黒人アスリートの身体に近づく:短距離スプリント

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走りは練習をしなければ磨かれません。しかしただ練習をするだけでは時間を浪費するだけになってしまいます。

その練習方法には『身体の使い方』が疎かにされてきました。

だから結果が伴わなかったのです。

身体操作が上手な人と下手な人とでは走りにもおのずと差がでることを理解しておくべきでしょう。

多くのスポーツシーンで黒人(ネグロイド)アスリートの活躍は目覚ましいものがあります。

なぜ黒人アスリートは他の人種に比べてあれ程の爆発的なスピードやクイックネスを秘めているのか?

その謎に迫ります!

未だ破れない!10秒の壁

100mの日本記録は1998年12月に伊藤浩司選手が記録した10秒00、その記録は20年近くたった今でも破られていません。

この記録の後、何人もの優秀なスプリンターが出現しているにも関わらず未だ10秒の壁を破れないのは練習方法、つまり身体の上手な使い方ができないことが原因かもしれません。

多くの日本人選手が短距離界で活躍するネグロイドに合った走り方をしていた中、一人日本人に適した走り方を求め当時タブーとされていた「腕を軽く振る」「足をあまり上げない」「少し前傾姿勢」といった走法を取り入れた選手であった。

出典:https://goo.gl/fB6XKM

こと骨盤前傾に関して言えば、当時の日本人スプリンターが黒人スプリンターに合った走り方をしていたとは思えません。

そして伊藤選手の行っていて走り方「足をあまり上げない」「少し前傾姿勢」というのは骨盤前傾位にすることで自然にそうなるものです。

走りを変える機能的骨盤前傾位

機能的骨盤前傾位

走りにおける身体の使い方で最も大切なことは機能的骨盤前傾位を維持して走ることです。

ウサイン・ボルト選手を始めとするジャマイカ系、またアフリカ系黒人アスリートの走りは正にこの機能的骨盤前傾位で特に体幹部を弓のようにしならせながら走る典型です。

黒人アスリートの身体の使い方に近づける!?

もし運動性能を極限まで高めたいと考えるのなら、黒人アスリートの身体の使い方を身に付けるべきでしょう!

そしてその秘密は機能的骨盤前傾操作にあります!

機能的骨盤前傾操作(FAPTC)*1)とはこのような黒人アスリートに見られる骨盤前傾操作によっておこる股関節と体幹の動的な操作や関連する反応を示しています。

*1)機能的骨盤前傾操作:Functional Anterior Pelvic Tilt Control

走力、いわゆる走りのパフォーマンスを高めるためには機能的骨盤前傾位(FAPTC)での骨盤・体幹・股関節操作が必要不可欠です。

ではどうしたら黒人アスリートのような機能的骨盤前傾操作ができるのでしょう?

その基礎となる骨盤の動きと股関節・体幹の基礎的な協調運動を身に付けるために開発されたのがセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブです。

骨盤前傾位での身体操作

今の日本の関連業界で骨盤前傾位での動作に目を向ける専門家はTM鈴木をおいて他には存在しません。

それ程、骨盤前傾位での体の操作には目を向けられない現実があります。

しかしこの骨盤前傾位操作こそが、スポーツや日常生活で運動能力を最大限に引き出すための最も理想的で有効な方法なのです。

唯一無二!骨盤前傾を形作るアイテム

機能的骨盤前傾位を獲得するためには毎日のルーティンワークが大切です。

セルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】は基本的に骨盤を前傾位に維持しながら身体を動かす(=操作する)ための唯一無二のアイテムとして考案されました。

骨盤前傾から始まり脊柱生理学的(S字)カーブを作る作業、鼠経部・腹直筋を伸ばしながら腰背部を収縮させる等、特に体幹部の”若い竹”のようなしなりのある伸び縮みを重視した動きの獲得を目指せる『オンリーワン』アイテムなのです。

【ツブツブ】ご紹介
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

機能的骨盤前傾を作る!

