驚愕の速さを生む走行時の骨盤前傾位キープ!その方法に迫る~黒人アスリートの前傾位感覚を身に付けるTMSメソッド~

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速く走るにはどうしたら良いですか?と聞かれる度に『骨盤を前傾させて走ると良いです!」とお伝えしています。

では骨盤を前傾 “させたまま” 走るにはどうすればいいか?ですが、刻一刻と変わる動きの中で適切な前傾位を維持するには、いわばその傾斜角度での“慣らし”作業が必要となります。

動作中に適切な骨盤傾斜角を維持することは、その知識・技術を経験したことがない選手・指導者にとってみれば「まったく謎!」なことに他なりません。

そこで当ブログでは骨盤を前傾 “させたまま” 走るために、傾斜角をしっかりと体と脳に記憶させ、骨盤の前傾位コントロールを可能にする方法(超基礎編)を紹介します。

速く走りたい!走りを洗練させて自分の専門種目やスポーツ動作に生かしたい!という(プロ・アマチュア)アスリート、そしてダイエット・シェイプアップ・アンチエイジングを目指す一般の方必見のやり方です!(^^)!

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前傾位に導く必須アイテム

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“のってみれば”その機能に驚愕!?

骨盤の(前)傾斜、やってみるとわかりますが体が硬いとまったくと言っていい程動かない(前傾しない)し、軟らかいと腰椎の前彎だけ大きく反り腰になってしまいます。

自分でやろうとしても中々ちょうど良い角度を探せないし、調度良いポジション(位置)もわからない、でもその“骨盤がフィットする位置”感覚を掴まない限りは、いくら前傾・後傾作業をやってみたところで「労多くして功少なし」です。

力が抜けると骨盤は自然と前傾位に!

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立っているだけでも前傾位

をキープするのは難しい!?

立っているときに骨盤を前傾するのは、初心者にとって足のつかない水中で泳ぎを覚えろ!と言われているようなものです。

初心者にとって立位での骨盤前傾位は、日常の姿勢癖が抜けないのでまったく無理!だからまずは床に仰向け姿勢になり前傾位を体現する、つまり簡単なところから始めましょう!

以下の映像で【ツブツブ】を使った(機能的)骨盤前傾位にする方法が確認できますので、是非チャレンジしてみましょう!

movie1:

骨盤前傾位のカラダ感覚を身につける!

実はこれがあなたの骨盤を①“調度良い”前傾位に導き、②脊柱のしなりを生むコツで体が自在に動く面白みを知る第一歩です!

セルフボディ・コンディショニング・ピラー【ツブツブ】は骨盤の“フィットする位置”を体感し脳にその情報をしっかりと伝えることが可能な必須アイテムです。

【ツブツブ】があればカラダに無理のかからない状況で最適な骨盤前傾位に導き、動く感覚をさらに鋭敏にしてくれます!

【ツブツブ】って何?
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

体の仕組みを理解すると感じる!

一般的に人の上半身と下半身を分ける境目は骨盤で、それより上は上半身、それより下が下半身と言われています。

【ツブツブ】を横向きにして、下半身と上半身のちょうど中間点である骨盤の“あるポイント”にあてがい、そのまま仰向けになり手足を頭上と足方向に伸ばしてみましょう!

そのポイントのわずか数㌢上にあるPSIS(上後腸骨棘)という骨盤の骨の出っ張りと【ツブツブ】が接触し、体重分も荷重され「のっかっている」と感じ体が緊張するかもしれません。

ところが数分もしないうちに「あららっ!無駄な力が抜けてきた!」となり、その後は下っ腹が縦に伸び、下背部(腰部)が縮まる感覚が高まるため、骨盤は初めて自然に前傾位になっていきます。

下腹部やその奥が縦方向(頭上はもちろん足方向)に伸びて、もう数十秒すると今度は今迄力が入っていた骨盤周囲・腰・背中・胸部・肩甲骨等も緩まり、骨盤から下を除いて全体的に頭上に体幹部が引き上げられるような感覚を体感できるのです。

この一連の “伸び” 感覚がTM鈴木が推奨する機能的骨盤前傾位(FAPTーA)であり、骨盤を前斜め下方に傾けるチョー基礎的な方法です。

【ツブツブ】って何?
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

前傾位で速く走れる理由とは?

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前傾位と脊柱の“しなり”はセット

簡単に言えば以下のような図式が成り立ちます。

①骨盤前傾位 → ②脊柱の“しなり” → ③力の十分な伝達能力の高まりによる中心から末端へのムチ動作

体の中心(軸)から動きが始まるため、手足等の末端部に行く過程でより力が増幅され、地面や道具(ボール/ラケット/その他)に直接その力を伝えられやすくなるのです。

適切な前傾位感覚が高まれば、体深部に位置する(普段は)使われにくい筋の活動状態が大幅に活性化し、動きやすい動作へと変貌を遂げるはずです。

その中心となる筋肉は大腰筋とハムストリング、この2つは主働/拮抗という筋肉の超強力な伸縮関係を構築することが可能でしょう。

ただ筋肉が大きい、力が強いといった問題ではなく、筋肉の共働/協力作業により、さらに大きくスムースな力を発揮できるという、いわば掛け算的な考え方ともいえるのです。

日本人は骨盤の(前)傾斜角が“あまい(!?)”ため、黒人アスリートに比べてハムストリングの発達がかなり劣っているということも速く走れない要因のひとつです。

骨盤前傾姿勢でのカラダ感覚

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緊張が緩まると下半身の重さで

ナチュラルな骨盤前傾位に!

