わずか3秒!トップスピード到達にはクラウチングで肩甲骨フロート~浮き出る“天使の羽”を有効活用!その技術と加速の関係~

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わずか3秒でトップスピードに達する(トップスピードに繋げる)走りの技術、これがあるか否かでゴールを走り抜ける時の差は大きく変わります。

知っていそうで意外と気付かないポイント、それが肩甲骨の“ちょっと変わった”動きです。

ではどうやって動かすのか?実は意外なところにそのポイントが潜んでいるのです。

この技術を使えば爆発的な加速技術を身に付けられる可能性が!早速究極のテクニックに触れてみましょう!(^^)!

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スタート加速のマル秘テク

まさしくこの時!“伸び”を好む筋肉の優位性が発揮される

ズバリ!言っちゃいましょう!

スタートから30mまでの加速で“ほぼ”トップスピードに達する/トップスピードに繋げる技術はクラウチング姿勢での「肩甲骨フロート(Float)」にあります。

「立甲/甲腕一致」等と呼ばれる肩甲骨フロート(浮かせるの意)の優位性を以下で解説しましょう!

“浮かせる”のが良いわけ

『バンッ!』という号砲が鳴る直前、選手達はクラウチング姿勢で頭をダランと下げ一瞬の静寂に全神経を集中します。

正にこの時指先をトラックに付けた腕の根元、肩甲骨の内側がボッコリと小高い丘のように盛り上がり、お互いに向かい合う“いびつな山頂”の寄り添う光景が観えるはずです。

多くのトップスプリンターの中でもウサインボルト氏(元選手)のそれはもの凄かった!この事実を知ってか知らずか伝えたメディア・専門家・指導者は全くいませんでしたが。

浮かぶ肩甲骨を感じるか?

本来なら胸郭に隣接し、外縁を滑るように動くのが肩甲骨の役割のはず!なのになぜ内縁が浮くこうしたフロート現象が起こるのでしょうか?

実はスタート直後人間は脚だけでなく体全体を使って加速操作をしなければ速く走れないため、腕を鳥の翼のように大きく振る必要があるのです。

このスイング操作に深く関与するのがその土台となる肩甲骨、大きく鋭く動かすため腕そのものより背中でグイッと引くことが求められます。

胸郭から離れた肩甲骨を土台とする腕振りは、それまで肩甲骨がベタッとくっついていた状態にくらべ、驚く程スムースでキレのある後方へのスイングを可能にします。

ボルト氏の骨盤から“うねる”走りの秘密はこの胸郭から離れた肩甲骨にあったわけです。

上手な加速技術の源

因みに腕の大きな前方スイングを減速させるのもその基軸となる肩甲骨です。

このフロート(浮かせる)感覚があれば、引く後方スイングで肩甲骨主導で背中全体を使えるし、前方も肩甲骨で腕の前振り速度をコントロールしコンパクトにたためます。

3秒でトップスピードに繋げる秘訣は肩甲骨フロート

つまり腕・脚だけより体の中心を使った操作の方が推進力は高まるわけです。

走りの素人は多くの場合腕と脚を使って走るため、体の中心(付近)はまったく動かないか!無駄に動くか!のどちらかです。

これは綺麗な走りを優先する日本人スプリンターにもいえますが、世界のトップはコアを積極的に動かして走る!だから当然ですが体幹にブレが生じるわけです。

できる人は試しに肩甲骨フロート状態で腕振りをしてみましょう!単に腕だけ振るのとは全く違うことに気づくはずです。

引く・押すといった動作を腕・脚だけでするのと骨盤・背中が連動する場合では、前方推進力に大きな差が生まれることを知る必要があるでしょう。

チーターがなぜ加速直後わずか2秒で時速72km/hに達するのか?それはのっしのっしと歩いている時からこの肩甲骨を浮かせる技術を本能的に利用しているからです。

チーターの立ち姿や動きをみると骨盤周辺つまりお尻がヒュンと上がっています。

肩甲骨が盛り上がり上手に動くのと、骨盤前傾によって伸ばされた大腰筋の働きは速く走ることに深く関係していることを伺わせますよね。

フロートの仕組み

肩甲骨フロート(浮く)の仕組みで重要な周囲筋群の動きをとり上げましょう。

肩甲骨が浮かび上がる要因は肋骨に水平から斜め下方に付着し肩甲骨内縁に停止する前鋸筋(Sarratus Anterior)、同じく脊柱から内縁に付く菱形筋の“伸び”に起因します。

