【運動性能】アップに貢献!重心位置とその変化を捉える能力~足裏のどこに荷重すればいいかを知ればFCDが身に付く~

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重心(COG:Center of Gravityとは「重さ(質量)の中心であり・・・」等という難しい話をするつもりはありません。

重心というのはチョー簡単にいえば体の真ん中のことで、ヘソ下奥に存在し、理論上釣り合いのとれるポイントです。注)実際にあるわけではありません。

今回は『みずからの重心(位置)を理解し、意識しながら動くと動作が劇的に変わる!』というトピックです。

実際にこの重心位置とそれが移動することを理解して動いている(いるのでは?)、というアスリートは少数ですが存在します。

(身体)重心の特性を理解した上でのからだ作りは、思い通りの動きを身に付けるための必須ワークであり、当内容はその重要性を知るための良い機会となるはずです。

動くときの重心変化を感じる術を身に付けるべく、当稿を参照いただければ幸いです!(^^)!

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重心の特性を知る

重心位置の変化

人の重心(身体重心:COG)は第二仙骨の3cm前方に位置し、そこは男性なら身長の56%・女性なら身長の55%にあり、おおよそですがおヘソよりちょっと下の奥になります。

重心には人が活動する上で重要な意味が数多く含まれており、ここを意識して動くかどうかで動作は全く変わります。

当稿では身体重心を単に重心と表現しています

動く重心&支持基底面

重心が前方へ移動

重心は体の動きや向く方向によってその位置が様々に変化します。例えば長座している状態から体を前に倒していくと重心位置がお腹の前に移ります。

この重心を常に頭にイメージできると自分で思った通りの動きに近づけるだけでなく、相手が予想できない動作も可能となり、パフォーマンスの面からは大きなアドバンテージとなりえます。

立位では足裏でカラダを支えますが、この時左右の足裏(2つ以上ある)を結んだエリア(面積)を支持基底面(Support Base of Surface:SBoS)と呼びます。

名前の通りで両足間を広げればSBoSは大きく安定するため、支持基底面を広げて重心位置を下げることは素早い動作や切り替えしを必要とする対人競技に有効に働きます。

Body Senseを身に付けよう!

足裏に重心があるかの如く「かかと重心・つま先重心」という言い方をする人がいますが、これは公で使うにはちょっとどうかな!と思います。

重心(COG)は質量の中心のことなので「足裏の荷重位置」について○○重心というよりは、踵荷重とかつま先荷重と表現した方が適切でしょう。

重心位置と足底への荷重ポイントは特に矢状面(真横から観た場合)密接な関係があり、重心位置が変われば荷重位置も変わります。

自分の重心を意識しその重心が動きによって変化することをイメージできると、格段に動きやすくなり、その能力をボディ・センス(Body Sensing)と名付けています。

ボディ・センスは運動の基礎となり動きの洗練性に大きな役割を果たす基礎的な技術なのです。

日常生活であれ、スポーツ活動であれ、“動き”をコントロールする“コツ”として、子供のころから是非身に付けたい能力ですが、この事実を知る人はほとんどいません。

かかと荷重のマイナス影響

つま先荷重VSかかと荷重:どっちがいいの?

スポーツ選手と一般人では明確に分けて考える必要がありますが、基本的に踵荷重(アスリートはその傾向はむしろ低いが)では動きに悪影響を及ぼします。

スポーツでのパフォーマンスを高めるには荷重するポイントを足裏の前方へもっていく必要があり、ならばどこがベストか?という話をこれからしていきましょう!

重心との関係

かかと荷重になる要因の筆頭は加齢や体重増加による筋力低下により骨盤が中間位から後傾位気味に変化するためです。

因みにこの考え方、TM鈴木を除けば日本はおろか世界でも誰も提唱していないアイディアで、運動に骨盤の傾斜角が関わる等と考える関係者は皆無なのです。

骨盤後傾になれば仙骨から3cm前方にあるとされる重心(COG)はその位置が仙骨付近、つまり後方に移動するため、踵荷重にならざるを得ません。

真横から観た骨盤の傾き(傾斜角)が後ろ斜め下方を向くから、足裏にかかる荷重域が踵エリアになる(骨盤後傾 ⇒ 踵荷重)という順番です。

自分の体重(質量)の中心が後方へ移動するので、前方にはもちろん移動しにくく、それも爆発的とか素早く俊敏に動けるはずもありません。

しかし前方移動よりさらに良くないのはサイドや斜め、そしてターン等の動きで、踵荷重ではハムストリングや背部・臀筋群の発揮能力が低下するばかりか、体の中心部に近い大腰筋・腸骨筋を主とする深層筋群を働かせる機能が著しく低下するのです。

接地法の違い

フォアフット VS ミッドフット!?