黒人アスリートの運動能力に近づこうとするため、機能的骨盤前傾位での身体操作をおすすめするTM鈴木ですが、そのトレーニング(エクササイズ)法は実にユニークです。

機能的骨盤前傾位は基礎編・○○編・応用編に分かれています。基礎編では骨盤の前傾操作とそれに伴って起こる股関節・体幹の反応を高めるための訓練を行います。

その際に使われるのがセルフ・ボディメンテナンス・ピラー【ツブツブ】です。

ツブツブは主にその上に身体を乗せて使います。

頭から足まで身体全身をくまなく“磨く”ための道具ですが、基礎編では主に骨盤前傾位を作り上げるために使用します。

お尻と腰の境目にある上後腸骨棘(PSIS)の指1~2本分下にずらしたポイント上でツブツブに乗ります。

バランス的にそこが最も自然に骨盤が前傾するポイントなのです。身体を上下・左右にゆっくりと揺すりながら最も“すわり”の良いポイントを探してください。

詳しくは『ツブツブご紹介』ページをご覧ください!

【ツブツブ】ご紹介
【ツブツブ】とはプロアスレチックトレーナーであるTM鈴木みずから考案・開発し販売までを手掛ける [セルフ・ボディメンテナンス(ボディコ...

呼吸を整える

以下の手順で機能的骨盤前傾位の基礎を身に付けましょう。

①【ツブツブ】に身体(PSIS上)を乗せた状態で1分程力を抜く

②約10秒かけて息を吐く

③約8秒かけて息を吸う

④呼吸②と③を3~5回繰り返す。

ツブツブにPSISを乗せておくと力が抜けると同時に腰のツボにツブツブのポイントが押しつけられて指圧されている感じになります。

この気持ちいい状態でのゆっくりした呼吸はいわゆる瞑想(めいそう)状態となり、より心と身体をリラックスさせてくれるのです。

まずは骨盤まわりを力が抜けた状態で前傾位になるようにしておき、その骨盤の傾斜角状態を身体や脳に学習させましょう。

『こっ、この感覚はなんなんだ???』といった新たな発見、そして『気持ちよさ・楽しさ・面白さ』があるため継続する確率が高くなりますよ!

腰の疲れるポイントを指圧されているかの如く気持ちが良く、腰を中心に体幹全体が驚く程伸びる感覚が味わえます。

この骨盤前傾位状態から今度は様々な動きを取り入れて骨盤の前傾を維持できるようにしていきます。

運動能力アップの秘策

マイ骨盤前傾後傾1後傾2重ね合せ

走りを飛躍的に高めたいと考えるのであれば、機能的骨盤前傾をとりいれることが最も妥当な答えとなるでしょう。

走力・ジャンプ力・爆発的推進力で黒人アスリートの右に出る者はいません。

そして彼ら/彼女らが無意識の内にとっている姿勢こそがこの機能的骨盤前傾位なのです。

だとすれば黒人アスリートのような機能的骨盤前傾位の状態で走れる身体にすることが、速く走る・高く跳ぶといった動きの能力を高める上で最も有効な手段と考えるのも当然ではないでしょうか。

骨盤傾斜角による筋肉の働きの違い

骨盤前傾位は反り腰の元になるし腰痛の原因ともなることから、前傾位と後傾位の中間にあたる中間位を推奨する専門家がいますが、これはTM鈴木的にみれば大きな誤解といわざるを得ません。

なぜなら筋肉、特に上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉である大腰筋や、推進力を得るための最も大きな役割を果すハムストリング(腿裏)はしっかりと伸びてピーンと張っている状態でないと適切に縮むことで働いてくれないのです。

大腰筋やハムストリングの機能を最大限に高めることは運動能力向上の最も大きな要因のひとつとされており、この機能が十分に使える状態でない中間位、ましてや骨盤後傾位ではパフォーマンスを高めることは難しいでしょう。