肩甲骨の“裏”内側~胸郭脇に繋がる

前鋸筋は大腰筋・ハムストリングと同じく「伸ばされながらその筋長を維持して耐える・我慢する」伸張性収縮を得意とし、縮むよりも筋発揮能力を相対的に強くしてくれます。

ベンチプレス・腕立て伏せ等のいわゆる(縮める)筋トレに比べ、フロートさせて筋張力を高める方が、速さを追求する走りに必要な肩甲骨の動きに有利といえるでしょう。

具体的な感覚としてはフロートさせると体幹(内臓を含む胴体)の重さをズシり!と感じ「荷重する」ことの意味を改めて感じることができるはずです。

ピストル音直前のクラウチング姿勢で多くのトップスプリンターに観られるこの肩甲骨フロート、それだけ加速を重視し適度にリラックスした上で肩甲骨の動きを引き出す特徴が示唆されます。

クラウチングで肩甲骨フロートが観られない代表格はあのサニブラウン選手、つまりまだまだ同部位の可動域が広がる可能性があり、その分「伸び代」を十分感じます。

実際の走りでも脇が開き後方へのスイングがさらに速く鋭くなれば、9秒8〇台も十分狙えるでしょう。

思い通りに動くを追い求める

短距離のスタート直前姿勢に類似:肩甲骨はどうか?

自在に体を操るためには自身の特性を知って動きを変えていく必要があります。従来からある単にきついだけのウエイト(縮める)トレーニングでは機能的に不十分だと感じます。

肩甲骨が十分にフロートするためにさらに大切なポイントに取り組みましょう!そしてその仕組みを、理論だけでなく実践した上で理解すれば必ず走りに繋げられるはずです。

体の中心を連携させる技術

肩甲骨が浮くこと、でもその為には日本人なら少なくとも今の状態よりも+5度骨盤前傾しながらトップスピードで走れる技術が必要です。

なぜなら骨盤前傾と肩甲骨フロートは“しなる”脊柱の動きを通して機能的に連動するからです。

骨盤が前傾していても脊柱が“しならない”なら前傾は意味をなさないし、脊柱がしなっても今度は肩甲骨フロートができなければそれも意味はないのです!

つまり各部位が連鎖的に動けるよう筋発揮の感覚とその能力を高めなくてはなりません。

単なる”筋の質”だけではない黒人アスリートの能力

黒人スプリンターはそういう意味で他の人種よりアドバンテージがあります。骨盤が自然に前傾している彼らにとって普通に動けば脊柱と肩甲骨が自然に連動するのですから。

こうした動作(走り)中の+5度骨盤前傾により、他の部位の動きやその意識を変える骨盤前傾理論&実践法が『かるのび~kaRuNobi~』です。

今あなたに必要なのは実は手足をフルに使って動く(ウエイト)トレーニングではなく、『かるのび~kaRuNobi~』を通して各部位の動く感覚を敏感にすることではないでしょうか!

かるのびの効果を知る

多くのアスリートが知っているようで知らない現実、でも黒人はそれを本能的に使える現実、こうした未知の発見を生かすチャンスをみすみす逃してしまっていいのでしょうか?

誰より多く筋トレし誰より重い重りをあげる!それ自体本人の自由ですが、それでは今までオリンピックで日本人が決勝に進めなかった現実をなんら見据えていません。

腕や脚をこれでもか!と鍛えること!きついことをすることが評価されやすい環境、でもこれからは速く走る上でそうしたことはほとんど意味をなしません。

他人と同じ練習をしているうちは抜きん出ることはないし、人種的に同じような体型はあいも変わることはないでしょう。

この事実を理解できるアスリートが果してどのくらいいるでしょうか!大切なことは

重りに頼らず手足の動きに頼らないで動かない/動かなそうな部分の動き(モービリゼーション)を高めること

常識に左右されず先入観にほだされない思考環境の確立が急務です。

肩甲骨フロートとその感覚

ネコがいるのはこの際気にしない

実際にフロートができる人はそれなりにいますが、浮かせるだけでは走りに繋がりません!

