白熱するリオ・オリンピック、現地時間11(木)金藤選手が200m平泳ぎで金メダルを獲得しました。
競泳では萩野公介選手の400m個人メドレーに次ぐ金メダルとなりました。
日本は競泳王国として着実に一歩一歩階段を駆け上がっています。現在の位置はアメリカ、オーストラリアに次ぐ2番手グループ(ロシア・中国・カナダ等)に入る実力でしょう。
日本はフリースタイル(クロール)以外の種目、バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎではそれこそトップと遜色はないと思います。しかしフリースタイルだけはどうしても上位に食い込めません。
特に100・200mなどの短距離!?(水泳の場合、本当の短距離は50m、100m以上は(短)中距離に属するとTM鈴木は観ていますが)種目ではまったく歯が立たない状況です。
なぜ他の3種目では対抗できて、フリースタイルでは歯が立たないのでしょうか!
一般的な話として技術系種目の3種は日本人の器用さを駆使することでタイムを短縮できるけど、絶対的なパワーが要求されるフリースタイル(実はバタフライも絶対的パワーが必要)ではデカい外国人にはかなわないという理論です。
単にサイズやパワーの問題なのでしょうか?
デカさや力では太刀打ちできないので、選手育成コースに入ってから指導者の勧めでフリースタイルから技術系3種目への変更をするという話も耳にします。
どちらも当たらずとも遠からずといったところでしょうか。
TM鈴木が調べてみた限り、明確な答えというのは存在していません。
ただ業界内では「外国人のパワーやサイズ」によるマイナス信仰!?(のようなもの!?)があるように感じました。
同じ人間なんだからやってみないとわからんよ!
という考えには至らないのかもしれませんね。
TM鈴木のように第3者として捉えるのと、実際の現場とは大きな隔たりがあるのかもしれません。
しかし!ここは声を大にしていいたい!
チャレンジなくして成果なし!
仮に、サイズやパワーに対するマイナス信仰があって計算だかく金メダルを取れる種目を選択しているとなればそれは最初から勝てないといっているようなものではないか!と。
だからTM鈴木は思うのです。
100mのフリースタイルで世界一になってこそ価値があるとね。
そのためにどんな要素が必要なのか、身体づくり・精神的要素・振る舞い・社会性等々、選手にはこれから学び経験してもらわなければなりません。
勝てる種目だから選んだ!そして勝てた!それが悪いことだと言っているのではありません。
従来からある理論、考え、信仰!?を崩してこそ、本当の価値があると言いたいのです。
一般的には無理だ!そんなの。と思われてもいいのです。
チャレンジする本人が無理だ!と思わない限り挑戦はずっと続きます。
今ある水泳界の常識!?を覆すために、今ある泳ぎの常識を崩し、非常識な事もどんどん取り入れていく!
そんな野心に満ち溢れた人間が一人でも増えてくれたらこれからのスポーツ界は益々発展することでしょう。
日の丸を背負うスイマー(選手)たちはさらに活躍すること間違いありませんね(^^+
TM鈴木