ズバリ実年齢より5歳!心も体も若返る姿勢になれるとしたら、女性も男性も気にかけないわけがありませんよね。
その新たな法則について、私・“体幹”マイスター(TM)鈴木が長年培ってきた【機能的】骨盤前傾位:FAPTAというメソッドを基に、新たな事実を皆さんに紹介いたします。
姿勢改善に関する情報は巷に驚く程溢れていますが、何らかの方法を試して直後には良くなった(治った)と思っても、実際に改善されたというケースはほとんどありません。
なぜ多くの知見がありながらそれ程結果に繋がらないのか?そこには姿勢に関する多くの誤解と、そこから生まれる間違った習慣・行動様式があるからです。
潜在的な課題として多くの人が抱く様々な姿勢の悩み・現状について、その真実と思考も含めた新たな改善法に迫ってみましょう。
Contents
姿勢の現実を知る

どちらが良いか?悪いか!で判断しない
今まで姿勢については「良い/悪い・正しい/正しくない」といった善か悪かの考え方しか紹介されてきませんでした。
例えば「正しい姿勢にするべき!」「良い姿勢をとるべき!」「背筋をピンと伸ばすべき!」といった論理や、「猫背=悪い姿勢」という白か黒か!の評価です。
また姿勢に関しての一般常識にも多くの疑問が残ります。そこでまずは姿勢の現情報を見直すことにしましょう。
姿勢に関する一般常識
姿勢を改善すると称してよく使われるキーワードがあります。
・胸を張る
・お腹を引っ込める
・肩甲骨を背骨に近づける
・骨盤を立てる
・目線を高く保つ
・美しい立ち方をする
どれも一般的にはなんとなくわかりますが、どこをどの程度どんな風にするかといった具体的説明にかける場合がほとんどで、これではやる側もほとんどわからないでしょう。
新事実1:良い姿勢など存在しない
ズバリ!一般的な「良い姿勢」等ありません!
あえて言うなら『骨格で体を支えられ最小限の筋力を使い、さらに程よくゆるみ・力が抜けていて自在に動けるという状態』です。
より具体的にいえば「背筋をピンと伸ばさない」普通の姿勢です。つまりもし良い姿勢(あるとすれば・・・)になりたければ、「背筋はピンと伸ばすな!」ということです。
「良い姿勢・正しい姿勢」等本来存在しないのに、商業主義の外部情報に躍らされた結果、姿勢に関する 正しい(!?) “常識” という壁が心の中にできてしまっているわけです。
「悪い姿勢は正すもの!」ではなく「その悪い姿勢はあなたそのもの」という現状をまずは受け入れることの方がどんなにか大切なのに!です。
こうしてみると世の常識とは時に非常に頑なです。幾年もの歳月をかけて人々の心に刻まれたこの固定観念を崩すことは容易なことではありません。
表現的にも使い勝手がいい「良い姿勢」ですが本来はそうした判断基準ではなく、筋・骨格上の解剖学的肢位(しい)をベースとした「理想的な姿勢」と捉えるべきものです。
特に「良い姿勢」に偏りがちな日本人の、こうした常識・固定観念・心理的イメージという“壁”をブレイク・スルーしない限り、その先へは進めないのです。
新事実2:猫背は悪くない!
おそらく多くの日本人は「姿勢が悪い(=猫背だから)ので治したい」「背筋をピンと伸ばしたい」と考える人がほとんどでしょう。
姿勢が悪いという理由で専門家と称する先生!?に無理矢理矯正してもらう!肩甲骨や体幹部を覆う高価な矯正サポーター購入等、良い心理的イメージの構築を無視した形の姿勢改善は無意味を通りこしてあなたの心と体を蝕むことを理解すべきでしょう。
因みに良くない姿勢の代表のように表現される“猫背(人の場合、円背:えんぱい という)”ですが、本当に良くないのかといえば、それは大きな誤解です。
猫背であるにも関わらず猫は十分な運動機能を有し、脊柱を中心とした体幹部の伸び縮みを伴ったしなやかな動きで日常生活を過ごしています。
猫背というのはあくまで人の目で観た比喩的な表現であり、猫背だから見た目が良くない!とか動きが悪くなるというイメージは多くの誤解を生む元凶なのです。
事実「良い姿勢」=背筋をピンと伸ばす!は大きな間違いで、今現在の自分にとってはそれ(姿勢)が無理な姿勢だと気づく必要があります。
新事実3:今の環境が姿勢をつくる