フロートした肩甲骨を如何に上手く加速に繋げるか!具体的には肩甲骨主導での腕振り技術アップです。

しかしそのためには+5度骨盤前傾を身に付け、手足以外の体幹部が思い通りに動く感覚を研ぎ澄ます(高める)ことが大切です。

チャレンジを躊躇する日本人

日本人は骨盤が黒人程前傾にはならずむしろ中間位気味なので、肩甲骨は前斜め前方に向かって背骨から離れてしまい中々フロートしてくれません。

それをしっかり使う体の能力がまだまだ不足!それが黒人スプリンターとの走りの差になっていることに気が付いていないのです。

また保守的な日本人によくありがちな確立された理論・技術にしか手を出さないというアンチャレンジグな特色も、能力を今ひとつ高めきれない要因の一つです。

さらに筋の質に対する誤解も!伸びている状態で力を発揮できる大腰筋・前鋸筋なのに、それを縮めてしまうという愚策を教えるトレーナー・指導者のなんと多いことか!

大腰筋・前鋸筋は伸ばして使え!

が基本なのになぜわざわざ筋トレで縮めるのか?

そういう方々は是非!チーター動きを観て学んでほしいです。チーターはバーベルやダンベルを持ち上げなくても地上最速の動物です。

なぜそうなのか?を問いかけ学び直す必要があると痛感しています。

前鋸筋が伸びる/骨盤前傾感覚は本能!?

100m決勝でのスタート直前、クラウチング姿勢で大腰筋を縮めて余計な力みを生み、伸びやかな走りに繋げられない!あるいは下半身主導の加速になる!

これが日本人が抱えている弱点です!

それは大腰筋が腿をあげる時に使われる!というある意味誤った機能解釈をしているからに他なりません!

腿を胸に近づける時に使われる!というのはあくまで大腰筋のいち特性に過ぎないにも関わらずです。

走る時にどう使われるかを実際に考えず・試すこともなく、教科書をそのまま理解していては筋肉の本質的な使い方を見誤るのは当然です。

伸ばして使え!前鋸筋

従来とは違う前鋸筋や大腰筋の動かし方を通して観えるのは、現代の自由主義社会“だからこそ”日本において今なお存在する常識・固定観念・先入観的思想です。

かるのび~kaRuNobi~』は+5度骨盤前傾を通して従来からある考えを変える大きなきっかけやパワーを生み出します!

「今まではそんなこと(考え)ありえない!」という思考をとっぱらい、思い通りに動く体にするある意味非常識的な考え方・実践法に触れることがまず何より大切なこと。

最後に前鋸筋の伸び感を高めるワークアウトをご紹介します。初期段階でこれができればあなたの前鋸筋は腕振りを鋭くできる素養があるといえるでしょう!(^^)!

まずはあなた自身が前鋸筋ワーク、そして+5度骨盤前傾の効果を検証してみてください!

そして骨盤前傾によって脊柱・胸骨・肩甲骨の動きにすこしでも変化を感じたら、さらにチャレンジに値すると思うなら継続する決断が望まれるでしょう。

ここさえ読めば一目瞭然

十分な加速でトップスピードに繋げる技術を重視

▼わずか3秒でトップスピードに繋げる走りの技術、その秘密は「“伸ばされる”のを我慢する」ことが好きな前鋸筋を働かせる腕振りにある

▼伸びる状態を好む前鋸筋が働くと後方スイングは大きく鋭く、前方スイングはコンパクトになり骨盤前傾による脊柱のしなりと連動することで、相応の推進力アップが期待できる

▼筋肉を縮め重くする常識でなく、動作中の伸びる動きを再評価すべき!肩甲骨フロートや骨盤前傾による大腰筋の伸びを優先するチーターの動きをみてもそれは明らか

▼固定観念に左右されない思考を獲得すべき!手足ではなく体幹を動かす意識を高め、重りを扱うより伸びる状態で耐える筋の感覚を敏感にすること

TM鈴木

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