お腹には3重の筋肉が存在する!深部深層筋群の役割

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体幹部、特にお腹には筋肉が数層にわたって存在しておりそれぞれが独自の役割をもって機能しています。
さて、そんなお腹の構成でとても大切なもの、それが今回紹介する深層筋群です。表面に見える腹筋(正確には腹直筋)と違いまったく見えませんが、その機能は非常に大切です。
腹筋は皮下脂肪が少なければ6パック(6つに割れた状態)になり筋肉質な人たちの象徴です。腹筋は主に前かがみになったりお腹を縮めるときに使われる筋肉です。
続いて2層目には外内腹斜筋という斜めに動く筋肉があり身体をねじったり横に曲げたりするのに役立ちます。
そして3層目にあるのが深層にある腹横筋、この筋肉は腰痛予防に使われるコルセットの役目をします。
そう!あなたにも、TM鈴木にもだれにでも!腹横筋はあります!
実は腰痛になりコルセットをつけてる人達はこの“身体に存在するコルセット”がうまく使えない状態なのです。
腰に巻くベルトを買ってつけておくことは腰痛の悪化を防ぐ手段ですが、せっかくその“体内コルセット”が自分のお腹の中に備わっているのだから使わない手はないですよね!
腹横筋は背骨の周りについていて背骨の動きに合わせて伸び縮みしながら腹腔(ふくくう:内臓を守る袋)の内圧を調整して腰椎に無理な負荷がかからないように防御しています。
腹横筋がうまく伸縮すれば腹空内圧という内臓の周りを覆っている“ふうせん”の圧力が高まり腰椎と筋肉その他の軟部組織がシンクロ(共働して)して動くようになります。
風船は膨らましたときはパンパンに張っていますが数日するとダラ~ンと空気が抜けてくる状態になります。腹横筋が働かなくなっている状態はこの数日たった風船状態とイメージできます。
筋肉は隣近所同士がいかに一緒になって動くか(シンクロ)、腰の場合は特に柱(脊柱:せきちゅう)との動きのコラボレーションが欠かせない要素です。
ダイエットや体型を変えるためには腕や脚の動きだけでは限界があります。体幹、特にお腹の奥にあるこの深層筋群を刺激できるとその効果がグンと高まります。
腹横筋エクササイズ《ドローイン》
仰向けに寝て膝を立て片方の指でおへその横ちょっと外側を上から押し続けながらゆっくりと10秒かけて息を吐き8秒かけて息を吸ってみましょう。
吐ききる手前、吸い終わる手前で指で押し続けたポイント(下っ腹)が膨らんでくるのが正しいトレーニングのやり方です。
風船がパンパンに張っている状態をつくるわけです。もし膨らんでこなければ息を吐き終わるか吸いきる手前で終わってしまっている可能性があります。息が続かないのですね。
数回やれば1分程度の運動になり、それだけでも身体が熱くなってきます。あっ、そうそう、そのエクササイズをする際は骨盤の前傾を忘れずに!
ちょうど腰のあたりが床から離れて肩甲骨とお尻のあたりに圧がかかっていれば骨盤の前への傾斜が維持されています。
吐ききるとき、吸いきるときに床に腰の圧がかかっている(腰部が床についている)状態では腹直筋が使われてしまいますので大腰筋(だいようきんを含む)深部筋群がうまく使えていません!気を付けてください。
深層筋にはこの腹横筋の他に大腰筋があります。
大腰筋のエクササイズはどうしたらよいのでしょう!?
続きは次回以降で。
TM鈴木

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