えされるというパターンが目立ちます。

どれだけ練習で強いサーブや強打を受けても、試合でのそれは全く別もの!よっていざというときに役に立たない練習を延々と続けているという有様です。

身長が低いのに動きは“並”

だからといって低身長だから動けるかといえばそうでもなく、代表選手達に動けるようなセンスを持つ人が全くいない状況です!

それは縦への動きであるジャンプ力はもちろん、アスリートレベルに達していないのが平面の動きです。

前後進・サイド・ダイアゴナル・サークル・カッティング等、直線的・曲線的・さらにエグるようなサイドカットにも精彩を欠きますが、最も苦手とするのが平面から縦への動きです。

実はこの『平面⇒縦』への方向転換がかなり重要な位置を占めるバレーボールにおいて、代表選手達(というより日本人選手)は世界で戦えるレベルにはないのです!

身長が低いならせめて動きや技術でカバーしようとする思考は理解できますが、世界トップの動作特性と比べると全く及びもしない!

従って敗戦はやむなしといったところでしょう。

身長以上の“壁”:高さの差

人を食った!?ような選手が出てこない日本の現状

現代表で最高到達点トップは福澤達哉選手(188cm SJ:355cm BJ:345cm)、垂直跳びで100cmを超えると記録されています。

石川祐希選手は意外!?かもしれませんがSJ:345cm、つまりスパイクジャンプで目一杯跳んだとしても345cmにしか届きません!

注)現在彼の最高到達点は351cmに変更(Wikipedia)されていますが、おそらくガセ!?

プロ・バレーボール・リーグの最高峰イタリア:セリエAでは最高到達点:360cmを超える選手達がざらにいます!

因みに世界一高いのはロバート・ランディ・サイモン(キューバ)の389cmやレオネル・マーシャル氏(引退:383cm)等、その他370cm台の到達点は世界でも十数人が存在します。

如何でしょう?日本の最高峰の選手達のレベルがどれ程のものなのか・・・、がわかりますね。

バレーボールでは中くらい!?の身長(194cm)のヌガペト選手(Earvin Ngapeth フランス)は最高到達点358cm、その変幻自在の動きとバレー技術には誰もが魅了されます。

因みに彼の体重は93kg、石川選手とは約10kgもの差がありますが、それでもしっかり跳べて平面⇔立体的と縦横無尽に動ける能力を有しています。

フロントと現場の不一致

スポーツ業界を牛耳る中枢には常識が通じない!?

選手の実力もさることながら日本におけるバレーボールの弱体化は、フロント(協会)と現場における意見の不一致があげられます。

現場をまったく知らない(かのような)フロントによって混迷はさらに深まり、這い上がることはほぼ無理な程の所まで来てしまっているのです。

誰が監督?

なんとなく溝があるのか!?本人のみぞ知る?

現代表監督の中垣内祐一氏、実は色々といわくつきの人なのですが、なぜか協会には好まれるようで、昨年から代表トップを任されています。

コーチ時代大事な試合中にもかかわらず不倫相手と宿舎を共にしたり、監督就任直前には人身事故を起こしたりで、どうも監督としての人格・品性に欠ける!?といわれる人物です。

そんな影響もあるのかないのか、監督と選手達の間にはどうも埋め難い小さなギャップというものを感じるのはTM鈴木だけではないでしょう。

監督はマスコミ・メディア対応でもその仏頂面と、ややもするとぶっきらぼうな対応を毎回晒すことになり、どうにも評判がよろしくありません。

今回の予選リーグ敗退でその采配や選手掌握術に欠けた対応から、解任(てっとり早く言えばクビ)の可能性が高いとの報道が!果して真意の程は?

そんなことより何よりこの人には組織でリーダーシップをとるべき【fighting spirit】が欠けています!というよりまったくないに等しい!

自分は冷静で何事にも対応しているように見えて、実は選手達に火を付けるようなアイディアや導きのかけらもなく、何より自分に欠落しているものを理解していないから救いようがありません!

注)【fighting spirit】とは元監督だった○○氏のような、あからさまな体育系丸出しのおバカな熱さではない!

トップがクビでも次の一手が!

世界を知るコーチが働きやすい環境を!

しかし実質的に現場を仕切っているのはヘッドコーチのフィリップ・ブラン氏で、中垣内監督は選手に具体的な指示を出すということはほとんどありません!

なので今回の責任をとって解任されたとしても代表のブラン体制は維持でき、選手強化に問題が起こることは考えられません。

いわば頭をすげ替えるのではなく、頭の上にのっている帽子を取っ払っただけなので今の能力が落ちてイチから訓練し直すということがないのです。

ブラン(ヘッド)コーチの肩書が監督になるだけで今迄となんら変わりない指導体制が維持されるので、選手達への影響もほとんどない!

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協会としてはガイチで勝てればそれに越したことはないが、もし躓いても元々ブラン体制なんだから、強化自体に何ら問題はない!といういわば強力な保険が効いてくるわけです。

一見手堅い選定にはみえますが、ならば最初から中垣内に任せることもないのでは?という感じで、この辺り統一見解が得られない“いつもの”ゴタゴタ協会の印象は拭えません!

考え方を変えうる人材の確保

「ダァ~めだ~!こりゃぁ!」と言ったかどうか・・・

正直今の策のない現場とビジョンのないフロント(協会)では、誰が監督になっても変わらないでしょう!