環境に依存する姿勢
姿勢とは今を生きているあなたの環境に合わせて変化してきたいわばあなたの分身です。
体をたくさん動かす環境の子供なら(先天的に変形した骨格を除けば)動きに適した姿勢になり、デスクワーク中心の生活を送っていればその座ってPCを覗き込む姿勢が身に付くのは当然です。
身体つきや心理状況は環境に適して変化するので改善しようと思えば、その時間をなくすか!極力減らすか!違う環境に適した作業の時間を増やすしか手はありません。
しかしデスクワークでPCを観る時間を辞めたら生活できないのも現実で、減らすことはできない!ならば姿勢を改善するための時間を1日の中に入れ込む他手立てはないのです。
そう!正に歯磨きのようにです!(^^)!歯磨きはなんと言われようと一日最低1回、こまめな人なら毎食後3回行う人もいるはずです。
余談ですが現代は日中はフロス・歯間ブラシ・液体歯磨きによるブクブクペッ!、夜に歯磨きと前記3点セットがベストとされていますが・・・。
多くの人は「 “良い” 姿勢」をとろうとしても、その瞬間はできても、すぐに “元の” 慣れ親しんだ姿勢に戻ってしまいます。
これが姿勢改善をする運動直後は直ったようにみえても、しばらく経つと既にその姿勢は“過去のもの”だったという現実です。
「良い姿勢」を意識しても体にその(姿勢)環境が整っていない!脳内に姿勢改善の感覚情報の入った“引出し”ができていないのだから、改善できるわけがありません。
ではどういうことをすれば・・・、いや!正確にはどういうことを継続すれば改善できるのでしょう?
思考改革が変化の引き金

体と脳で感じる感覚を高める!
姿勢に関する心理的“常識”をぶち壊すことがどんなに難しいかは前項をお読みくださいね。
難しいけれどそこには表題通り「5才若返る姿勢の新法則」があるのも事実で、その意外な新事実を知れば姿勢改善というチャレンジに浸る価値・楽しさ・面白さを体感できるはずです。
あくまで手段その先にある○○
姿勢に関する完全なる誤解を今こそ解いておく必要があります。
・肩こり・頸こり・腰痛・背部痛等
・スタイルがわるい(バストアップ・ヒップアップしない)
・体重が落ちない
・ぽっこりお腹(下っ腹ぽっこり)が直らない