昨年あたりからランニング業界内で大きな変革が起こっているランシュー問題に関しても、重心位置の問題に影響する骨盤傾斜角(前傾位)が大きく絡んでいます。

日本人ランナーの走る姿勢と黒人ランナーのそれを観れば一目瞭然であり、それは前者が骨盤前傾、後者が中間位、だから「黒人ランナー:フォアフット vs 日本人ランナー:ミッド(ヒール)フット」という接地法の違いにも影響します。

足関節が硬くしゃがみこみができない黒人ランナーは足首を背屈しずらく(足指を脛に近づけづらい)、指先が上がらない分つま先接地にならざるを得ないことも関係しています。

骨盤が十分に前傾、つまり骨盤の傾きが前斜め下方を向く(浅いお辞儀をするように)東アフリカ系の黒人ランナーが、フォアフット走法になるのはある意味当然です。

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しかしこの骨盤前傾/後傾にはまったくフォーカスせず、例えば「この(ナイキVapor Fly 4%)シューズをはくと自然にフォアフットになる」という意見は体が動作を誤認しているといっても過言ではないでしょう。

骨盤の傾斜角が変わらないのに(変えようともせず)、接地法だけを変えようとすれば体への負担が大きくなること(ケガの危険性)を理解しなければならないでしょう。

COGの概念を現場に取り入れると・・・

重心位置の変化

COG(身体重心)の考え方をみずからの感性に基づき実践したアスリート達、その結果育まれた類まれなる動作性能を発揮して我々の度肝を抜いてくれていますね。

彼らは各々が所属する(スポーツ)現場で比類なき動きで相手を圧倒し、ゴールを決めるといった人々が魅了されるシーンを数多く演出してきているのです。

イメージした重心をずらすだけ!

重心の概念があれば相手を振り切れる!?

動きに重心の考え方をとり入れた(と考えてもおかしくない)アスリートはごくわずかですが存在しますが、その筆頭はなんといってもMJことマイケル・ジョーダンでしょう。

MJがなぜあれ程敵を振り払い(仮にダブルチームであっても)ゴールを決められたかは、彼がこの重心の特性を十分に理解していたと考えれば合点がいきます。

みずからの重心位置を把握しそれを“一瞬”ずらす(ファンクション・コア:FCD)ことで相手を簡単に振り切る、彼のフェイクアクションは強者揃いのNBAプレーヤーをもまったく寄せ付けない凄さを持っていました。

現役ではサッカー界の小さな巨人ことリオネルメッシが重心をずらすことに長けており、一方でスーパースター:クリスティアーノ・ロナウドは筋の爆発的発揮能力で重心をわずかに意図して動かし体をコントロールしていると感じます。

重心を一瞬《ずらす》vs わずかに《動かす》、ゴール(目的)は同じでも手段が異なるのは選手個々が持つカラダ特性をしっかり理解した上での選択結果でしょう。

知れば様々な場面で応用が効く!?

重心イメージをスイングに合致させる!

重心を“一瞬”ずらす、“意図して”動かすことが対人競技でワン・オン・ワンで有利になることはいうまでもありません。

今までフェイク(フェイント)アクションは「足をこの角度でこういう感じで動かして、目線はこっちを見ながら実は・・・」という曖昧な指導が、「仙骨から3cm前にあるポイントを右(左・斜め前方・後方etc)にちょっとずらせ!と具体的な指示をだせるのです。

重心をイメージする動作法は他のスポーツに取り入れることも有効で、例えばゴルフならスイングを安定させて正確性を高めることにも貢献できるし、バッティングならタイミングを外されたとしても重心をギリギリまで維持することで粘り強い振りが可能でしょう。

知っているだけでも全く違う重心(COG)の考え方、まずはそのポイントがいかなる動きでも常にみずからの頭の中にイメージできるかが大切です。

感覚をつかむ実践

いつも頭の片隅に重心があり(“脳”の引出しの中にしまわれていて)、必要なときはいつでも中心に据えることができる!

「常に出し入れ可能な重心の引き出し方法」、その考え方は独自の実践(練習)を通して磨かれていきます。

どんなことをすればこうした重心のイメージが脳に育まれ、そして実際に使えるようになるのか?カギは以下のイメージです。

☆☆☆ヘソ下(下腹部)奥に生まれる卓球ボールより一回り小さい球☆☆☆

TM鈴木はこうした新たな発想と独自の実践法を確立し皆さんに提供する準備ができています。

もしご興味があれば是非、こちらにご連絡ください!

お問合せ先はこちら

あなたがそれを知れば他の選手達を大きく引き離し、日常生活なら動きやすい体を獲得できるはずです!(^^)!

TM鈴木

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