ブランコーチがいくら指導者として優秀であっても、選手の能力が余りにも低すぎて、データバレーをやるレベルの話ではないのです!

思考改革

お歴々は毎度「新しさ」や「新風を入れ込む」等と言ってますが、人生のほとんどをバレーしかやってない人達に勝たせるための新たなアイディアが見つかるはずもありません。

日本独自の戦法や動きもなくただただ世界トップの技や方法をコピーするだけ!それで勝とうとするからまったく歯が立たない!

しかも問題なのはそのことを理解している監督はじめ選手達、さらにいえば協会も含め誰もいないことなのです。

動きや体を変えるには心が変わらなければなりません!しかし代表の誰ひとりとしてそこに目を向けられる人材がいないことは残念でなりません!

そう!やるべきは強くなれないための無駄な練習ではなく、みずからの思考改革なのです!

残念ながら人生のほとんどをバレーボールに費やしてきた人達には全く理解不能な能力で、そのやり方を知っている者に託すしかありません!

“前代未聞”を引き出せない人材難

協会を牽引するトップがその思考を持った人に変わり、現場を指揮するトップが意識を改革できるアイディアや技術を持った者に変わる!

いい加減バレーの経験者をトップに据えるというまっとうな!? “常識”を変えませんか?それがまずまっさきに行うべき思考改革なはずです!

お役に立たない!?協会幹部には全員ご退任願っていただき、新たな風を吹き込んでくれるフレッシュな人材に運営を委ねていただけることを願っています!

そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです!

ボクシング連盟の不正問題でWBAミドル級チャンピオンの村田涼太選手が発したメッセージです。そっくりそのままバレー協会にも当てはまることではないでしょうか!

大改革を断行しようとしてもそれを取り仕切るべきリーダーがいない!失敗した時に誰も責任をとらない!川渕三郎氏もその辺りの雰囲気を察して、バレーには手を出さなかったのかもしれません!

見据えるべきは「2020東京」以降

目指すはLA2028!

残念ながら代表の試合をみても勝てる気がまったくしません!

というかネイションズリーグ王者のフランスやリオ金のブラジル、強豪ロシア・アメリカ・イタリア等の組織的・戦略的バレーとは明らかに大人と子供の差です。

非常識を身に付けろ!

選手個々の動きもまったく違うしチームとしての勝つための戦略・戦術ビジョンがまったく見えてきません。

一本決めたら気合いを入れて(ガッツポーズを決めて)円陣の輪が作られて・・・、そんなことをしなくとも勝負どころになれば自然にチームはまとまるのに!

日本代表は変なところにばかり気を使い肝心なところで相手に点を献上・・・、そうなると勝負勘のない選手達はミスを繰り返すばかり・・・、歯止めをかける手立てをしりません。

私が監督なら(←おいおい・・・)今からスタメン6人を全員2m以上にします!もちろんセッターも含めて。

バカをいうな!と苦情が殺到しそうですが、それが前代未聞であり、非常識的戦略なのです。

地元だからという単純極まりない理由で是が非でも東京オリンピック上位進出というのはどう考えてもおかしい!

義務教育の中で集団的な価値観しか見出せない育て方をされてきた日本人の最大の弱点であり、個人の考え方を強烈に突き進めるような思考は見出せない現実があるのです。

無理矢理出場することの是非

だから歴代の監督も非常識的な決断力はなく、その勇気もなかった!ただただ協会の指針に従って(選ぶのは協会なので仕方ないのかもしれないが・・・)、主催するTV局の意向を忖度した指導しかできなかった!

バレーの代表監督とは選手を管理・監視するだけ、選手達を良い場所へ導いていこうとする本来の “Coach” を意味する行動・行為に欠ける人材しか選ばれてこなかったのです。

この状況で東京オリンピックに開催国枠で出たとしても予選敗退が関の山、期待を裏切らなかったことだけ!?が評価されて、何の価値も残りません!

いっそのこと東京オリンピックの予選から出場させてもらい、仮に負けても照準を2028LAの金メダルに絞ってみる方が得策ではないでしょうか。

東京オリンピックに出場する(間に合わせる)ために、大改革をしないで現状を維持するというのでは、いつまでたっても勝てるチームにはなりません!

今から8年後に力を発揮できる若手長身の素材をどんどん投入し、協会やTV局の顔色を窺わずにコーチングできる指導者に全権を委ねる!

そうした人材を登用し守ってあげられる協会内のリーダーが出てくることを願ってやみません!

まとめ:

未来につながる道筋を!

バレーボール世界選手権2018で日本代表(全日本とはよばない)は予想通り予選敗退となりました。

選手個々の技術もさることながら監督の戦術・戦略ビジョンの欠乏が浮き彫りとなり、また風通しが悪くいっこうにプロ化を進められない協会の体たらくもあり強化は中々進みません。

弱すぎて開催国枠出場も危ぶまれる中、この上は東京オリンピック出場をさっぱり諦め、非常識的思考を推し進められるバレー未経験の優れた人材を強化・監督に登用することが唯一の改善策ではないでしょうか。

協会のお偉方は全てお辞めいただき新たな血の入れ替えをしてこそ、日本のバレーボール界が活性化すると思いますがいかがでしょうか!

TM鈴木

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