黒人アスリートvs日本人アスリート

スプリント(100/200m等の)勝負だと日本人アスリートは黒人アスリートに比べてこの骨盤前傾位で力を発揮することがほとんどで、黒人選手のように骨盤機能的前傾位で走れない(跳べない・泳げない・投げれない・打てない)ため、特に100mだと中間疾走からフィニッシュで圧倒的に離されてしまいます。

黒人スプリンターは何もせずとも(骨格形態で既に)骨盤前傾し、しかもその前傾姿勢を保ったまま走ることができます。

その時に使われるのが背部にあるハムストリング・臀筋群・上背下背部です。

だから黒人選手の背中・お尻・ハムストリングは観た目でも比類なき発達を遂げています。

一方日本人選手は骨盤が黒人スプリンターよりも中間位気味(前傾角が少ない)となり、前方への倒れ込み角度が浅く斜め後下方への足の蹴り出しが甘いため、地面に力をしっかりと伝えられないというマイナスがあるのです。

骨盤傾斜角で違う大腰筋の機能

黒人アスリートと日本人アスリートで大きく違う点のひとつは大腰筋(断面積)の大きさでしょう。

当時の100m世界記録保持者だったアサファ・パウエル選手の大腰筋は、これまた当時日本を代表するスプリンターの朝原選手より3倍以上も大きかったというのは有名な話です。

2人の大腰筋の大きさはちょっとレベルが違い過ぎるかもしれませんが、平均すれば少なくとも1.5倍~2倍は黒人スプリンター達の方が大きいのではないかと考えられます。

あの爆発的なスピードやゴムまりのような弾み方を観ればそう思ってしまうのも不思議ではないでしょう。

通常大腰筋は股関節屈曲に作用すると言われていましたが、実は走る際後方蹴り出した脚を素早く前に振り戻す引きつけ時に最も大きな力を発揮します。

大腰筋は引っ張られる力に対抗する(我慢する)のが得意な筋肉なので、伸ばされる状態でそれを我慢して前に振り出す“勢い”を生んでくれるわけです。

脚を斜め後下方向に蹴り出しますが、骨盤が前傾すればするほど斜め下方向への蹴り出し幅とその力が大きくなり、それだけ地面を捉えて前に進む推進力が増加します。

骨盤前傾位はどんな感覚?

骨盤前傾位比較

実は骨盤前傾は○○度以上という決まりはありません。

同じように後傾位・中間位も○○度以下といった決まりもありません。

従って前傾位かそうでないかはあくまで本人の主観によるところが大きいかもしれません。

ただ目安として黒人アスリートとの比較があります。彼ら/彼女らの骨盤傾斜角は最大で45度以上あると言われています。

平均でも10~15度程小さい傾斜角の日本人では25度以上あれば前傾とみなしても良いでしょう。

また感覚的な違いで、腰周辺が強烈に伸びている状態(実際に腰背部は縮んでいるが)、そして鼠経部からおへその左右が縦に伸びていれば、それはあなたにとっての骨盤前傾位にあるといえるでしょう。

機能的骨盤前傾位によってお腹の筋肉や皮下脂肪が背骨周り、もしくはインナーマッスルが背骨に近づき、お腹周りが全体的にシュッと引き締まった感覚になります。

体験した者だけが持つ固有感覚!

走りの指導者は骨盤を前傾させて走る始動はできません。

なぜなら機能的骨盤前傾位を経験していないからです。

その仕組みや動かすときの(主観を伴った)感覚が教える際に重要な要素となります。

機能的骨盤前傾位を普段のエクササイズから取り入れ、様々な動きに応用してこそ初めて走りに生かせるわけです。

***この体験した者でなければ理解できない感覚や情報をあなたと共にシェアしたい!***

***TM鈴木はそう考えています***

『速い走りを身に付けたい!黒人アスリートのように身体全体が伸びてしなやかでパワフルに走ってみたい/動きたい!』と考えている方は是非、機能的骨盤前傾を体験することをおすすめします。

現在、遠方の場合はスカイプを使ったネット指導、また全国どこでも現場での直接指導を行っています。

詳しくはこちらまでお問合せください。

TM鈴木

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