骨盤の前傾位を維持 “したまま” 走ることは日本人アスリートの場合、特に大きな意味を持っているといえるでしょう!

なぜなら我々日本人は放っておけば(何もイメージ/意識しなければ)傾斜角は自然と中間位近くに落ち着きその角度で体を動かすということになるからです。

イメージを脳と体に染み込ませるチャレンジ

骨盤を前傾するとなぜ速くなるのか!?黒人スプリンターとの関連性に言及している以下のサイトでチェックしてみましょう!

『空前絶後!』速く走るための機能的骨盤前傾位にフォーカス~骨盤傾斜角と脊柱の【しなり】で前方推進力は驚く程変わる~
スプリント、例えば100mや200mでは最低でも4つの要素が必要だといわれ、いずれも知っているのといないのとでは身体の使い方や動き方に大きな...
否定論何のその!新たなチャレンジは新しい価値を生み出す~運動中の【骨盤前傾位】キープは運動能力アップの切り札に!~
以前から気になっていたこと、それは骨盤前傾(位)がなぜか「悪い姿勢」の典型のように否定され続けてきたという事実です。 メディアや個人も...

ただ一つ言えることは機能的骨盤前傾位(FAPT-A)なら普段我々日本人が使いにくい(ほとんど使われない)筋肉を極限まで使うことができるという事実です。

腸骨筋は骨盤前傾に直接関わり、大腰筋とハムストリングは股関節(軸)まわりで(筋長)バランスを調度良い状態に保つことで、前傾維持の中心的な役割を果たします。

この骨盤周りの感覚を敏感にすることが骨盤の前傾位を維持する秘訣で、だからこそ超基本的な【ツブツブ】上に仰向けになるこのテクニックは有効な手段となり得ます。

前傾が習慣化すると起こる見た目の変化

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わかりにくいがパンツを

かなり下までさげている

本人も気づくはずですが、前傾位に慣れてくると骨盤周囲が敏感になり、ズボンのベルトラインの位置がとても気になり出します。

パンツ等を履くときもヘソ下でウエストライン(トップ)が留まるように履こうとするし、そのラインがウエストを超える、つまりベルトラインをヘソの高さに近づけることがかなり違和感があるのです。

100mの世界記録保持者であるウサイン・ボルト氏、現役当時は練習中上半身裸で下はハーフパンツという出で立ちが多く、その際はベルトラインをヘソよりだいぶ下げて履いていた事実があります!

骨盤が前傾だとどちらかと言えば日本人は胴長に観えやすく、そういう視点でみると錦織圭選手(テニス)、長谷部誠選手・中田英寿氏(サッカー日本代表)らは骨盤が前傾位しやすい選手かもしれません。

前傾位が脳に刻まれると起こる感覚変化

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前傾状態を維持できる体作りが大事!

体で感じる感覚的変化として左右の鼠径部からおヘソまでの両脇にある縦ライン、つまりお腹が縦方向にかなり伸びやすくなります。

お腹の縦方向への伸びにより特に下腹部(前後&サイド)の締め具合を自在にコントロール可能となり、ウエストラインから股関節までの動きをより認識しやすくなります。

これは骨盤が前傾することで脊柱の生理学的カーブにメリハリがつき、お腹周りが伸ばしやすくなった結果起こる現象で、同時に胸郭も拡張し(開き)やすくなり、肩甲骨はより内転し(背骨に近づき)やすくなるという姿勢変化も起こります。

最終的には頭部が体の真上に位置することとなり目線も高く、視界が開けるようになるのですが、先述の3人もそうした姿勢のためボールの支配率や自在に球を操るという点でアドバンテージを得ています。

「スポーツ動作とは非日常!」、だから骨盤が中間位や後傾位に落ち着くことは動きを伴う人間にとって大きなマイナスでしかありません。

だからこそ骨盤(とその周囲)に対し、常に“チャレンジする状況(角度)”を創り出しておくことは、アスリート自身を高めるための必須条件と言えるでしょう。

まとめ:走行中の骨盤前傾位キープ

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[On PSIS]なら骨盤はナチュラルに前傾する

スプリントであれ中・長距離であれ骨盤前傾位をキープ(維持)したまま走ることは、特に日本人にとっては容易ならざる行為です。

ただ速く走るためには、そして思い通りに体を動かしたいのなら、TM鈴木がおすすめする(機能的)骨盤前傾位をキープする能力を高める必要があり、そのためには前傾状態を維持できる体作りが必須でしょう。

日本では走りの指導にこの骨盤前傾位を維持する概念がなく、従って骨盤を前傾する方法論も確立されていないのが現状です。

10年以上の歳月をかけて創り上げたセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】による骨盤前傾位キープ・アップの考え方、そしてそのカラダ感覚を磨くメソッドを紹介します!

TM鈴木

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