ぽっこりしたお腹は姿勢のせい?
つまり姿勢が悪いから肩こり・腰痛になるのではなく、姿勢が良くないからバストもヒップもたれてしまうのでもありません!
そうした大きな誤解がなんでもかんでも姿勢の悪さに答えを求める風潮に拍車をかけてしまうのです。
体の変化の根本原因は正しくない姿勢ではなく、重力に対してちゃんと能力を発揮できない筋肉・関連組織の伸び縮み・緩み機能の衰えにあります。
この事実を姿勢が悪いからと勘違いしてしまい、姿勢を改善すればバストもヒップもあがり、肩こりも直る!と思ってしまうのは非常に危険な思考の堂々巡りです。
姿勢改善はあくまで手段、直すことにばかりに気をとられることなく、その奥に潜む各ボディパーツの機能の再教育こそが本来の目的であり、結果として姿勢に結びつくことを理解して欲しいのです。
自然な変化を促す
良い姿勢・正しい姿勢を「意識する」ことは体がその要求に対応できるという条件の元で初めて意味を成します。
意識して伸ばそうとすればその時は伸びる感じがあるかも!でも普段その状態に慣れていない体では肉体的・精神的ストレスがジワジワと高まり、苦しく悲しい結果を招く可能性が高いのです。
ではどうすればいいかというと、体を(自然に)伸ばしたい!という気持ちにさせるために伸ばしやすい環境作りをしてあげましょう。
大切なポイントは2つです。
★骨盤を過度に前傾させる★
★背中に“虹のように見事な”アーチを描く★
この2つを含めた『姿勢の新法則』ちょっとスパイスの効いた気の利く言い方をするなら・・・
伸ばしたい時にしっかり伸ばせる!縮めたいときにちゃんと縮められる体の機能があれば、普段の姿勢がどうであろうと問題はないのです。
伸ばしたくなる環境づくり
さてここまでご覧いただいたあなたはそろそろ姿勢に関する一般常識に小さな風穴を開けてブレイクスルー寸前かもしれません!そこで問題をひとつだしましょう。
5歳若返る!姿勢を身に付けるための「背筋が伸びるように仕向ける」「自然に伸ばしたくなる」方法には、どんなひと工夫が必要でしょうか?
答えは簡単
仰向けで「背伸び」をすることです。

背中に虹のようなカーブを描いてみよう!
「立って/座って」する背伸びと違い、仰向け姿勢で行うと実に多くの健康的で美しい「美姿勢」を創る要素が含まれています。
この仰向けでの「背伸び」に骨盤前傾と背中にアーチを創るという2要素を加えて実践していくと、あなたの姿勢に関する脳内イメージに大きな変化が表れるはずです!
こうした思考のプロセスとちょっと難しそうなチャレンジを楽しめるなら、「5歳若返る姿勢」について多くを理解し、自分自身が変われるきっかけができたといっていいでしょう。
「楽し~い」「面白そう」「気持ちよさそう」という感覚が高まれば、あなたの脳内は体内覚醒ホルモンであるドーパミンで溢れ、セロトニンで満たされるからです!(^^)!
多幸溢れ出る背伸びの真実

溢!脳内物質たっくさん
自然に伸びる!毎日伸ばしたくなる!感覚は伸びる可能性の高い部位へ集中的な刺激を注ぐ必要があります。
多くは年齢を重ねる毎に“そこ”の動き(可動域)が低下し、伸ばそうとしても上手く伸ばせず体全体として動かせないという現実があるのです。
骨格から緩め筋組織を伸ばす
自然に背伸びをしたくなるにはどこのどういう感覚を高めるか!つまりターゲットとなる位置とその感度をあげることが大切です。
背伸びの効果を最大限に生かすその目標とは、脊柱を成す椎(骨)間の余分な圧力を取り除いて背骨ひとつひとつがしっかり動くよう再教育をすることです。
子供の動きをイメージすれば理解できるでしょう。
脊柱は背骨(頸椎/胸椎/腰椎からなる椎骨)が24個と直下の仙骨、そして尾骨が集まったいわば一本の柱です。
この“柱”には真横からみると “S” の字に近い独特のカーブ(生理学的彎曲:わんきょく)がついています。

