膝の痛み!どうするか!?

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クライアントのEさん、旅行から帰ってきて左の膝が痛むのがどうにも我慢できず近くの整形外科へいったそうです。
診断結果は「変形性膝関節症」とのこと。。。
レントゲン写真では骨の間が狭まっていたようでそのような診断結果に至ったのでしょう。
病院でリハビリを薦められましたがちょっと躊躇していてどうしたものか?とTM・スズキのところに連絡がありました。
膝の状態を見せてもらったところ腫れはなくお皿の動きも悪くありません。
原因はハワイ旅行中に400m程の山!?に登り、降りる際にちょっとした段差をジャンプしたら左膝が崩れて倒れてしまったとのこと。
この時に多少膝を捻ったのかもしれません。
さて、膝のクッションである半月板はどうでしょう!
内側に多少の圧痛(患部を押した歳の痛み)がありました。
そこで尋ねました。『曲げたときに伸ばしにくいこと、引っかかる感覚はありませんか?』
ない!とEさん。
半月板に傷がついているとその程度によっては関節鏡手術になることもあります。
破れたり破損してささくれ立っている部分を削ぎ取って綺麗にしたり半月板そのものを切除したり、何かと手間がかかるのです。
私、TM鈴木の本職はアスレチックトレーナーです。
特に現場でケガをしたアスリートやスポーツ愛好家のケガの状態を評価しなければなりません。
我々アスレチックトレーナーがそういった場合に使う判断基準に【HOPS:ホップスフォーマット】評価法があります。
H:History どうやってケガをしたのかその状況、ケガをした際の動作や体勢を詳しく聞き出します
O:Observation 歩く動作、座り方、動き全体を観察します。血腫や腫れの有無も観ます
P:Palpation 触診します。どの程度腫れているのか。お皿や関節の動きをチェックします
S:Special test 膝の損傷(半月板・靭帯・関節包・筋肉)具合を様々な評価テストにて確認します
こういった一連の評価をすることでケガの状態を客観的(だれが観てもなるべく同じ結果となるよう)に観ることが可能です。
さて、Eさんです。
彼女は60代後半、年齢的に考えて関節症との診断は受け入れられるものでしょう。
問題はその後のリハビリによって日常のQOL(クオリティーオブライフ:生活の質)を高められるかという点です。
Eさんは歩くとき左脚に体重が半分程度しかかからない状態でした。
TM鈴木としては膝周りの機能を改善することでQOLの回復が望めると判断しました。
Eさんには膝のリハビリで最も初歩的なクワッドセットをまずやっていただくことにしました。もちろん治療によって痛みを軽減しながらリハビリを併用して行います。
仰向けになり膝の裏になるべく大きく巻いたバスタオルを置きます。次に足首を直角もしくはつま先を同側の脛(すね)に近づける感じで膝の裏でその巻いたタオルを押しつぶす感じです。
こうすることで完全に伸びず5度程曲がっている状態だったEさんの膝はしっかりと伸びた状態で体重を支えられるようになります。
治療後、正しいクワッドセットのやり方を教え自宅でも実践していただけるように施しました。
リハビリ後はアイシングも必要で具体的は方法を指導させていただきました。
今後は経過観察となりますが、なるべく長期的にリハビリを継続していただき、こちらとしては予後をしっかり見守りたいと思います。
早く痛みがひきますように!
TM鈴木

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