脊柱の自然なカーブがなくなっていく!?
生活習慣・運動不足・加齢等による筋発揮能の低下がダラダラ姿勢に拍車をかけるため、彎曲の減った脊柱は余計に真っ直ぐになり、地面に向かう体重と同等の圧力(重力)という負荷に負けまる~い背中になっていくのです。
真っ直ぐなんだからいいだろう!と錯覚しがちですが、脊柱に自然なカーブがあるからこそ椎間に上から加わる圧力を吸収・分散でき、体の動きの軸として機能するわけです。
脊柱の弯曲は外見からの凸凹つまりメリハリをだし、美しい姿勢のベースとなるだけでなく、内臓や組織の健康維持にも貢献してくれます。
骨格である脊柱の自然なカーブを再教育することで、5歳若返る姿勢に必要な筋肉の伸び縮みや呼吸の深さを感じられ、筋の緊張(筋長)と弛緩の感度がグンと高まる感覚は幸福感や恍惚感を増幅させてくれるのです。
意識する!より自然に感ずる!
脊仰向けでの背伸びは脊柱に自然なカーブをつけることでみずからがどう感じるか!という感覚を高めますが、意識して伸ばすとか反るといった感覚は無用です。
意識できないことをやろうとしても(姿勢を気にするほとんどの人はできない!)逆にストレスになるので、今していることを脳と体で純粋に“感じる”ほうがいいでしょう。
きれいなアーチを描くためのさらにひと工夫として、私・TM鈴木の開発したセルフ・ボディコンディショニング・ピラー【ツブツブ】にのって背伸びをしてみましょう。
【ツブツブ】は姿勢改善に必要な背中のアーチを特に意識することなく、その微妙な動きで自然にきれいな弧(こ)を描ける最適のツールです。
特に①肩甲骨・②中背(ちゅうはい)・③ビーナスのえくぼという3カ所で【ツブツブ】に順番に “のり”、あとは1か所ずつ「ごろごろ・ユラユラ」体を微妙に動かしていけば自然と背筋が伸びる感覚が生まれます。
「のって⇒感じて⇒(最終的に)動ける」という順で体の前面を伸ばし背面を縮めると、この段階で5歳若返るのに必要な姿勢であるきれいなアーチを描く背中のイメージが脳に刻まれます。
骨盤を前傾させる体験
多くの人は背中にアーチを描く経験がないため苦手かもしれません!「こんなことやったことない!」「できない!」と思っても不思議はないでしょう。
通常背中に虹のようなきれい!?なアーチを描くのは想像以上に大変です。
それよりむしろ「どこがどんなふうに伸びるのかなぁ?」といった【ツブツブ】に体をのせている時の感覚に注目する方が得られるメリットは大きいのです。
アーチを描くには真横から観た時の骨盤前傾と呼ばれる傾斜角を重要視します。
しかし【ツブツブ】にのると単なる前傾以上に、骨盤の角度に合わせて各部分の理想的な位置・動きにつながる【機能的】骨盤前傾位:FAPTAを体感できます。

「ヴィーナスのえくぼ」に“のる”
背中を“のせる”3ヶ所の中で「ヴィーナスのえくぼ」で“のる”ことが、下半身の重さで自然に骨盤が前斜め下方に傾斜していくため、FAPTAを最も感じられるはずです。
骨盤の自然な前傾は背中にはきれいなカーブ状のアーチを創るベースとなります。その感覚を少しずつ高めることで“竹のように”しなる動きも身に付けられます。
この時その前後・左右・上下にある骨盤周囲筋の筋長が最適となり、体全体を伸びやすくそして動かしやすくします。
機能を併せ持つ美しい姿勢には、まず意識せずとも自然に(体を)伸ばしたくなる!という感覚をたくさん体感することが大切で、それが女性らしい曲線美をもつ姿勢作りの秘訣なのです!(^^)!
姿勢を改善し〇〇に役立てたい!姿勢改善をその先にあるゴールの単なる手段と捉えて役立てたい!と考えるのなら私・TM鈴木に是非、ご相談ください!
まとめ:

良い/悪いの問題ではない!
巷に多く溢れる姿勢に関する情報は、実際に試してみても改善されたというケースはほとんどききません。
多くの知見がありながらそれ程結果に繋がらない要因は、姿勢に関するたくさんの誤解とそこから生まれる間違った習慣・行動様式にあるのです。
潜在的な課題として多くの人が抱く様々な姿勢の悩みや現状について、その真実と新たな改善(思考)法に迫りました。
背伸びという手段が人を伸ばしたくなる!環境に誘うことがわかり、またその方法としてTM鈴木がおすすめする【ツブツブ】にのることで、美姿勢の本当の意味を理解できるはずです。
TM鈴木